2025.06.30

中南米で治安の良い国ランキング|旅行者が安心して訪れやすい国とは?

中南米と聞くと、どうしても「治安が不安」と感じる人も少なくありません。

たしかに一部の国や地域では犯罪率が高く、旅行時に注意が必要です。しかし、中南米の中でも比較的安全とされる国も存在し、しっかり準備すれば安心して旅を楽しめます。

この記事では、外務省の安全情報や現地の治安状況に基づき、「治安が良いとされる中南米の国」をランキング形式でご紹介。さらに、旅行者が気をつけるべきポイントも合わせて解説します。

第1位:ウルグアイ|中南米で最も治安が安定している国

南米南部に位置するウルグアイは、中南米諸国の中でも特に治安が良く、政治的にも安定していることで知られています。旅行者にとって非常に安心して訪れることができる国のひとつです。
 

犯罪発生率は非常に低く、特に暴力犯罪が少ない

他の中南米諸国と比べても、ウルグアイの犯罪率は圧倒的に低く、観光地を含む都市部でも安心して行動できます。

特に夜間の移動を避けるなど、基本的な注意を守れば問題ないレベルです。
 

政治・社会が安定し、教育水準も高い

民主主義が定着しており、言論の自由や人権も尊重されています。

国民の教育水準も高く、識字率はほぼ100%。市民意識も高いため、公共マナーも良好です。
 

周辺国との関係も良好で、暴動などの心配がない

アルゼンチンやブラジルといった近隣国との外交関係も安定しており、軍事的緊張や内戦のリスクが非常に低い点も安心材料です。

予約してから暴動などでキャンセルするリスクが低いのもポイント。
 

ウルグアイ旅行者に人気の都市・観光地

・モンテビデオ(Montevideo)
首都モンテビデオは、歴史ある旧市街と整備された海沿いのプロムナード「ランブラ」が魅力。昼間の街歩きやカフェ巡り、公共交通機関の利用も比較的安全で快適です。

・プンタ・デル・エステ(Punta del Este)
南米のリゾート地として有名で、夏には多くの観光客が訪れます。ビーチやカジノ、高級レストランが揃い、リラックスしながらもラグジュアリーな旅を楽しめます。

➡ ウルグアイを旅行する前に知っておきたい、観光・気候・治安・通信などの情報を徹底解説!
   

初めての中南米旅行でも安心!

上記にてご紹介した通り、ウルグアイ旅行は通常の海外旅行と同じような注意ポイントを守って行動すれば、安全に旅行する事が出来ます。初めての中南米旅行のスタートにウルグアイはオススメです。

      

第2位:チリ|旅行者にやさしい南米の国

南米の太平洋沿岸に細長く伸びるチリは、政治・経済ともに安定しており、治安面でも比較的安心して旅行ができる国として評価されています。

特に都市部の安全性が高く、南米初心者にもおすすめできる国のひとつです。
 

首都サンティアゴも安全な都市として有名

首都というと人が多く危険な国も多いですが、首都サンティアゴや港町バルパライソ、リゾート地ビニャ・デル・マルなどが安全な都市として有名です。

これらの都市は観光インフラも整っており、観光客の受け入れに慣れているため、英語対応が可能な施設も増えています。
 

警察や治安当局の対応が迅速かつ信頼できる

チリでは、トラブルが発生した際に警察(カラビネーロス)がしっかり対応してくれると評判です。

観光警察も配置されており、観光客へのサポートも期待できます。
 

地元の人々は温かくフレンドリー、英語も結構通じる

特に若者や観光業に携わる人々は英語を話すことが多く、コミュニケーションが取りやすくなってきています。親切な人も多く、道に迷った際にも声をかければ助けてもらえることが多いです。
 

チリ旅行者に人気の都市・観光地

・サンティアゴ(Santiago)
チリの首都であり政治・経済・文化の中心地。アンデス山脈を背景にした美しい街並みが魅力です。歴史ある旧市街(セントロ)ではアルマス広場サン・クリストバルの丘大聖堂など見どころが充実。

・バルパライソ(Valparaíso)
サンティアゴから日帰りも可能な港町で、街全体がアートに彩られた世界遺産の街。カラフルな建物、丘陵に広がる迷路のような路地、そして路面アート(グラフィティ)が独特の雰囲気が楽しめます。

➡ チリ旅行の前にチェックしたい、チリの観光地・季節などの情報を徹底解説!
   

初めての中南米旅行でも安心!

チリは都市ごとに個性が際立っており、首都サンティアゴの便利さと文化的魅力、バルパライソのアートと歴史、ビニャ・デル・マルの海辺の贅沢がバランスよく楽しめます。比較的安全に過ごせる国のひとつですが、スリ対策や夜間の行動には最低限の注意を払いましょう。

      

第3位:アルゼンチン|都市部に注意すれば比較的安全な文化大国

タンゴ、ワイン、美食、サッカー──多彩な文化が息づく南米の大国「アルゼンチン」。

治安面でも、南米全体の中では比較的安定している国のひとつとされており、ポイントを押さえた行動をすれば安心して観光を楽しめる国です。
 

インフラが整備されている首都ブエノスアイレス

首都ブエノスアイレスは観光客にも人気の都市で、インフラも整備されており、ヨーロッパ調の街並みと活気ある文化シーンが魅力。

地下鉄やバスなど公共交通機関も発達しており、主要エリアでは比較的安全に行動できます。
 

犯罪の多くはスリや置き引きなどの軽犯罪

観光地や混雑するエリアでは、スマートフォンやバッグなどの持ち物に注意を。

いわゆる「強盗」よりも、気づかないうちに財布や荷物を盗まれるケースが多いので、貴重品は分散して持ち歩くリュックを前に抱えるといった基本対策が効果的です。
 

地方都市ではさらに治安が良好

ブエノスアイレス以外にも、メンドーサ(ワインの名産地)やバリローチェ(パタゴニアの自然都市)といった地方都市は、のんびりとした雰囲気で治安も安定しています。自然やワインを楽しむ旅には特におすすめです。

注意点
一部のブエノスアイレス郊外や観光地「ラ・ボカ地区」では、スリや強盗が報告されるエリアもあるため要注意
特に夜間や人通りが少ない道を歩くのは避け、信頼できる交通手段(タクシーや配車アプリ)を利用するのが安全です。
 

アルゼンチン旅行者に人気の都市・観光地

・ブエノスアイレス(Buenos Aires)
アルゼンチンの首都であり、「南米のパリ」とも称されるエレガントな大都市。タンゴ発祥の地として知られ、カミニート(ラ・ボカ地区)やサン・テルモの蚤の市など、情熱的な文化を体感できます。

・イグアス(Iguazú)
世界三大瀑布のひとつイグアスの滝がある、自然派に人気の観光地。アルゼンチンとブラジルの国境に位置し、滝の規模・迫力ともに圧倒的。

「悪魔の喉笛(Garganta del Diablo)」と呼ばれる大瀑布は、遊歩道から間近でその轟音を体験できます。

➡ アルゼンチンを旅行する前に知っておきたい、観光・気候・治安・通信などの情報を徹底解説!
   

初めての中南米旅行でも安心!

アルゼンチンは首都ブエノスアイレスの芸術・音楽・グルメ文化と、イグアスの滝に代表される大自然のスケール感が魅力の国です。治安に関しては一部地域で注意が必要ですが、観光客が訪れる主要エリアでは基本的な安全対策を守れば安心して旅行が楽しめます。

      

どの国でも注意しておきたいポイント

中南米で治安が良いとされる国でも、当然ですが完全に安心とは言い切れません。

海外旅行者に共通する注意点を以下にまとめましたので、旅行前にチェックしておきましょう。
  

軽犯罪(スリ・置き引き)に注意

    
観光地やバスターミナル、空港などではスリ被害が発生しやすいので注意。

貴重品は肌身離さず管理、カバンはチャック付で体の前側で管理しましょう。
 

夜間の単独行動は避ける

    
夜間に移動する場合には、できるだけ明るい場所、人通りのある場所を選びましょう。

また、タクシーや配車アプリ(Uber、DiDiなど)を利用して移動するのが無難。

中南米でも安全に旅ができる国はある!

中南米旅行というと、治安が不安材料になりがちですが、情報収集と基本的な注意を怠らなければ、安全に旅を楽しめる国も多数存在します。

特に、ウルグアイ・チリ・アルゼンチンは初心者にもおすすめの国です。これから中南米を旅したい方は、ぜひ参考にしてください。
 

ランク 国名 治安の特徴
1位 ウルグアイ 中南米で最も犯罪率が低く、政治・経済も安定
2位 チリ 都市部の安全性が高く、教育水準や治安体制も良好
3位 アルゼンチン 一部都市で注意は必要だが、観光には適した国


今回ご紹介した以外の中南米も危険な場所を避けて旅行を楽しむ事は出来ます。事前にしっかりと確認して旅行の準備をしましょう。

中南米旅行に17の国と地域で使える周遊プラン!

TRAVeSIMの中南米のパッケージの基本情報をご紹介します。
   

利用可能国

メキシコ パナマ ボリビア
グアテマラ コロンビア パラグアイ
ホンジュラス ベネズエラ ウルグアイ
エルサルバドル ブラジル アルゼンチン
ニカラグア エクアドル チリ
コスタリカ ペルー  

 

料金プラン

中南米の17の国と地域で使える周遊プランは以下のパッケージがあります。
自分の使うデータ容量に応じてパッケージを選んでみてください。

データ容量 日数 料金
1GB 7日間 ¥2,250
2GB 15日間 ¥4,200
3GB 30日間 ¥5,850
5GB 30日間 ¥9,000

中南米周遊用のTRAVeSIMの特徴

マルチカントリー対応

一枚のSIMで17カ国を自由に移動しながら使えます。
国境を越えても設定変更不要で通信が出来るので便利。

・簡単セットアップ

eSIMをインストールするだけで自動接続(一部アンドロイドスマホは設定が必要)
分からない時は日本語サポートが使える。

現地で快適な高速データ通信

現地キャリアの4G/LTE回線を利用出来るので、快適。
国や地域によっては5G通信が利用可能。
  

⚠️ ご利用上の注意

・データ容量を超過した場合は通信速度が制限されます
・音声通話・SMS機能は含まれません
・SIMロック解除済みの端末が必要です

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