~動物園では味わえない、感動の「ペンギンウォッチング」体験~
「動物園ではなく、自然の中で暮らすペンギンを見てみたい!」そんな願いを叶えてくれるのが「ペンギンウォッチング」。
ペンギン=南極というイメージが強いですが、実は温暖な地域にも多く生息しており、
日本から比較的アクセスしやすい場所もたくさんあります。
今回は、日本から行きやすい順に、世界で野生のペンギンに出会えるおすすめスポットとベストシーズンをご紹介します。
一生に一度の感動体験を、ぜひあなたの次の旅に取り入れてみてください。
画像参照:GET YOUR GUIDE
メルボルンから車で約2時間。夕暮れ時になると、海から巣へと帰る“ペンギンパレード”が始まります。
体長わずか30cmほどの小さなフェアリーペンギンたちが、波打ち際をとことこ歩く姿はまさに癒しそのもの。
見られるペンギンの種類: フェアリーペンギン(世界最小種)
ベストシーズン: 通年(毎晩「ペンギンパレード」を観察可能)
観光施設が整備されており、保護区内の専用デッキから安全に観察できます。
夜間でもライトアップされており、家族旅行やカップル旅行にも人気の定番スポットです。
画像参照:GET YOUR GUIDE
ニュージーランド南島のダニーデン近郊にあるオタゴ半島は、ペンギン保護区として知られています。
特に、目の周りが黄色い「イエローアイドペンギン」は世界でも数千羽しか生息しておらず、ここでしか見られない貴重な存在。
見られるペンギンの種類: イエローアイドペンギン(世界で最も希少なペンギン)
ベストシーズン: 9~2月(繁殖期で観察に最適)
夕方になると、海から巣に戻ってくるペンギンの群れを観察できます。
自然保護活動が盛んな地域で、エコツーリズム志向の旅行者にも人気です。

赤道直下に生息する唯一のペンギン、ガラパゴスペンギン。
体長約35cmと小型で、泳ぎが非常に速く、シュノーケリング中に一緒に泳げることも。
見られるペンギンの種類: ガラパゴスペンギン(赤道直下に唯一生息)
ベストシーズン: 6~11月(寒流が流れ込む季節)
サンタクルス島やイサベラ島周辺では、ウミガメやアシカとともにペンギンが登場することもあり、まさに地球の楽園です。
自然保護が徹底されており、訪問には認定ガイド同行のエコツアー参加が必須です。
・野生動物との共存を実感できる世界遺産の島
・6〜11月は涼しい海流でペンギンが活動的
・南米ツアーの人気観光ツアーの一つ
参照記事:GET YOUR GUIDE
パタゴニア地方にある世界遺産「バルデス半島」では、
毎年9月になると数十万羽ものマゼランペンギンが砂浜に上陸し、巣作りを始めます。
見られるペンギンの種類: マゼランペンギン
ベストシーズン: 9〜3月(繁殖・子育てシーズン)
ヒナを温める親ペンギンや、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんペンギンの姿も見られ、まるでドキュメンタリーの世界。
さらに、クジラ・アシカ・グアナコなど、多彩な野生動物と出会えるのもこの地域ならではの魅力です。
・世界最大級のペンギンコロニーを観察可能
・クジラウォッチングと組み合わせたツアーが人気
・南米でも最もダイナミックな自然体験の一つ
参照記事:GET YOUR GUIDE
ケープタウン中心部から車で約40分。青い海と白い砂浜に囲まれた「ボルダーズビーチ」では、
ケープペンギンが人のすぐ近くを歩き、岩場の隙間からひょっこり顔を出す姿も。
見られるペンギンの種類: ケープペンギン
ベストシーズン: 通年(特に繁殖期の2〜8月がベスト)
遊歩道や展望デッキから自然のままのペンギンを観察できる上、ビーチの一部ではペンギンと一緒に泳ぐことも可能!
リゾート気分と野生動物観察を同時に楽しめるのが大きな魅力です。
・ケープタウン発の1日観光ツアーで気軽に参加可能
・子育て中の親ペンギンが見られる時期もあり
・世界的にもアクセスしやすい「都会から行けるペンギンの楽園」
野生のペンギンに会える場所は、南極だけではありません。
日本から行きやすいオーストラリアやニュージーランドから、南米・南極の壮大なコロニーまで、世界中に感動的なペンギンの聖地があります。
ベストシーズンを確認して旅行時期を決める
現地ガイド付きのエコツアーを選ぶ
ペンギンに触らない・近づきすぎない
可愛らしい姿に癒されながら、地球の自然の偉大さを感じる旅。
あなたの次の海外旅行は、ぜひ“ペンギンに会いに行く旅”にしてみませんか?