先日、シンガポールへの旅行に行ってきました。その中で感じたことや、旅行前に知っておくと便利だなと思った情報をいくつかピックアップしました。
これからシンガポールを訪れる方に、ぜひ参考にしていただきたいポイントをまとめましたので、今回はその中から特に役立ちそうな3つを詳しくご紹介します。
是非、シンガポールを旅行するという方はチェックしてみて下さい。
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庶民的な食事はホーカーがオススメ
シンガポールは世界的に物価が高い国として知られ、特に外食費用は日本よりも高めと感じることが多いです。
日系のラーメンショップや高級レストランでは、一食で2,000円以上かかることも珍しくありません。そのため、滞在中の食費を抑えつつ、シンガポールの多彩な食文化を体験したい方にぴったりなのが「ホーカー」です。
ホーカーとは?
ホーカー(Hawker Center)は、シンガポール独自のスタイルで展開される庶民的な屋台村やフードコートのような施設です。都市内の至るところに点在しており、地元の人々の日常的な食事の場としても親しまれています。一つのホーカーには多くの飲食店が軒を連ね、それぞれの店舗が個性的な料理を提供しています。
ホーカーの特徴は、手軽さ・多様性・コスパの良さ。観光客はもちろん、地元の人々も集まる場所で、安価でありながら本格的な料理を味わえるのが魅力です。
ホーカーで味わえる多国籍料理
シンガポールは多民族国家であり、さまざまな文化が融合しています。そのため、ホーカーでは以下のような多国籍料理を楽しむことができます。
・中華料理
海南チキンライス、チャークイティオ(焼きそば)、ラクサ(ココナッツカレー麺)など。中華系の料理はホーカーでも定番で、多くの店舗で提供されています。
・マレー料理
ナシレマ(ココナッツミルクで炊いたご飯に具材を添えた料理)やサテ(串焼き)が人気。スパイスの効いた味付けが特徴です。
・インド料理
プラタ(薄焼きパン)、フィッシュヘッドカレー、ビリヤニ(スパイシーな炊き込みご飯)など、多彩な選択肢があります。
・欧米料理やその他の国の料理
シンガポールでは西洋料理や日本料理、韓国料理などもホーカーで見かけることがあります。手軽に異国の味を楽しめるのもホーカーの魅力です。
ホーカーの魅力
・コスパが抜群
シンガポールの一般的なレストランと比べて、ホーカーは非常にリーズナブル。通常のレストランでは一食1,500~2,000円かかることもありますが、ホーカーでは一品あたり500~800円程度で満足のいく食事が楽しめます。一部のメニューはさらに安く、飲み物を加えても1,000円以下で済むことも。
・多彩な選択肢
一つのホーカーに数十店舗が集まることもあり、同じ場所で複数の国や地域の料理を味わうことが可能です。異なる料理を少しずつ試してみるのも楽しいでしょう。
・現地の雰囲気を体験
ホーカーは地元の人々の生活に根付いた場所でもあります。観光客だけでなく、サラリーマンや家族連れなど、さまざまな人々が集まる活気あふれる雰囲気の中で食事を楽しむことができます。
有名なホーカーセンターとおすすめスポット
シンガポールには多くのホーカーセンターがありますが、特に以下の場所は観光客にも人気です:
・ラオパサ(Lau Pa Sat)
ビジネス街に位置する歴史的なホーカーセンターで、特に夜になるとサテ通りで提供される串焼きが名物です。
・ニュートンフードセンター(Newton Food Centre)
シーフードが豊富で、ペッパークラブやバーベキューシュリンプが楽しめるホーカーとして有名。
・チョンバルマーケット(Tiong Bahru Market)
地元民にも愛される場所で、シンガポールの定番グルメを手頃な価格で味わうことができます。
ホーカーでの食事のポイント
・現金を用意
ホーカーの多くの店舗ではカード払いが使えないことが多いです。現金を小額ずつ持っていくと便利です。
・飲み物の注文も忘れずに
シンガポールの気候は暑いため、食事の際には冷たいジュースやティーを頼むとリフレッシュできます。
・清潔さへの配慮
シンガポールのホーカーは政府の厳しい衛生管理基準を満たしているため、安心して利用できます。ただし、店舗ごとに清潔度が異なる場合があるので、混雑している人気店を選ぶのがおすすめです。
お土産に最適なコーヒー「BACHA」
シンガポールで働く現地の人たちに、おすすめのお土産について話を聞いた際に、とても興味深かったのが「BACHA」というコーヒーブランドです。
このブランドは、日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、シンガポールではそのラグジュアリーさとユニークさで人気を集めています。特に、コーヒー好きな方や少し特別感のあるお土産を探している方にぴったりの選択です。
BACHAってどんなブランド?
「BACHA」は、モロッコ発祥の高級コーヒーブランドで、世界中のコーヒー豆を厳選して提供しています。シンガポールではランドマークの一つである**マリーナベイサンズ(Marina Bay Sands)**内のショッピングモールに店舗を構えています。美しい内装と洗練された商品が特徴で、訪れるだけでラグジュアリーな雰囲気を味わえる場所です。
店舗の雰囲気
マリーナベイサンズ内にある店舗は、高級感漂うインテリアが特徴的で、カフェというよりはアートギャラリーのような印象を受けます。ショッピングモール内でも目立つ存在であり、観光客や地元の人々で賑わっています。
筆者が訪れたのは閉店間際の時間帯でしたが、それでも数組の客が店内でくつろいでおり、人気の高さを実感しました。スタッフの対応も非常に丁寧で、コーヒー豆の選び方や香りの違いを詳しく説明してくれます。
また、他にもいくつかお店があるので近いお店に行ってみてください。
多国籍なコーヒー豆のラインナップ
BACHAでは、世界各国から厳選されたコーヒー豆を取り扱っています。エチオピアやコロンビアなど、コーヒー生産地として名高い国の豆だけでなく、珍しい地域のコーヒーもラインナップされており、どれを選ぶか迷ってしまうほどの種類があります。
自分用のお土産にももちろんおすすめですが、パッケージデザインがとても美しいので、大切な人への贈り物としても最適です。また、コーヒーの味わいだけでなく、香りや後味まで楽しめるように丁寧に仕上げられているため、コーヒー好きの方にも満足してもらえるでしょう。
テイクアウトで楽しむラグジュアリー感
お土産用だけでなく、その場で楽しむためにテイクアウトすることもできます。試しに筆者もテイクアウトしてみましたが、その体験自体が特別でした。
豪華なカップに加え、環境にも配慮したガラス製のストローが付属しており、細部までこだわりを感じました。このラグジュアリーな雰囲気は、普段使いのカフェとは一線を画しています。
マリーナベイサンズ周辺の楽しみ方
テイクアウトしたコーヒーを手に、マリーナベイサンズの外に出ると、目の前にはシンガポールの美しい街並みが広がります。特に夕暮れ時や夜景が美しい時間帯は、心が癒される特別なひとときが味わえるでしょう。コーヒー片手に、マリーナ湾を眺めながらひと息つくのも贅沢な時間の過ごし方です。
また、マリーナベイサンズ周辺にはガーデンズ・バイ・ザ・ベイやシンガポールフライヤーといった観光スポットも徒歩圏内にあるため、観光の合間にBACHAのコーヒーで一息つくのはとても良いアイデアです。
Bacha Coffee – Marina Bay Sands
項目 | 詳細 |
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所在地 | シンガポール 018972、2 Bayfront Avenue、The Shoppes at Marina Bay Sands、B2-13/14 |
営業時間 | – 日曜~木曜(祝日含む):午前10時~午後10時 – 金曜・土曜(祝前日含む):午前10時~午後11時 |
連絡先 | 電話:+65 6954 1910 |
提供サービス | – コーヒールームでの飲食 – テイクアウェイサービス – コーヒー豆や関連商品の販売 |
特徴 | – 200種類以上の100%アラビカコーヒーを提供 – シングルオリジン、ブレンド、フレーバー付き、CO2脱カフェインなど多彩なラインナップ |
Bacha Coffee Fashion Avenueでは、豪華な雰囲気の中で高品質なコーヒーを楽しむことができます。
また、テイクアウェイ用のコーヒーやペストリーも提供しており、贈答用に最適な美しいパッケージの商品も揃っています。シンガポールを訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。