フィリピンの首都・マニラは、多国籍文化が交差する活気あるグルメ都市。昔ながらの家庭料理が味わえる老舗から、マニラ湾の絶景を望むラグジュアリーレストラン、歴史地区イントラムロスの名店まで、魅力あふれる料理スポットが揃っています。
本記事では、マニラの中心部であるマニラ市のレストランから、フィリピン料理の伝統や洗練されたダイニング体験を楽しめるおすすめの6店をご紹介。旅の目的にも合わせて選べる、マニラならではの“とっておきの美食体験”をご案内します。
1984年創業の老舗フィリピン料理レストラン。40年近くにわたり、本場フィリピンの家庭料理を大切に守り続けてきました。スペイン統治時代の影響を受けた内装と、温かみのあるサービスが特徴で、地元の人々はもちろん、観光客からも愛されています。また、マニラのマラテ地区、アドリアティコ通りという便利な場所に位置し、アクセスも良好です。
パリッと焼き上げた豚肉料理や、じっくり煮込んだアドボ(マリネした肉の煮込み)、酸味が特徴のシニガン(フィリピンの代表的なスープ)など、伝統的な調理法で作られる料理の数々は絶品です。
シーフード料理も充実しており、新鮮な海の幸を使った料理も人気メニューです。時には小さな歌のトリオによる生演奏が食事を彩り、フィリピン文化を五感で楽しむことができます。
Bistro Remedios
住所:1911 Adriatico St, Malate, Manila, 1004 Metro Manila
営業時間:11:00~15:00/18:00~23:00
マニラ湾を一望できる「アドミラル・ホテル」の最上階に位置する贅沢なルーフトップダイニング。世界の食文化を一度に楽しめるビュッフェスタイルで、新鮮なシーフード、職人の技が光るカービングミート、クラシックなデザートまで、多彩な料理の数々が楽しめます。
特に人気なのは、新鮮な牡蠣、繊細な味わいの刺身、ジューシーなローストビーフ、そして甘さ控えめの本格チョコレートケーキ。中央に設置されたデジタルキャットウォークテーブルでは、インタラクティブなダイニング体験とエンターテイメントも楽しめます。
また、スタッフのサービスも行き届いており、テーブルを定期的にチェックするなど、細やかな配慮が感じられます。
・朝食ビュッフェ
月〜日曜日の朝6:30〜10:30に提供される朝食ビュッフェ。(1,888ペソ/人)
・ランチビュッフェ
月〜土曜日の正午12:00〜14:30に楽しめるランチビュッフェ。(2,998ペソ/人、祝日は4,098ペソ)
・ディナービュッフェ
毎晩18:00〜22:00に提供される夜のビュッフェ。(日〜木曜は3,498ペソ、金〜土曜と祝日は4,098ペソ)
※コース料金や内容は季節によって変わる可能性があります。
Admiral Club Manila Bay
住所:2138 Roxas Boulevard, Malate, Maynila, 1004 Kalakhang Maynila
営業時間:6:30~10:30/12:00~14:30/18:00~22:00
マニラの中心部に位置する「ニュー・コースト・ホテル・マニラ」の3階にあるビュッフェレストランです。インターナショナルな料理とヘルシーな食材にこだわった多彩なビュッフェを提供しており、マニラでも屈指の高評価を得ているレストランです。
特にシーフードは、ゲスト一人ひとりの好みに合わせてその場で調理してくれるパーソナライズドサービスが魅力。料理ブースごとに数名のシェフが待機し、出来立ての料理を提供する贅沢なスタイルを採用しています。
LRT線ペドロヒル駅から徒歩約10分という好立地で、ホテル内にあるため駐車場も完備(有料)。朝食、ランチ、ディナーと一日を通して営業しており、日曜日もランチを提供しています。
Market Cafe
住所:3rd Floor New Coast Hotel Manila 1588 Pedro Gil, corner Del Pilar St, Malate, Manila, 1004 Metro Manila
営業時間:6:00~22:00
5つ星の高級ホテル「マニラホテル」内に位置する高級フレンチレストランです。ダイニングは格調高いヨーロピアンスタイルの空間で、「国内で最もロマンチックな部屋」と称されています。クリスタルのヤシの木、タッセル付きの天井の装飾、花柄の椅子など、細部まで洗練されたインテリアが優雅な雰囲気を演出。ドレスコードはセミフォーマルとなっています。
フードメニューは、ビーフリブ、サーフ&ターフ、シーフードプレート、特製ステーキなど、手の込んだ料理と洗練されたデザートが自慢。テーブルサイドでの調理パフォーマンスや生バイオリン演奏が、食事に華やかさを添えています。
シャンパン・ルーム デギュスタション
ランチ(土日)とディナー(月~土)に提供される特別コース。シャンパン・ルームの粋を集めた料理の数々が楽しめます。
The Champagne Room in the Manila Hotel
住所:Manila Hotel Tent, Ermita, Manila, 1000 Metro Manila
営業時間
【月~土】11:00~14:30/18:30~22:30
【日・祝】11:00~14:30
マニラの歴史地区イントラムロスに位置する「ザ・ベイリーフ・ホテル」の屋上レストラン。
マニラ湾の絶景を眺めながら、伝統的なフィリピン料理からインターナショナルな料理まで、幅広いメニューをワインやカクテルとともに楽しめます。
・ベイリーフ・オールデイ・タパ:ガーリックライスに炒めたビーフと卵をトッピングした看板メニュー。(350ペソ/約770円)
・ディアボラ:モッツァレラチーズとスパイシーなペペロニがたっぷりのピザ。ワインとの相性抜群。(570ペソ/約1,250円)
・エンサイマダ・プディング:特製デザート。カスタードとマンゴーボールを添えて。(240ペソ/約530円)
・ハウス・チュロス:サクサク&もちもちの食感が楽しいスイーツ。カカオまたはキャラメルディップ付き。(150ペソ/約330円)
・ディナービュッフェ:金曜・土曜限定のビュッフェ。フィリピン料理をはじめ、ピザ、パスタ、サラダなどが食べ放題です。(780ペソ/約1,720円、時間無制限/※天候が良い日のみ)
※コース料金や内容は季節によって変わる可能性があります。
Sky Deck at The Bayleaf Hotel
住所:Muralla corner Victoria Streets Intramuros, Manila, Luzon 1002 Philippines
営業時間:16:00~23:00
【スカイ・デッキ・アット・ザ・ベイリーフ・ホテル】
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マニラのイントラムロスに佇む古い洋館を改装した一軒家レストランです。オールドマニラの雰囲気を色濃く残した空間で、フィリピン料理とスペイン料理のフュージョン料理が楽しめます。
・Paella Ilustrad:看板メニューの伝統的なスペイン風パエリア。具材たっぷりで、フィリピン風のアレンジが施されています。
・Adobong Bagnet and Prawns with Taba ng Talangka:6種類のスパイスでじっくり煮込んだ豚バラ肉に濃厚なカニのソースをかけた逸品で、地元の人々にも愛されています。
・パンシット・マラボン:もちっとした太麺に海老のフレークとゆで卵がトッピングされた、ガーリックの香る絶品麺料理
・Sampaguita Ice Cream:フィリピンの国花であるサンパギータ(ジャスミン)の花びらを抽出して作った唯一無二のアイスクリーム。
80席を備えた店内は、古きよきスペインの香りがする格調高いインテリアで統一され、落ち着いた雰囲気が漂います。プライベートの祝い事にも最適な空間で、アジアの要人も訪れる名店です。
Ilustrado
住所:744 Cabildo Street, corner Recoletos St, Intramuros, Manila, 1002 Metro Manila
営業時間
【月~土】8:00~22:00
【日・祝】9:00~18:00
マニラには、フィリピンの食文化を深く味わえる名店から、心躍る絶景レストラン、ホテルならではのホスピタリティが光るビュッフェまで、多彩な美食体験が広がっています。
どのお店も、それぞれの“マニラらしさ”を存分に感じられる特別な空間ばかり。旅のシーンに合わせて足を運べば、きっと忘れられないひと皿に出会えるはずです。
次のマニラ旅行では、本記事で紹介したレストランを参考に、あなたならではのグルメ旅を楽しんでみてください。
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