ニューオーリンズを訪れるなら、絶対に外せないスポットが コンゴ・スクエア(Congo Square)。
ここは単なる公園ではなく、「ジャズ誕生の地」として知られる、音楽史において極めて重要な場所です。音楽ファンだけでなく、アメリカ文化の源流に触れたい旅行者にとっても一度は訪れたい“聖地”です。
18世紀から19世紀にかけて、ニューオーリンズには多くのアフリカ系住民が暮らしていました。
当時、奴隷として連れてこられた人々にとって、唯一の自由な時間が 日曜日の午後。彼らはこのコンゴ・スクエアに集まり、太鼓やパーカッションを叩き、歌い、ダンスを踊り、魂を解放していました。
このリズムや踊りはアフリカ文化に深く根ざしており、後にブルース、ゴスペル、そしてジャズといった音楽の誕生へとつながります。つまり、コンゴ・スクエアは アメリカ音楽の“心臓部” ともいえる場所なのです。
現在は ルイ・アームストロング・パーク(Louis Armstrong Park) の一角に整備されており、観光客や地元の人々の憩いの場となっています。広場には記念碑や彫刻が設置され、音楽とダンスの歴史が感じられる空間になっています。
特に注目したいのが、現在も行われている ライブ演奏やフェスティバル。ジャズやアフリカ系音楽のイベントが開催され、太鼓のリズムとともに当時の雰囲気を体感することができます。運が良ければ地元のミュージシャンによる即興演奏を聴くことができるかもしれません。
ジャズファン、ブルースファンにとって、コンゴ・スクエアはまさに巡礼地。ここを訪れることで、ただ音楽を「聴く」のではなく、その ルーツを肌で感じる体験 ができます。
アメリカ音楽の礎を築いた場所に立ち、当時の鼓動に耳を傾ければ、きっとジャズやブルースの響きがより深く心に刻まれることでしょう。
・場所:ルイ・アームストロング・パーク内(フレンチクォーターのすぐ北)
・おすすめの時間帯:昼間の散策や、イベント開催時
・持ち物:カメラと音楽を愛する心!
周辺にはフレンチクォーターやジャズクラブが集まるエリアもあり、観光ルートに組み込みやすいのも魅力です。
コンゴ・スクエアは、ただの広場ではなく「アメリカ音楽の原点」。ここに立つと、ジャズがどのように生まれ、人々の生活や祈りと結びついてきたのかを感じられます。ニューオーリンズを訪れる際は、ぜひ立ち寄って、その歴史と音楽の鼓動に触れてみてください。
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北米周遊プラン対象国 | ||
アメリカ | カナダ | メキシコ |