シンガポール旅行において、タクシーは最も便利で経済的な交通手段の一つです。日本のタクシー料金と比較すると約1/3～半額程度という驚きの安さで利用でき、観光地間の移動や荷物が多い時の移動に重宝します。
シンガポールは東京23区とほぼ同じ面積のコンパクトな都市国家であり、タクシーを使えば主要観光地のほとんどに30分以内でアクセス可能です。また、24時間運行しているため、深夜や早朝の移動にも対応できる点が大きな魅力です。
しかし、シンガポール独特のタクシーシステムや追加料金制度を知らないと、予想以上の料金請求に驚いたり、効率的にタクシーを利用できない場合があります。この記事では、シンガポールのタクシーを完全攻略するための情報を詳しくご紹介します。
シンガポールのタクシーの料金システム
シンガポールでタクシーを利用する際に知っておきたいのがタクシーの料金体系でしょう。
ここではタクシーの料金体系をご紹介いたします。
基本料金体系
初乗り料金： S$3.90～S$5.30（約320円～440円）
距離加算： 400mごとにS$0.25（約20円）
時間加算： 45秒停車ごとにS$0.25
シンガポールのタクシーは完全メーター制を採用しており、ぼったくりの心配はありません。料金は車種によって以下のように分類されます。
1.通常タクシー（一般車両）
・トヨタ・プリウス、ヒュンダイ・アバンテなど
・初乗り： S$3.90
・最も一般的で経済的な選択肢
2.プレミアムタクシー（高級車両）
・メルセデス・ベンツ、BMW、クライスラーなど
・初乗り： S$5.30
・通常タクシーより約35%高額
・快適性重視の利用者向け
ロンドンタクシー（特別車両）
・クラシックなロンドンキャブスタイル
・初乗り： S$5.30
・観光客に人気だが台数は限定的
支払い方法の詳細
利用時の支払い方法についてご紹介します。
現金支払い
・最も確実な支払い方法
・S$50、S$100紙幣はお釣りがない場合があるため注意
・S$10、S$20紙幣を多めに用意することを推奨
クレジットカード
・Visa、Mastercardが一般的に利用可能
・American Express、JCBは対応していない車両もあり
・手数料が加算される場合があります（通常10%）
チップ文化について
シンガポールではタクシーにチップは不要です。メーター料金＋追加料金のみを支払えば問題ありません。ただし、荷物の積み下ろしを手伝ってもらった場合や特別に親切にしてもらった場合は、S$1-2程度のチップを渡すことは歓迎されます。
追加料金・割増料金システムを知っておこう
日本でも深夜割増などの料金がありますが、シンガポールでも追加料金が適用される時間帯があるのを知っておきましょう。
時間帯による割増料金
以下の時間帯では割り増し料金となるので注意が必要です。
ミッドナイト・サーチャージ
・適用時間： 24:00～6:00
・割増率： 50%
・例： 基本料金S$20の場合、S$30に
ピークアワー・サーチャージ
・平日朝： 6:00～9:30（25%割増）
・平日夕： 18:00～24:00（25%割増）
・土曜夕： 18:00～24:00（25%割増）
乗降場所による追加料金
次に場所による追加料金についてご紹介いたします。
空港関連料金
・チャンギ国際空港発： S$5（金土日17:00-24:00）、S$3（その他）
・セレター空港発： S$3
主要ホテル・施設料金
・マリーナ・ベイ・サンズ： S$3
・リゾート・ワールド・セントーサ： S$3
・IRホテル群： S$3-5
CBD（中央商業地区）料金
・平日17:00-24:00： S$3
・土曜12:00-24:00： S$3
ERP（Electronic Road Pricing）システム
シンガポール独特の道路課金システムで、渋滞緩和を目的としています。
ERPゲート設置エリア
・オーチャード・ロード
・マリーナ・ベイエリア
・シティ・ホール周辺
・チャイナタウン
料金体系
・時間帯により変動： S$0.50～S$6.00
・平日7:30-19:00が主な課金時間
・土曜日は一部エリアのみ
・日曜・祝日は無料
注意すべきポイント
一部の料金はメーター表示には含まれず、降車時に自動加算されるので、ボッタくりだと思わないように注意が必要です。レシートで詳細確認可能なので気になる場合にはしっかりと確認してから降車しましょう。
シンガポールでタクシーを利用する流れ
シンガポールでタクシーを利用する際には以下のポイントを知っておくと利用の流れがスムーズです。
空車サイン
・緑色「TAXI」表示： 乗車可能
・赤色「HIRED」表示： 乗車中
・黄色「ON CALL」表示： 予約客迎え中
・「SHIFT」表示： 営業終了・交代中
タクシーの捕まえ方
・流しのタクシーを捕まえる場合
手を上げてタクシーにアピール
道路の安全な場所で待機
黄色い二重線エリアは停車禁
▷ タクシー乗り場の利用
主要ホテル前やショッピングモール入口、MRT駅前、観光地周辺などにはタクシー乗り場が用意されている事が多いです。
シンガポールでは配車アプリGrabが便利！
シンガポールの配車アプリはGrabが主流となっています。旅行の前にスマホに入れておけばシンガポール旅行中に使えて便利です。
シンガポール旅行にTRAVeSIM
シンガポール旅行が決まったらTRAVeSIMでeSIMの準備を行いましょう！
シンガポール向けのTRAVeSIMは単国対応と周遊タイプの2種類のラインナップをご用意しております。
TRAVeSIMシンガポール向け単国用プラン
TRAVeSIMのシンガポールで使える単国用プランは以下の通りです。
| 高速データ容量 | 期間 | 価格 |
| 1GB | 7日 | 820円 |
| 2GB | 15日 | 1,200円 |
| 3GB | 30日 | 1,650円 |
| 5GB | 30日 | 2,470円 |
| 10GB | 30日 | 3,710円 |
| 20GB | 30日 | 6,000円 |
高速データ容量を複数のパターンでご用意しておりますので、ご自身の利用される高速データ容量に合わせて商品を選んでみてください。
TRAVeSIMアジア向け周遊プラン
TRAVeSIMのシンガポールで使えるアジア向け周遊用プランは以下の通りです。
| 高速データ容量 | 期間 | 価格 |
| 1 GB | 7日 | 750円 |
| 2 GB | 15日 | 1,420円 |
| 3 GB | 30日 | 1,950円 |
| 5 GB | 30日 | 3,000円 |
| 10 GB | 30日 | 5,550円 |
| 20 GB | 30日 | 7,350円 |
| 50 GB | 90日 | 15,000円 |
90日の期間で複数回対象国に行く予定があるという方は、90日のパッケージを購入すれば、都度購入する必要がないので快適です！
周遊プラン対象国を一部抜粋
上記の周遊プランで利用可能は以下の18の国と地域で利用可能となります。
日本人がよく旅行に行く国は網羅されていますので、アジアを周遊旅行したいという方に最適なサービスとなっております。
| 中国 | インドネシア | バングラデシュ |
| 台湾 | カンボジア | フィリピン |
| 日本 | シンガポール | ベトナム |
| 韓国 | スリランカ | マカオ |
| 香港 | タイ | マレーシア |
| インド | パキスタン | ラオス |
バックパッカー旅行などで東南アジアを周遊したい方の行きたい国はほとんど入っていると思うのでバックパッカー旅にも最適です。
その他のエリアも一緒に行きたい方は世界周遊パッケージ！
アジアを旅行する際に、アジアから中東やヨーロッパなどに行く方も多いと思いますが、そういった方には以下の記事でご紹介しております世界で使えるグローバルパッケージがオススメです！
＼世界周遊パッケージ ／
