マルタで使用されている通貨はユーロ(Euro, EUR)です。
マルタは2008年1月よりユーロ圏に加盟しており、ユーロが正式な法定通貨として使用されています。そのため、マルタ国内ではユーロでの支払いが基本であり、両替や通貨に関する心配が少ないのが特徴です。
マルタ旅行で使用するユーロについて、以下の内容を紹介します。
ユーロの硬貨には、以下の8種類があります:
1セント / 2セント / 5セント / 10セント / 20セント / 50セント / 1ユーロ / 2ユーロ
硬貨は共通デザインの表面と、発行国ごとの独自デザインの裏面を持っています。マルタ発行のユーロ硬貨には、マルタ騎士団やマルタ十字などのモチーフが描かれており、旅行中に硬貨を集めるのも楽しい体験になります。
ユーロの紙幣には、以下の7種類があります:
5ユーロ / 10ユーロ / 20ユーロ / 50ユーロ / 100ユーロ / 200ユーロ / 500ユーロ(※500ユーロ札は現在ほとんど流通していません)
紙幣はすべてユーロ圏共通のデザインで、ヨーロッパの建築様式をテーマにしたイラストが描かれています。
・現金での支払い
マルタでは、レストランやカフェ、小規模店舗でも現金支払いが可能です。特にローカル市場やバス運賃などでは現金が求められることもあるため、ある程度の現金を持ち歩くと安心です。
・クレジットカードの利用
観光地やホテル、大型店舗ではクレジットカードやデビットカードが広く利用されています。VisaやMastercardが一般的ですが、念のため複数ブランドのカードを用意しておくと安心です。
・ATMと両替の利用
街中や空港にはATMが多く設置されており、国際ブランドのキャッシュカードで現金を引き出すことができます。両替所は空港や観光地にありますが、手数料やレートに注意が必要です。現地の銀行やクレジットカードのキャッシング機能も有効です。
マルタ旅行を計画する際、日本円からユーロ(Euro, EUR)への両替をどのタイミングでするかは重要なポイントです。
マルタではユーロが法定通貨として広く使われており、日常的な支払いや観光時の決済もすべてユーロ建てです。近年ではクレジットカードやデビットカードの利用が一般的となっており、現金を大量に持ち歩く必要は減少しています。
それでも、バスや小規模な店舗などでは現金が必要な場面もあるため、少額の現金を準備しておくと安心です。以下では、マルタでの外貨両替や支払いに関する実用的な情報をご紹介します。
マルタはユーロ圏に属しているため、日本出発前にユーロを準備しておくと、到着後すぐに公共交通機関や飲食店で使えるので便利です。
日本国内では外貨両替専門店や大手銀行でユーロの両替が可能です。空港でも両替できますが、一般的にレートは不利なことが多いです。
おすすめは、外貨宅配サービスを利用すること。事前にインターネットで申し込み、自宅で受け取れるため、空港で両替に並ぶ必要がありません。レートも比較的良心的です。
現地の空港や市内の銀行、両替所でもユーロの両替は可能ですが、日本円からの直接両替は対応していない場合があります。日本円の取り扱いがない両替所もあるため、あらかじめユーロを日本で用意しておくのが安心です。
また、マルタの一部の両替所では手数料が表示されていない場合もあるので、必ずレートと手数料を確認してから両替しましょう。
以下の方法で日本円からユーロをあらかじめ準備することができます:
・外貨両替専門店:大手都市にはユーロを常時取り扱っている店舗が多くあります。
・外貨宅配サービス:レートが比較的良く、空港よりもお得な場合が多いため、旅行者に人気。
・銀行での両替:信頼性は高いものの、為替レートがやや不利である点に注意。
マルタではATMが非常に普及しており、空港や街中、ショッピングモールなどで簡単に見つかります。国際ブランド(Visa、Mastercardなど)の付いたクレジットカードやデビットカードを使えば、現地通貨(ユーロ)をその場で引き出すことができます。
・DCC(Dynamic Currency Conversion)には注意
ATM利用時に「ユーロ建て(EUR)」か「日本円建て(JPY)」か選択を求められた場合は、必ず**ユーロ建て(EUR)**を選びましょう。日本円を選ぶと、不利な為替レートと手数料が適用されることがあります。
・手数料を確認
現地ATMやカード会社によって手数料が発生するため、事前にご自身のカードの海外利用条件を確認しておくと安心です。
・ユーロは日本で事前に準備:現地での直接両替は割高な場合があるため、日本での準備が無難。
・現地ATMを活用:必要な分だけ、良いレートで引き出せて便利。
・空港での両替は最小限に:現地空港の両替所はレートが不利な場合が多い。
・現金とカードを併用:都市部やホテル、レストランではカード払いが主流。現金は小額でOK。
これらのポイントを押さえておくことで、マルタ旅行中の支払いをスムーズに行い、安心して観光を楽しむことができます!
マルタでは、都市部や観光地を中心にクレジットカードが広く利用可能です。
特に観光客が訪れるエリアではカード決済が主流ですが、小規模店舗や一部のサービスでは現金のみの対応もあるため、事前にクレジットカード利用の傾向を知っておくと安心です。
マルタでのクレジットカード利用について、以下に詳しくご紹介します。
・都市部や観光地
首都バレッタ(Valletta)をはじめ、スリーマ、セントジュリアン、ゴゾ島などの主要エリアでは、レストラン、カフェ、ホテル、ショッピングセンター、多くの観光施設でクレジットカードが一般的に利用できます。
・公共交通機関
公共バスの定期券購入や、一部の自動券売機ではクレジットカードが使用可能です。ただし、現金のみの対応のバスやチケット売り場もあるため、念のため少額の現金を持っておきましょう。
・地方や小規模施設
地方のローカルなショップ、露店、マーケットでは、現金のみの取り扱いが多い傾向にあります。特にゴゾ島やコミノ島などでは現金が重宝される場面もあります。
マルタでは以下の主要カードブランドが広く対応しています:
・Visa
・Mastercard
・American Express(高級ホテルや一部の観光施設で利用可能)
※JCBは対応していない店舗が多く、使用できないケースが目立ちます。VisaまたはMastercardを持参するのが無難です。
・DCC(Dynamic Currency Conversion)に注意
カード利用時に「日本円(JPY)」か「ユーロ(EUR)」での決済を選択する場面があります。
→ ユーロでの決済を選択した方が、為替レートが有利になることが多く、おすすめです。
・手数料に注意
一部のATMや店舗では、カード利用時に別途手数料がかかる場合があります。出発前にカード会社の規定を確認しておきましょう。
・PINコードの準備
ヨーロッパでは、支払い時にサインではなく**PINコード(暗証番号)**が求められるケースが多いため、事前に確認・準備しておきましょう。
・為替レートが良い
カード決済のレートは一般的に現地での現金両替よりも有利です。
・現金の持ち歩きが減る
多額の現金を携帯せずに済み、安全性の向上にもつながります。
・現金の併用を忘れずに
ローカル店やバスなど、現金のみ対応のケースに備えて、少額のユーロ紙幣とコインを持参しましょう。
・カードの紛失・盗難対策
カード利用時はその場で処理を確認し、控えを必ず保管しましょう。紛失時に備えて、複数枚のカードを用意し、別々の場所に保管するのがおすすめです。
・海外旅行に適したカードを選ぶ
– 海外利用時の為替手数料が安いカード
- 海外旅行保険が付帯しているカード
これらの特徴を持つクレジットカードを準備しておくと、マルタでの滞在がより快適で安全になります。
マルタでは、クレジットカードは都市部や観光地で便利に使えますが、地方や現金主体の場所もあるため、カードと現金を上手に組み合わせて使用するのがおすすめです。現地には日本円ではなく両替に便利なユーロを持っていくと良いでしょう。現地での両替より日本での両替の方がレートが良いケースが多いです。