2025.09.23

モロカイ島の魅力｜観光地化されていないハワイを体感する

華やかなリゾートや観光開発が進むオアフ島やマウイ島とは対照的に、ハワイ本来の素朴な姿を色濃く残しているのが モロカイ島（Moloka‘i）

「フレンドリー・アイランド（Friendly Island）」と呼ばれ、地元の人々の暮らしや文化に触れられるのが最大の魅力です。

今回はそんなモロカイの魅力をご紹介いたします。

1. カラウパパ国立歴史公園（Kalaupapa National Historical Park）

断崖絶壁に囲まれ、海から隔絶された特別な集落。

19世紀後半、ハンセン病（らい病）患者が隔離されて暮らした場所として知られています。司祭ダミアン神父が献身的に患者を支えた歴史は、今も語り継がれています。

・楽しみ方

ガイド付きツアーで療養所跡や教会を巡り、実際の歴史に触れる
展望台「カラウパパ・ルックアウト」から断崖に囲まれた集落を一望する絶景
島の人々が大切に守ってきた「記憶」と「祈り」に思いを馳せる

👉 ポイント
訪問には事前手続きが必要な場合があるため、必ず最新情報を確認しましょう。

モロカイ島で最も神聖な場所のひとつとされる、美しい渓谷。

約1,500年以上前にポリネシア人が定住したとされる、ハワイ最古の集落。
緑豊かな渓谷には、神話や伝説が数多く残されています。

・楽しみ方

ローカルガイドと共に滝までハイキング（プライベートツアーが主流）
「モアウラ滝（Mo‘oula Falls）」は迫力満点の落差約75m。泳ぐことも可能
ガイドからハワイの文化や伝統、土地にまつわるストーリーを学べるのも大きな魅力

👉 ポイント
個人での立ち入りは制限されているため、必ず現地ガイドの案内で訪れるのが基本です。

「人の少ない楽園」を体現する、広大な白砂ビーチ。

全長約4.8kmにわたり続く白砂のビーチは、ハワイでも最大級の規模。
観光客が少ないため、まるでプライベートビーチのような静けさを味わえます。

・楽しみ方

ビーチを独り占めして散歩や日光浴
サンセットタイムには、地平線に沈む壮大な夕日を堪能
キャンプ場も整備されており、夜は満天の星空を眺めることも可能

👉 注意点
波が強いため遊泳には不向き。景色や散策を楽しむビーチと心得ましょう。

モロカイ島では、豪華なショッピングやナイトライフはありません。
しかしその代わりに、ありのままのハワイの自然と文化に触れることができます。

・カラウパパで歴史と祈りを学び

・ハラワ渓谷で神話と自然を体験し

・パポハク・ビーチで静かな夕日を眺める

それは、他のハワイ諸島では味わえない「もうひとつのハワイの姿」。
観光地化されていない素朴さと、島の人々の温かさが、心に深く残る旅を約束してくれます。

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