南米の中央に位置する内陸国「パラグアイ」は、観光地としての知名度はまだ高くありませんが、素朴で親しみやすい雰囲気と自然、文化体験が魅力です。
そんなパラグアイを旅するなら、まず知っておきたいのが気候とベストシーズン。
この記事では、パラグアイの季節ごとの気候、旅行におすすめの時期、服装のポイントなどを詳しくご紹介します!
パラグアイは南半球に位置し、季節は日本と真逆です。気候区分としては亜熱帯湿潤気候〜熱帯サバナ気候に属しており、年間を通して気温が高め。雨季と乾季の変化があり、都市によって体感も多少異なります。
パラグアイは主に亜熱帯湿潤気候(中部〜南部)および熱帯サバナ気候(北部)に属しています。
・年間を通して気温が高め
・湿度も高く、特に夏場は蒸し暑い
・明確な雨季と乾季が存在
・地域差は多少あるが、全体として「暑くて湿度が高めの国」
項目 | 内容 |
年間平均気温 | 約20〜30℃前後 |
最高気温 | 夏場は40℃近くまで上昇する日もあり |
最低気温 | 冬場でも10℃を下回ることはまれ |
年間降水量 | 約1,000〜1,500mm(地域によって差あり) |
パラグアイの雨季と乾季の違いをご紹介いたします。
ベネズエラの雨季は気温が高く、湿度も非常に高いのが特徴です。
日中は晴れていても、午後〜夕方にスコールが頻発しており、蚊が非常に多くなる時期で特にデング熱のリスクに注意。
インフラが脆弱な地域では、道路の冠水や停電も起こりやすい
パラグアイの乾季は気温も湿度も穏やかで過ごしやすいのが特徴です。
空気が比較的乾燥していて、日差しは強くても爽やかな日が多いです。ただ朝晩は少し冷えることもあるので、軽い上着があると安心です。
虫も少なく、屋外観光や長距離移動が快適です。
パラグアイ旅行のベストシーズンですが、4月〜6月と7月〜8月の2つの期間です。
秋〜初冬にかけては、気温が25℃前後で湿度も少なく快適で、スコールの心配も少なく、天候が安定しているので、ハイキング、街歩き、遺跡・自然公園の観光にぴったりです。
おすすめアクティビティ例
・アスンシオン旧市街の街歩き
・イタイプーダムやイグアスの滝見学(周辺国とのセット旅行)
・農村地域(イグアス移住地など)での文化体験
日中の気温が35〜40℃に達することも珍しくない上に、湿度が高く、熱中症や脱水のリスクが高くなるタイミングです。
スコールによる観光スケジュールの乱れや交通トラブルも多く、エアコンがないと、宿泊施設での快適さに大きな差が出るので注意。
この時期は観光には向いていないが、年末年始は地元の人々にとって休暇シーズンのため、航空券・ホテルも高騰しやすいので避けるのが良いでしょう。
パラグアイ旅行では、季節や地域ごとに気温や天候が大きく変わるため、現地の気候に応じた準備が旅の快適さを大きく左右します。
ここでは、通年持参したい必須アイテムから、季節別にあると便利な持ち物までを詳しくご紹介します。
・日焼け止め(高SPF推奨)
パラグアイは紫外線が非常に強く、曇りの日でも日焼けします。SPF50+のものを顔や腕、首元にしっかり塗りましょう。
・サングラス・帽子(つば広タイプがおすすめ)
熱中症や紫外線対策に有効。観光地では長時間歩くことも多いため、必需品です。
・虫除けスプレー・携帯蚊取り
特に川沿いや農村地域では蚊が多く、デング熱などの感染症予防の観点からも重要。天然成分タイプや肌に優しいものも◎。
・変圧器・変換プラグ(Cタイプ対応)
パラグアイの電圧は220V。日本の電化製品は変圧器が必要になる場合があるので注意。プラグ形状はCタイプが一般的です。
・折りたたみ傘/レインジャケット
突然のスコール対策に。傘は軽量で風に強いタイプを、レインジャケットは通気性があるものがおすすめです。
・撥水性のある靴やサンダル
水たまりやぬかるみに備えて、濡れてもすぐ乾く靴が便利。
・防水バッグやジップロック
電子機器やパスポート類を雨から守るための簡易防水対策。
・防寒用の羽織もの(ウインドブレーカーやフリース)
日中は暖かくても、朝晩は10℃以下になることも。脱ぎ着できる重ね着スタイルが◎。
・マフラーや手袋(特に南部地域を訪れる場合)
寒冷前線が入ると急に冷え込む日もあるため、防寒対策はしっかりと。
・保湿クリーム・リップバーム
乾燥した空気で肌荒れや唇のひび割れが起きやすいため、保湿アイテムも必須です。
パラグアイは、日本人にはあまり知られていない穴場の観光国ですが、ギアナ高地のような大自然、美しい牧草地、移住地の文化体験など、他の南米諸国とは違った魅力が詰まった場所です。
旅行を成功させるカギは、「気候に合わせた事前準備」と「タイミングの良い旅行スケジュール」にあります。特に、乾季である4月〜8月は気候が安定し、観光に最適なシーズン。逆に、雨季はスコールや暑さ対策をしっかりすることが求められます。
・スケジュールに余裕を持たせて、現地の天候に柔軟に対応しましょう
・急な気候変化に対応できるよう、荷物は「軽量・多機能・重ね着」を意識
この記事を参考に、自然と文化を楽しめる“通な旅”をぜひパラグアイで体験してみてください!
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まずはパラグアイ単国で利用できるパッケージをご紹介いたします。
高速データ容量 | 期間 | 価格 |
1GB | 7日 | 1,270円 |
2GB | 15日 | 2,400円 |
3GB | 30日 | 3,370円 |
5GB | 30日 | 5,250円 |
次にご紹介するのがパラグアイを対象国に含む中南米周遊パッケージとなります。
高速データ容量 | 期間 | 価格 |
1 GB | 7日 | 2,250円 |
2 GB | 15日 | 4,200円 |
3 GB | 30日 | 5,850円 |
5 GB | 30日 | 9,000円 |
北米周遊プラン対象国 | ||
アルゼンチン | コロンビア | ベネズエラ |
ウルグアイ | チリ | ペルー |
エクアドル | ニカラグア | ボリビア |
エルサルバドル | パナマ | ホンジュラス |
グアテマラ | パラグアイ | メキシコ |
コスタリカ | ブラジル |