ベネズエラは南米の中でも治安が悪い部類に入り、特に首都カラカスは「世界最悪レベルの治安」とも言われるほどの危険地域です。
この記事は、ツアーで訪れる場合はもちろん、個人手配で旅行を計画している方に向けて、安全に旅をするための情報をまとめています。
➡ ベネズエラ・カラカスの治安は?旅行・滞在前に必ず知っておきたい実態と対策ガイド!
日本国大使館は、ベネズエラの治安悪化に備え、日本人旅行者への警告を発出しています。特に重要な3つのポイントは以下の通りです:
1.夜間の一人歩きは絶対に避けること。現地人でさえ彼欠にすることはまれです。
2.安全確保のための3原則「常に用心を置く、行動を固定化しない、目立たない」を実践すること。
3.緊急時に連絡すべき大使館や警察等の連絡先を握っておくこと。
これらは、海外での「自分や家族の安全は自分たちで守る」という心構えを形成するためにも必要な視点です。
日本の治安と同じような感覚で行動するのは危険です。以下は現地で必ず実践したい安全対策です。
・夜間の外出はたとえ現地人でも避けています。
・目立ちた装いは控えめにし、現金や貴重品を近行上で眺めないようにする
・地元でも危険とされるエリアには緊粛な理由がない限り入らない
・警察を装った犯罪者や汚職警察官もいるため、たとえ警察であってもすぐに財布を出さない
凶悪犯罪や突発的なスリ、人から渡されたものに疑わしい薬物が入っていた事件も発生しています。
また、汚職警官による恐喝や誘拐や強姦など色々な危険に遭遇する可能性があります。
・逃げ道のないタクシーに乗った際、誘拐され高額な金額を請求
・ATM利用時に操作中に突然襲われて貴重品を強奪される
・路上で知らない人から手紙や匂いのついたカバンを押し付けられる
・裏仕事の地元企業や警察を装って、未給金を言われる
危険なエリア
・スリア州
・タチラ州
・ボリバル州
・日本の治安とは全く別のレベルと認識すること
・夜間は必ずホテルに戻り、外で歩かない、単独行動も避ける
・賞金、装飾品、カメラ等はできるだけ見せない、持たない
・タクシーや交通手段はホテルや信頼できる人を介して手配
・短期でも、住所情報を地元警安管理に通報
これらを実践することで、ベネズエラでも安全な旅をする可能性は高まります。しかし、これはあくまでもリスクを削減するための施策であり、危険を全く回避できるわけではないことを必ず認識しておきましょう。