2025.06.24

【南アフリカ旅行】ヨハネスブルグ観光で絶対行きたい人気スポット5選!南アフリカの歴史と自然を体感する旅!

ヨハネスブルグは、南アフリカ共和国最大の都市であり、「アフリカの経済首都」として知られる国際的な都市です。ケープタウンから飛行機で約2時間、OR タンボ国際空港を擁する南アフリカの玄関口として、世界中から多くの旅行者が訪れます。

この街の最大の特徴は、アパルトヘイト(人種隔離政策)の歴史を深く学べる貴重な場所であることです。同時に、アフリカならではの野生動物との出会いや、現代的なエンターテイメント施設も充実しており、歴史・自然・文化の全てを体験できる魅力的な観光地となっています。

この記事では、ヨハネスブルグ観光で絶対に訪れるべき人気スポット5選を厳選し、それぞれの見どころ、歴史的背景、アクセス方法まで詳しくご紹介します。

ヨハネスブルグの治安について

外務省の海外安全情報によると、ヨハネスブルグは危険レベル2(不要不急の渡航は止めてください)に指定されています(2025年現在)。
犯罪発生率が高く、日中でも観光客が強盗被害に遭う事例が報告されています。

安全な観光のための対策

・観光バスでの移動が安全なので現地ツアーの利用を強く推奨
・単独での行動はさけ、夜間は外出しないのがオススメです。
・また、貴重品やカバンの管理も徹底してください。

安全に気を付けて行動すれば魅力の詰まったヨハネスブルグ観光。
アフリカに慣れていない方はツアーの利用が良いでしょう。

ライオンパーク(Lion and Safari Park)

ライオンパークは、ヨハネスブルグから車で約50分の場所にあるサファリパークで、アフリカの野生動物を間近で観察できる人気観光スポットです。1966年の開園以来、動物保護と教育を目的として運営されており、現在では300種以上の動物が自然に近い環境で生活しています。

多彩な動物たちとの出会い

ライオンやチーター、キリンやシマウマなどのアフリカの生き物たちと会う事が出来ます。

時期による部分もありますが、ライオンの赤ちゃんとの触れ合いや、キリンの餌やり体験なども人気です。
 

ガイド付きサファリツアーがオススメ!

園内を専門ガイドによる詳しい解説を聞きながら回ることが出来ます。

最適な観察ポイントへ案内してくれるので、良い写真がたくさん撮れます。
 

基本情報とアクセス

・住所: R512 Pelindaba Rd, Broederstroom, 0240
・営業時間: 平日 8:00-17:00、土日祝 8:00-18:00
・休園日: なし
・入場料: 基本入場無料(アクティビティは別料金)
・主要アクティビティ料金
    – ライオンとの触れ合い:350ランド(約2,800円)
    – キリンの餌やり:100ランド(約800円)
ガイド付きサファリ:200ランド(約1,600円)

≫ 公式サイト
       

ツアーの利用が安全で便利!

ヨハネスブルグからシャトルバスで行く事も出来ますが、現地ツアーに参加していくのが最も安全で便利な方法です。

    

アパルトヘイト博物館(Apartheid Museum)

アパルトヘイト博物館は、南アフリカで1948年から1994年まで続いた人種隔離政策(アパルトヘイト)の歴史を詳細に展示する博物館です。2001年にオープンしたこの博物館は、負の歴史を忘れず、二度と差別を繰り返さないという強い意志のもとに設立されました。
 

衝撃的な入場体験

▷ ランダムチケットシステム
博物館の最初の驚きポイントは、入場時に発行されるランダムチケットです。

「WHITES(白人)」または「NON-WHITES(非白人)」がランダムに印字され、実際の人種に関係なくチケットが決定し、異なる入り口から入場するなど、アパルトヘイト時代の体験を追体験出来ます。
 

展示内容と見どころ

館内にはアパルトヘイトに関する様々な資料などが展示されており、当時の人種差別について考える良いきっかけになります。

・人種分類標識:公共施設の利用制限を示す看板
・パスブック:黒人が携帯を義務付けられた身分証明書
・写真・映像資料:当時の生活状況を記録した貴重な資料
・個人の証言:実際に差別を受けた人々の体験談
・抵抗運動の記録:反アパルトヘイト運動の歴史

基本情報とアクセス

・住所: Northern Park Way and Gold Reef Rd, Johannesburg
・営業時間: 9:00~17:00
・休館日: 月曜日、火曜日、祝日
・入場料: 大人 150ランド(約1,200円)、学生・子ども・高齢者 100ランド(約800円)
・所要時間: 2-3時間


       

人権の重要性を再認識するいい機会

日本で生活していると、人種差別の実態を感じる事はあまり多くないですが、具体的に理解する事が出来、現在社会への教訓として学ぶことが出来ます。

    

ヨハネスブルグ動物園(Johannesburg Zoo)

ヨハネスブルグ動物園は、1904年に設立された南アフリカ最古の動物園の一つで、320種以上、約2,000頭の動物を飼育しています。市内中心部からアクセスしやすい立地にありながら、55ヘクタールの広大な敷地で多様な動物たちが生活しています。

▷ 世界唯一のホワイトライオン飼育

ヨハネスブルグ動物園の最大の見どころは、世界で唯一飼育に成功しているホワイトライオンです。

遺伝的変異により白い毛色を持つ野生では極めて稀な存在で、神聖な動物として地元部族に崇拝されています。
動物園では繁殖プログラムにより個体数維持しています。
 

その他の注目の絶滅危惧種

・シロクロエリマキキツネザル

マダガスカル原産の霊長類で、野生では絶滅寸前です。

・アフリカゾウ

群れでの生活を再現し、象使い体験プログラムもあります。

・アフリカペンギン

南アフリカ沿岸部原産の温帯ペンギンの代表種です。
 

他にも人気の動物盛り沢山!

上記以外にも、大型肉食動物エリアではライオン、チーター、ヒョウ。アフリカ動物エリアではキリン、シマウマ、カバなどの人気の動物も多く展示されています。
 

園内の移動と施設

園内の移動ですが、全エリアを歩いて回ることが可能ですが、主要エリアを結ぶモノレールなども使いながら回るのが良いでしょう。

レンタル自転車もあるので、興味がある方は利用してみて下さい。
 

基本情報とアクセス

・住所: Upper Park Road near Jan Smuts, Johannesburg 2122
・営業時間: 8:30~17:30
・休園日: なし
・入場料: 大人 115ランド(約920円)、子ども・高齢者 68ランド(約540円)
・所要時間: 3-4時間

≫ 公式サイト
       

色々な施設が充実!

園内にはアフリカ料理をはじめとして様々な国のレストランやカフェがあり、動物グッズやお土産などを販売しているグッズショップもあります。

    

 

マンデラハウス(Mandela House Museum)

マンデラハウスは、南アフリカの初代黒人大統領ネルソン・マンデラが1946年から実際に居住していた住宅を博物館として保存した、極めて重要な歴史的スポットです。

ソウェト地区のオーランド・ウェストに位置するこの小さな家は、アパルトヘイト時代の生活自由への闘争を物語る貴重な証拠となっています。
 

歴史的背景と重要性

・1946年~1962年:マンデラ一家の居住期間
・法律事務所開設時の拠点
・ANC(アフリカ民族会議)活動の中心地
・家族との最後の平穏な時間を過ごした場所
 

闘争の痕跡に注目

建物の外壁には、マンデラがロベン島に収監されている間に受けた攻撃の痕跡が生々しく残されています。

・石油爆弾による焼け焦げた跡
・銃弾の痕
・放火攻撃の損傷
・破壊工作の証拠

これらの痕跡は意図的に保存されており、当時の激しい弾圧家族が受けた苦痛を現代に伝えています。
 

館内展示の見どころ

マンデラ一家が実際に使用していた、当時の生活用品や日常生活の様子を再現しています。

館内にはマンデラと妻ウィニー、子どもたちの家族写真や、反逆罪裁判の資料、ANC活動の記録写真などが展示されています。
  

基本情報とアクセス

・住所: 8115 Orlando West, Soweto 1804, Johannesburg
・営業時間: 9:00~17:00
・休館日: 祝日
・入場料: 大人 60ランド(約480円)、学生・6歳以上の子ども 20ランド(約160円)
・所要時間: 1-2時間
       

訪問時は現地ツアー推奨!

ソウェト地区は治安上の注意が必要なエリアですので、ガイド付きツアーでの訪問を強く推奨します。訪問する際には、単独での訪問は避け、貴重品の管理を徹底してください。

    

ゴールドリーフシティ(Gold Reef City)

ゴールドリーフシティは、ヨハネスブルグのゴールドラッシュの歴史をテーマにした大型テーマパークです。

実際の金鉱跡地に建設されたこの施設は、歴史学習と現代的エンターテイメントを見事に融合させた、南アフリカ屈指の観光スポットとなっています。
 

ヨハネスブルグのゴールドラッシュ歴史

金鉱発見の歴史としては、1886年にウィットウォーターズランドで世界最大級の金鉱が発見され、それを基に急速に発展してきた都市で、現在でも採掘が継続されています。

一方で、金鉱労働者の生活は過酷な労働条件で人種差別の始まりとなったとされています。
 

テーマエリアと見どころ

歴史エリアやアトラクションエリアに分かれて色々な楽しみ方が出来るテーマパークとなっています。
 

1. タウンスクエア(歴史エリア)

地下14番坑道への入坑体験や、実際の採掘現場を見学する事が出来ます。

金鉱石の採掘デモンストレーションや美しく輝く水金の展示も必見!

1890年代の街並みを忠実に再現し、金鉱労働者の住居レプリカ、当時の商店や酒場などが再現されています。
   

2. サンダーマウンテンエリア(アトラクションエリア)

南アフリカ最大級のジェットコースター「アナコンダ」や急流下りアトラクション「ゴールドラッシュ」などが人気!

ヨハネスブルグの街並みを一望できる観覧車もあるので是非乗ってみてください。
 

3. エンターテイメントエリア

アフリカ伝統ダンスショーや、ゴマ・ダンス(鉱山労働者の踊り)などの文化的パフォーマンスを見たり、マリンバ演奏や現地音楽ライブも楽しめるエリアもあります。
 

基本情報とアクセス

・住所: Northern Pkwy & Data Cres, Johannesburg, 2159
・営業時間: 9:00~17:00
・休園日: 月曜日、火曜日(学校休暇期間は毎日営業)
・入場料: 250ランド(約2,000円)、3歳未満無料
・所要時間: 4-6時間(フル体験の場合

≫ 公式webサイト
       

体験型アクティビティも充実!

専任のスタッフの方が教えてくれるパンニング(砂金採り)体験も人気!他にも色々な体験型のアクティビティがあるので是非チェックしてみて下さい。

    

ヨハネスブルグで歴史と自然の深い学びを体験しよう

ヨハネスブルグは、南アフリカの複雑で深い歴史と、アフリカならではの豊かな自然を同時に体験できる、世界でも類を見ない特別な観光地です。

アパルトヘイトの負の歴史からネルソン・マンデラの偉大な足跡、そして野生動物との感動的な出会いまで、この街でしか得られない貴重な体験が待っています。

治安に不安を感じている方は、空港の送迎から観光まで全て現地ツアーを利用すれば安心!

 

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南アフリカ単国向けパッケージ

まずは南アフリカ単国で利用できるパッケージをご紹介いたします。

高速データ容量 期間 価格
1GB 7日 1,050円
2GB 15日 1,950円
3GB 30日 2,620円
5GB 30日 4,050円
10GB 30日 7,350円
✅1GBから高速データプランをご用意!
高速データ容量を複数のパターンでご用意しておりますので、ご自身の利用される高速データ容量に合わせて商品を選んでみてください。

アフリカ周遊パッケージ

次にご紹介するのが南アフリカを対象国に含む中東・北アフリカ周遊パッケージとなります。

高速データ容量 期間 価格
1 GB 30日 4,000円
3 GB 30日 8,800円
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アフリカ周遊プラン対象国

アルジェリア コートジボワール ブルキナファソ
ウガンダ コンゴ共和国 ベナン
エジプト コンゴ民主共和国 ボツワナ
エスティワニ ザンビア マダガスカル
ガーナ シエラレオネ マラウイ
カーボレブネ スーダン マリ
ガボン セイシェル モーリシャス
カメルーン セネガル モーリタニア
ガンビア タンザニア リベリア
ギニア チャド ルワンダ
ギニアビサウ トーゴ 中央アフリカ共和国
ケニア ナイジェリア 南アフリカ

 

その他の国も一緒に行きたい方は世界周遊パッケージ!

アフリカを旅行する際に、アフリカの他の国や中東経由でヨーロッパへ行く方も多いと思いますが、そういった方には以下の記事でご紹介している、世界で使えるグローバルパッケージがオススメです!

\世界周遊パッケージ /

 

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