国内線を利用したことがあっても初めての海外旅行の際に気になるのが、飛行機に乗り遅れないかという事ではないでしょうか。
海外旅行や海外出張で国際線を利用する場合、空港には何時間前に行けば搭乗までスムーズに進むのか知りたいという方も多いと思います。
今回はそんな初めての海外旅行の方に向けて、空港に到着してからの手続きの流れや、何時間前に空港へ到着すべきかをご紹介します。
初めての海外旅行という方は是非参考にしてみて下さい。
最初に国際線に乗る際にどのくらい前に空港に着いておくのが良いのかについてご紹介して行ければと思います。
はじめて海外旅行へ行く方や初めて国際線を利用する空港の場合や、夏休み・年末年始などの繁忙期に海外旅行に行く場合には、少し時間に余裕をもって、3~4時間前に空港へ到着することをおすすめします。
初めての空港で場所を間違えたりする可能性もあるので、そういったトラブルが起きた場合にも、このくらいの時間余裕があれば良いでしょう。
海外旅行に慣れている方で、同じ空港を利用したことがあるという方は、2~3時間前でも十分に間に合うでしょう。ただチェックインカウンターが混んでいる繁忙期などは注意が必要です。
航空会社によってカウンターのチェックイン締切時刻は異なるので注意が必要です。
特にLCC(格安航空会社)や一部の海外航空会社では、搭乗の3時間前にチェックインカウンターが閉まるようなケースもあるので予約した情報をチェックしておくのが良いでしょう。
また、締め切りのアナウンスが行われないこともあるため、出発前に必ず自分の便の情報を確認しておきましょう。
搭乗券や予約時の情報には以下の情報が記載されているかと思います。
・出発時刻
・搭乗時刻
・搭乗締切時刻
・搭乗ゲート番号
などが記載されていますが、これらの時刻とは別に、空港カウンターでのチェックインや手荷物預けの締切時間が定められている場合があります。
時間に余裕を持って空港に到着し、各航空会社のルールに従ってスムーズに手続きを行いましょう。
国際線を利用する際、チェックインや手荷物預けの締め切り時刻は航空会社ごとに異なります。
特にLCC(格安航空会社)や一部海外の航空会社では、アナウンスが最小限の場合も多く、情報を自分で確認することが重要です。
空港のカウンターでのチェックインと荷物預けには、締切時間が設けられています。多くの航空会社では、出発の40〜60分前が締切とされていますが、混雑や行列を考慮すると、もっと早めに行動するのが安心です。
以下はあくまで成田と羽田の目安なので、詳細は予約時に送られてきた情報を確認してください。
航空会社 | チェックイン・荷物預け締切 |
エミレーツ航空 | 出発90分前 |
ANA / JAL | 出発60分前 |
Peach / タイ航空 | 出発50分前 |
※先程もご紹介しましたが、この締め切りを過ぎると、チェックイン・手荷物預けともにできなくなり、飛行機に乗れなくなるリスクが非常に高くなりますのでご注意下さい!
搭乗券には以下のような情報が記載されています。
出発時刻 | Flight Departure Time |
搭乗開始時刻 | Boarding Time |
搭乗締切時刻 | Gate Close Time |
搭乗ゲート番号 | Gate No. |
これらはすべて重要な情報です。とくに「搭乗締切時刻」を見落とさないようにしましょう。搭乗ゲートが閉まる時間=飛行機にもう乗れない、という意味です。
チェックインと荷物の預入れが完了したら、次は保安検査場に移動する形になります。保安検査場では機内持ち込み荷物や自身が持ち込み禁止の桃を持っていないのかチェックを行います。
保安検査場は利用する空港や繁忙期や時間帯によっては保安検査場が混雑するケースも多く、注意が必要です。
保安検査で引っかかる可能性の高い例として以下のような物が挙げられます。預入れルールと機内持ち込みルールを理解して保安検査場で廃棄された内容に気を付けましょう。
・液体物は透明なジップロックにまとめておく(100ml以下のものに限る)
・モバイルバッテリーは持ち込みルールに合った物を持っていく。
・ノートPCやタブレットは、ケースから出してトレイへ
・ジャケット・ベルト・腕時計などは事前に外しておく
・飲み物や刃物類など持ち込み不可の物は荷物に入れない
上記を考慮して搭乗の60分程度前には保安検査を完了しておきたいところ。免税店で買い物をしたいという場合にはもう少し時間に余裕を持っても良いでしょう。
保安検査が完了したら出国手続きになります。出国手続き自体はそこまで時間がかかることはないと思いますが、こちらも利用する空港や繁忙期や時間帯によっては混雑するケースもあるので注意しましょう。
搭乗ゲートには、出発の30分前には到着しておくのが基本です。空港が広かったり、海外の空港の場合搭乗ゲートまでかなり歩かなければいけないケースも多いので注意が必要です。
搭乗ゲートまで空港内をバスやモノレールなどで移動しなければいけないケースもあるので、事前に確認が必要です。
また、搭乗ゲートが変更になるケースも珍しくないのでゲートの変更情報などはアナウンスを聞き逃さないようにして、時間が近づいてきたら電光掲示板で再確認するなどしましょう。
搭乗開始の30分前を目途に搭乗ゲートに向かうとして、それまでは自由時間です。余った時間で免税店を見て回ったり、レストランでのんびりしたりして時間を潰しましょう。
免税店で購入した物も、機内持ち込み荷物にカウントされるので、買いすぎにはご注意ください。
時間に間に合わない場合、飛行機は待ってくれないので、時間に余裕をもって空港に到着しましょう。特に初めての空港の場合には思わぬ設計になっており、思ったより時間がかかるケースもあるのでご注意ください!
搭乗券と航空会社の案内をこまめにチェックし、万が一のトラブルにも対応できるよう早め早めの行動を心がけましょう!
飛行機に「間に合わない」とどうなるか――結論から言うと、基本的には「乗れません」。
その影響は金銭的にも精神的にも大きく、旅全体の計画に大きな支障が出る可能性があります。以下に具体的なケース別で解説します。
色々なケースで飛行機に間に合わなかったらどうなるのかご紹介していきます。
空港には到着したけど、カウンターが閉まっていて乗れなかったケース。
結果:その便には搭乗不可
航空会社のカウンターで「次の便に振替できるか」を確認してみましょう。
大手航空会社で正規運賃の場合は変更可能な場合や、追加料金を支払えば、空席があれば次の便に乗れる場合あり
一方でLCC(格安航空会社)や割引運賃 の場合には 原則、無効(キャンセル扱い・返金なし)となるケースが多いです。
カウンター手続きは済んでいるが、搭乗ゲートに間に合わないような状況はどうなるのでしょうか。
結果:搭乗締切時間を過ぎると飛行機は出発してしまう(再搭乗不可)
ゲート付近で「〇〇行き〇〇便の〇〇さま〜!」と呼び出しされる場合があるのでしっかりと聞いておきましょう。
荷物は機内に積まれていないため、基本的に安全上そのまま出発されることが多い。
飛行機に間に合わないと、最悪の場合すべての旅程が全てキャンセルになることもあります。
特に国際線では「数分の遅れ」でアウトというケースも珍しくないので国内線とは違った感覚で行動しましょう。
特に初めての海外旅行という方は、「早すぎるかな?」と思うくらいがちょうどいいでしょう!
時間に余裕をもって出発し、心にゆとりのある旅行を楽しんでくださいね。