2025.06.26

ビザは不要だけど「電子渡航認証(ESTAなど)」が必要な国・地域一覧|申請前に要チェック!

海外旅行や出張で「ビザがいらない国」=「何の手続きも不要」と思っていませんか?
実は、日本のパスポートでビザが不要な国の中には、入国前に“電子渡航認証”と呼ばれるオンライン申請が義務づけられている国もあります。

この記事では、日本国籍者がビザ免除で短期渡航できる一方で、事前に電子渡航認証(ESTA・eTAなど)の申請が必要な国・地域を一覧形式でご紹介。加えて、有効期間や申請の注意点まで網羅的に解説します。

電子渡航認証とは?

電子渡航認証とは、「ビザほど面倒ではないが、安全管理のために最低限の事前審査を行う制度」です。
多くの国では数分〜数日で承認され、オンラインで完結。取得できれば、ビザなしで短期観光・商用の目的で入国できます。

ただし、申請がないと搭乗できなかったり、入国拒否される場合もあるので注意が必要です。
 

ビザ不要だけど電子渡航認証が必要な主な国・地域 一覧

国・地域 電子渡航認証名 有効期間 滞在可能日数(目安) 紹介記事リンク
🇺🇸 アメリカ ESTA 2年 90日以内  ➡ 詳細を見る
🇨🇦 カナダ eTA 5年 最大6か月  ➡ 詳細を見る
🇦🇺 オーストラリア ETA 1年 90日以内  ➡ 詳細を見る
🇳🇿 ニュージーランド NZeTA 2年 90日以内  ➡ 詳細を見る
🇰🇷 韓国(※2026年1月以降予定) K-ETA 3年 90日以内  ➡ 詳細を見る
🇬🇧 イギリス ETA 2年 最大180日  ➡ 詳細を見る
🇹🇼 台湾(導入検討中) 90日以内
 

公式申請ページリンク(抜粋)

渡航予定がある方は公式申請ページをチェックしてみましょう。

国・地域 公式サイト
アメリカ(ESTA) https://esta.cbp.dhs.gov
カナダ(eTA) https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta.html
オーストラリア(ETA) https://www.eta.homeaffairs.gov.au
ニュージーランド(NZeTA) https://nzeta.immigration.govt.nz
韓国(K-ETA) https://www.k-eta.go.kr
 

補足・注意事項まとめ

・申請は航空機や船での入国が対象のケースもある
例)カナダのeTAは空路のみ必要。陸路やクルーズ船では不要。

・申請は1度きりでOK!有効期間内は何度でも使えるケースが多い
例)ESTAやeTAはマルチプルエントリー対応。再申請は不要(ただしパスポート更新時は再申請が必要)。

・電子渡航認証の申請費用に注意
正規料金は1,000円前後ですが、代理サイトを利用すると数千円〜1万円請求されるケースも
必ず各国の公式申請ページから申し込みましょう。
 

要注意!電子渡航認証が必要な例

以下のようなケースでも電子認証が必要になるので注意してください。
 

他国の「乗り継ぎ(トランジット)」でも申請が必要!

・例)日本 → メキシコ(乗り継ぎ地:アメリカ)→ ESTA申請が必須!

・アメリカは空港乗り継ぎだけでもESTA未申請だと搭乗拒否される可能性があります。
 

万が一「拒否」された場合はビザが必要

・電子認証が却下された場合、通常は**大使館での通常ビザ申請(面接など)**が必要です。

・渡航前に余裕をもって申請しましょう(特に初めての方は1週間以上前を目安に)。
 

電子渡航認証を忘れずに!

ビザが不要でも、「電子認証が必要な国」は年々増加しています。渡航先のルールを事前に調べ、正しい方法で申請しておくことで、現地での入国トラブルを防げます。

電子申請は10〜15分ほどで完了する簡単な作業です。出発の1週間前には確実に取得しておきましょう!

引用記事:海外旅行前にチェックしたい!ビザ不要でも電子渡航認証が必要な国・地域まとめ!

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