ベトナム中部に位置するホイアン。
中国人街を中心に古い建築が残り、夜にはランタンで輝くナイトマーケットで有名です。そんな古きよき時代の街並みを今に残す古都ホイアン。
歴史を感じるノスタルジックな街並みと鮮やかなランタンが輝く夜の姿は、多くの観光客が訪れる人気の理由です。
今回はそんなホイアンを半日観光してきたのでご紹介いたします。
昼食と名所巡り
1.ホイアン名物「カオ・ラウ」
まずは少し遅めの昼食で、移動で疲れた体に元気を与えます!
いただくのはホイアン名物の「カオ・ラウ」。米製の麺を使っていて、なんでも日本の伊勢うどんがルーツといった説もあります。利用されている麺はホイアンでしか手に入らない為、他のベトナムの都市ではなかなかお目にかかれない料理のようです。ホイアンであれば、屋台やレストラン等で注文をすることができます。
麺が隠れるぐらいのミント等の香草や焼き豚肉がトッピングされており、味も日本人にはなじみやすい醤油ベース。
私は「タン・カオ・ラオ」という名前の屋台でいただきました。
2.観光チケットを購入
ホイアンの街中を歩くだけでもノスタルジックな雰囲気を楽しめますが、各所にある歴史的建物にエントリーするには観光チケットを購入する必要があります。
町の各所にあるチケット売り場で5枚つづり1セット(12万ドン)で販売されています。チケットが必要な名所をあらかじめ確認しておき、必要な枚数を購入しましょう。ただし、有効期限は1日のみとなるのでご注意を。
私たちが周ったスポットはこちら。
・廣肇会館
三国志でお馴染みの関羽が祭られている中国人の為の、集会所
・日本橋
1593年に当時ホイアンに住んでいた日本人によって架けられたといわれている。
・フーフンの家
約200年前に貿易商人の家として建てられた木造建築。随所に生活の工夫がみられる。
・タンキ―の家
200年前に建てられた中国広東出身の漁師の家。所々、日本と中国の建築様式がミックスされている。
・福建会館
航海安全の守り神を祀っている。
・クアンタンの家
約300年前に建てられた中国人の住まい。ホワイトローズを作る光景が見られます。
どこか懐かしいような、だけど初めて見る、少し不思議な感覚になります。このエリアにはお土産にぴったりな雑貨屋等も立ち並んでいて観光と買い物を同時に楽しめます。
晩ご飯とナイトマーケット
3.リバーサイドでベトナム料理を堪能
トゥボン川沿いには多くのレストランやカフェが立ち並びます。トゥボン川を眺めながら、ベトナム料理をいただきます。川下りを楽しむ人や、ベトナムの名物人力車「シクロ」で町を巡る人、お菓子や雑貨の売り子さん等、多くの人で賑わっています。
4.ランタンで彩られたナイトマーケットへ
晩ご飯の後は、ホイアンのナイトマーケットを巡ります。1本の通りに雑貨等のお土産屋やバーや屋台、様々なお店が並びます。80メートル程の道の長さなので、そこまで大きなナイトマーケットではありません。
もちろんランタンを購入することもできます。ただし、日本とベトナムは電圧が異なるのでご注意を。
これでホイアン滞在は終わり。町が小さいので1日の滞在で充分ですが、なぜだか再訪したくなる不思議な町でした。
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