アフリカ大陸への海外旅行を考える日本人にとって、圧倒的な人気を誇る国があります。
それがエジプトです!古代文明の神秘と現代の活気が共存するこの国は、なぜ多くの日本人旅行者を魅了し続けているのでしょうか。
エジプト旅行が日本人に人気の理由をご紹介いたします。
▷ 世界最長の大河・ナイル川の恵み
エジプトを語る上で欠かせないのが、全長約6,650kmを誇る世界最長の河川・ナイル川です。この大河がもたらす肥沃な土地が、4000年以上前から続く古代エジプト文明を育んできました。ナイル川クルーズでは、川沿いに点在する遺跡群を船上から眺めながら、古代ロマンに浸ることができます。
▷ 4000年の歴史が生んだ圧倒的スケール
エジプトの最大の魅力は、なんといっても4000年以上前に建造された古代遺跡の数々。教科書でしか見たことのない歴史的建造物を、実際に目の前で見て、触れて、体感できる感動は格別です。
次にエジプトに行ったら絶対見たい観光スポットをご紹介いたします。
・世界遺産登録の3大ピラミッド
クフ王のピラミッド:高さ約147m(建設当時)の最大規模
カフラー王のピラミッド:スフィンクスと並び立つ威容
メンカウラー王のピラミッド:最も小さいながらも精巧な造り
ピラミッド内部探検の醍醐味
驚くべきことに、これらのピラミッドは内部見学が可能!狭い通路を通って王の間まで進む体験は、まさに古代エジプトの神秘に触れる貴重な機会です。ただし、入場券は数量限定のため、事前予約がおすすめです。
ピラミッドと並んで有名なのが、ライオンの体に人間の頭を持つスフィンクス。全長約57m、高さ約20mの巨大な石像は、今なお多くの謎に包まれています。
ラムセス2世の威光を示す大神殿
エジプト南部、スーダン国境近くに位置するアブ・シンベル神殿は、古代エジプト最盛期の王・ラムセス2世によって建造されました。
見どころポイントとしては、高さ20mの巨大な4体のラムセス2世像や、年に2回だけ起こる「太陽の奇跡」現象、ユネスコによる神殿移設プロジェクトの歴史などが挙げられます。
エジプトを旅行す際に体験したい3つの事をご紹介いたします。
コシャリ:エジプトの国民食とも呼ばれる混ぜご飯
フール:そら豆のペースト料理
モロヘイヤスープ:クレオパトラも愛したとされる緑黄色野菜のスープ
カイロの「ハン・ハリーリ・バザール」では、香辛料、絨毯、アクセサリーなど、エジプトらしいお土産を値段交渉しながら購入する楽しさを味わえます。
ピラミッド周辺やサハラ砂漠の端で、ラクダに乗って砂漠を散策する体験も人気です。
気候的におすすめの時期
・10月〜4月:気温が穏やかで観光に最適
・12月〜2月:日中は暖かく夜は涼しい理想的な気候
・夏季(5月〜9月):気温が40度を超えることもあるため避けた方が無難
▷ 併せて読みたい:エジプト旅行の前に知っておきたい、気候・都市・治安・通信などの情報を徹底解説!
・ビザ:日本国籍者は到着時にビザ取得可能
・予防接種:A型肝炎、腸チフスの予防接種を推奨
・服装:宗教的配慮から肌の露出を控えめに
・ツアー参加:8日間で15〜30万円程度
・個人旅行:航空券込みで10〜20万円程度
・現地での食事:1食500〜2000円程度
エジプトは、アフリカ大陸の中でも日本人にとって最もアクセスしやすく、かつ歴史的価値の高い観光地です。4000年以上前の古代文明の遺産を間近で体感できる機会は、世界中を探してもそう多くはありません。
ピラミッドの内部探検、ナイル川クルーズ、アブ・シンベル神殿での感動体験など、エジプトでしか味わえない特別な思い出が待っています。古代エジプトの神秘に触れる旅に、ぜひ出かけてみませんか?