アイルランドではクレジットカードやデビットカードの利用が広く普及しており、キャッシュレス決済が一般的です。
ただし、場所によっては現金が必要になることもあるため、事前にカードの利用可能範囲を把握しておくと安心です。
ここでは、アイルランド旅行でのカード事情を詳しく解説します。
アイルランドで使えるカードの種類
アイルランドでは、以下のカードブランドが広く利用されています。
・VISA(ビザ) – 最も普及しており、ほぼ全ての店舗・ATMで利用可能
・Mastercard(マスターカード) – VISAと同様に利用範囲が広い
・American Express(Amex) – 一部のホテルやレストランでは利用可能だが、使えない店舗もある
ポイント:VISAまたはMastercardのカードを持っていれば、アイルランドでの支払いに困ることはほぼありません。
クレジットカードが使える場所
・ホテル :ほぼすべてのホテルでクレジットカードが利用可能
・レストラン・カフェ –:中規模以上の店舗ではカード決済対応が一般的
・ショッピングモール・スーパー:大手チェーンはほぼ全てキャッシュレス決済対応
・観光施設・美術館・博物館 :入場券の購入にカードが利用可能
・公共交通機関:ダブリンのバス・鉄道・LUAS(路面電車)ではタッチ決済(VISA/Mastercard)対応
・タクシー : ほとんどのタクシーがクレジットカード決済に対応
・オンライン予約 :ホテルやレンタカー、ツアーの事前予約にカード決済が必須
カードが使えない・使いにくい場所
・ローカルマーケット・小規模の個人経営ショップ – 現金のみ対応のことがある
・一部のパブ – 伝統的なパブでは現金のみのところも
・コインランドリー – 現金のみ対応の場所が多い
・駐車場の自動精算機 – クレジットカード非対応の機械が一部あり、コインが必要な場合がある
・チップの支払い – レストランやタクシーでのチップは現金の方が便利
ポイント:田舎の個人経営店やマーケットでは現金が必要になる場合があるので、少額のユーロ紙幣を持っておくと安心。
ATMでのキャッシング(現金引き出し)
クレジットカードやデビットカードを使って、アイルランドのATMでユーロ(EUR)を引き出すことができます。
・ATMの設置場所:空港、駅、銀行、ショッピングモール、街中の至る所に設置
・対応ブランド:VISA・Mastercard・Cirrus・PlusのロゴがあるATMなら利用可能
・手数料:銀行やカード会社によって異なる(事前に海外キャッシング手数料を確認)
・注意点
現地ATMでの両替レートは良いが、手数料がかかる場合がある
ATMで「ユーロ建て(EUR)」での引き出しを選択すると、余計な手数料を避けられる
アイルランドでは日本円(JPY)を直接引き出せないので、ユーロで受け取る必要がある