2025.05.16

【アルジェリア旅行】両替するなら日本の空港?現地の両替商?利便性も含めておススメを紹介!

アルジェリアへの旅行を計画している方にとって、現地通貨ディナール(DZD)への両替方法は非常に重要な準備事項のひとつです。

しかし、日本円(JPY)を直接アルジェリアディナールに両替するのはほぼ不可能、もしくは非常にレートが悪いという現実があります。

本記事では、なぜ日本円の持参は不利なのかどの通貨を準備すれば良いのか現地での安全な両替方法まで、詳しく解説します。

アルジェリアの通貨事情:基本情報

・通貨単位
アルジェリア・ディナール(Algerian Dinar / DZD)

・補助単位
1ディナール=100サンターム(実際にはあまり使われません)

・紙幣の種類
100DZD、200DZD、500DZD、1000DZD、2000DZDなど

・硬貨の種類
5DZD、10DZD、20DZD、50DZD、100DZDなど

アルジェリア旅行の両替方法についてご紹介!

アルジェリアでは、ユーロ(EUR)と米ドル(USD)が外国通貨として広く認知されており、両替がしやすい通貨です。これらの通貨を日本で用意しておき、アルジェリア到着後にディナールに両替するのが最も現実的で効率的です。

● ユーロ(EUR)

アルジェリアはフランスとの歴史的つながりが深く、ユーロは特に好まれる外貨です。都市部や銀行では、ユーロからディナールへの両替が比較的スムーズに行えます。

● 米ドル(USD)

米ドルも広く受け入れられています。ユーロよりややレートが悪いケースもありますが、両替可能な場所は多いです。
 

どこで両替すべきか?

アルジェリアにドルかユーロを持ってきた場合、どこで両替すればいいのかご紹介いたします。
 

【1】空港や銀行の両替所

アルジェリアの空港(例:アルジェ空港)や主要都市の銀行には、公式の両替所があります。ここでは公定レートで両替できますが、場合によっては手数料が高めです。

【2】ホテルでの両替

一部の高級ホテルでは、レセプションでユーロやドルをディナールに両替できます。ただし、レートは割高になる傾向があります。

【3】ブラックマーケット(非公式両替)について

アルジェリアには非公式な闇両替市場が存在し、公定レートよりも有利なレートを提示されることもあります。しかし、安全面・法的リスク・詐欺のリスクがあるため、旅行者には推奨できません。
 

現地でクレジットカードは使えるか?

アルジェリアでは、現金主義が根強く、クレジットカードの利用範囲は非常に限定的です。

・都市部の一部ホテルや高級レストラン、空港の免税店では使える場合があります。
・一般的なレストラン、タクシー、市場などでは、現金のみ対応が基本です。
・現地ATMでのキャッシングも、日本発行のカードは使えないことが多いため、事前の確認が必要です。
 

両替時の注意点

・パスポート提示が必要な場合あり
銀行や公式両替所では、本人確認が必要になることがあります。

・レートの確認
現地で両替する前に、数か所でレートを比べましょう。
 

日本でのおすすめ準備方法(出発前)

・外貨両替所や外貨宅配サービスを利用して、日本国内でユーロまたは米ドルを準備しておく。
・旅行会社や空港での両替も可能だが、レートや手数料は要確認。
・出発時にディナールは日本国内ではほぼ入手できないため、あくまで外貨で持参し、現地での両替が前提です。

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両替手段 可否 備考
日本円 → DZD 両替不可またはレートが悪い
ユーロ → DZD 最もおすすめ。取り扱い多く、レートも良好
米ドル → DZD 両替可能。ユーロよりやや不利な場合も

 

アルジェリアでのクレジットカード利用

アルジェリアでは、都市部や一部の高級施設を中心にクレジットカードが使える場所が増えつつありますが、全体としてはまだ現金が主流です。

旅行者にとっては便利な支払い手段ですが、地域や店舗によって使えないケースも多いため、事前の準備と情報収集が重要です。
   

クレジットカードが使える場所

アルジェリアでクレジットカードが使える場所をご紹介いたします。

1. 都市部や高級施設

アルジェのような大都市や観光拠点では、以下のような場所でクレジットカードが使用可能なことがあります:

・国際ブランド対応のホテル
・高級レストランやカフェ
・一部のスーパーマーケットやチェーン店
・観光地での入場券購入所(一部のみ)

ただし、「カード対応可能」と表示があっても通信不良や機器の故障などで利用できないこともあるため、念のため現金も携帯しましょう。
   

地方や小規模店舗では基本使えない!

地方都市やローカルエリアでは、ほとんどの店舗でカードが使えないのが現状です。

以下のような場所では基本的に現金のみ対応です。

・ローカルマーケットやスーク(市場)
・小規模の土産物屋・個人経営店
・公共交通機関やタクシー
・一部の博物館や遺跡のチケット販売所
   

使用可能なカードブランド

アルジェリアで比較的使いやすい国際ブランドは以下の通りです:

・Visa:最も普及しており、都市部のホテルやレストランで使用可能です
・Mastercard:Visaと同等に対応している店舗が多いです
・American Express:都市部の一部高級ホテルでは使用可能ですが、対応店舗は非常に少数
 

カード使用時の注意点

・海外利用設定の確認
渡航前にカード会社に連絡し、海外利用が可能になっているか確認しましょう。また、限度額や有効期限も要チェックです。

・手数料の確認
クレジットカード利用時には以下の手数料がかかる場合があります:
 - 外貨取扱手数料(1~3%程度)
 - アルジェリアの店舗が課す手数料(提示されない場合もあります)

・現地通貨での決済を選ぶ
支払い時に「ディナール(DZD)」か「ドル/ユーロ」の選択ができる場合、ディナールでの決済を選んだ方が為替レートが有利です。

・最低利用額の設定
一部の店舗では、「〇〇DZD以上でカード使用可」といった最低利用金額の制限がある場合があります。事前に確認しましょう。

・スキミング対策
カード情報の盗難リスクを避けるため、見知らぬスタッフにカードを預けないポータブル端末を使ってもらうなど、慎重に取り扱いましょう。

       

アルジェリア旅行でのカード利用まとめ

・VisaとMastercardが比較的使いやすく、都市部では対応施設が増えている
・地方や小規模店舗では現金が必須のため、適度な現金を準備すること
・支払い時は「アルジェリア・ディナール」での決済を選ぶことがポイント
・渡航前にカード会社に海外利用の可否や手数料を確認しておくことが重要

クレジットカードを賢く使いこなせば、旅先での支払いもスムーズに進みます。
ただし、現金が必要な場面が多い国であることを前提に、バランスの取れた通貨管理を心がけましょう。

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