ブルネイ旅行の前に知っておきたい、気候・都市・治安・通信などの情報を徹底解説！

ブルネイは豊かな自然とイスラム文化が融合した美しい国です。

黄金のドームが輝く「オマール・アリ・サイフディン・モスク」や、水上集落「カンポン・アイール」などの観光スポットが魅力的です。

手つかずの熱帯雨林が広がる「ウル・テンブロン国立公園」では、ボートクルーズやトレッキングが楽しめます。治安が良く、静かで落ち着いた雰囲気の中、ゆったりとした時間を過ごせるのも魅力のひとつです。

今回はそんなブルネイ旅行の際に気になる気候や服装に関してご紹介いたします。
服装の他にも治安や、人気の都市、通信に関しても解説しておりますので、併せてご確認ください。

 

ブルネイの季節と気候と服装について

ブルネイは熱帯気候に属しており、一年を通じて高温多湿です。

・年間平均気温：26～32℃
・湿度：高く、70～90%
・降水量：年間約3,000mm（特に雨季は降水量が多い）

四季はなく、「雨季」と「乾季」の2つの季節に分かれます。
　　　

乾季（3月～9月）：比較的晴天が多い

・特徴

降水量が少なく、観光に適した時期
ただし、湿度は依然として高め
気温は日中30～34℃、夜間は24～27℃

・服装のポイント
軽くて通気性の良い服装（Tシャツ、薄手の長袖シャツ、リネン素材など）
日差し対策（帽子、サングラス、日焼け止め）
エアコン対策（屋内は冷房が強いため、薄手の羽織りものがあると便利）
歩きやすい靴（サンダルも可だが、観光ではスニーカーが◎）
　

雨季（10月～2月）：スコールが頻繁に発生

・特徴

突然のスコール（1～2時間程度）が頻繁に発生
湿度がさらに高く、蒸し暑さを感じることが多い
気温は日中30～32℃、夜間は23～26℃

・服装のポイント
速乾性のある服（ポリエステルやナイロン素材が◎）
折りたたみ傘 or レインコート（急なスコールに備える）
防水サンダルや撥水スニーカー（足元が濡れやすい）
湿気対策グッズ（タオル、制汗剤、ベビーパウダー）

ブルネイの服装で気をつけるべきポイント

・イスラム教の国であるため、露出の多い服装は控えるのがマナー

女性はショートパンツやタンクトップより、ひざ丈のスカートやパンツ、袖のあるトップスが無難

モスク訪問時は長袖・長ズボンが必須（スカーフの着用も推奨）

・屋内施設（ショッピングモール、レストラン）は冷房が強いため、長袖の羽織りものを持参

・サンダルやビーチウェアは観光地以外では適さないことがあるので注意
　　　　　　

　　　　

ブータン旅行でオススメの都市とオススメスポットをご紹介！

ブルネイは小さな国ですが、自然や文化、歴史を感じられるスポットが点在しています。

ここでは、訪れるべき3つの都市とそれぞれの観光スポットを紹介します。
　　

バンダルスリブガワン（首都）

ブルネイの政治・経済・文化の中心地であり、観光の拠点となる都市です。
　　

おすすめ観光スポット

・オマール・アリ・サイフディン・モスク

黄金のドームが輝くブルネイを代表するモスク、人工湖の上に浮かぶように建てられており、夜のライトアップが美しく、観光客も見学可能（服装に注意）

・カンポン・アイール（水上集落）

「東洋のベネチア」とも称される、世界最大級の水上集落で、約30,000人が暮らしており、モスクや学校、商店も水上にあります。ボートツアーに参加すると、地元の暮らしを間近で体験できます。

・ロイヤル・レガリア博物館

ブルネイの王室に関する展示が充実した博物館。豪華な王冠や王族の衣装、戴冠式の馬車などを見学できるます。入場無料で、エアコンも効いているため観光の合間の休憩にもいいでしょう。

セリア（石油産業の街）

ブルネイの石油・天然ガス産業の中心地で、ブルネイ経済を支える重要な都市です。
　　

おすすめ観光スポット

・オイル＆ガスディスカバリーセンター（OGDC）

石油産業について学べる科学館。実験やインタラクティブ展示があり、大人も子どもも楽しめ、石油の採掘技術やブルネイのエネルギー産業の歴史を知ることができる。

・ビリオン・バレル・モニュメント

ブルネイの石油産業を記念して建てられたモニュメント。「10億バレルの原油採掘達成」を記念し、近くには油田が広がります。海沿いにあり、夕日が美しいフォトスポットとしても人気。

・パンガラン・ムマング・ビーチ

セリア近郊の穴場ビーチ。人が少なく、静かで落ち着いた雰囲気で、夕暮れ時には美しいサンセットが楽しめます。

　　　　　　　　

　　　　

ブータンの治安と気を付けるポイント

ブルネイは東南アジアの中でも非常に治安が良い国として知られています。

政府の統制が強く、犯罪率が低いため、観光客も安心して旅行を楽しめます。しかし、イスラム教の戒律が厳しく適用されるため、文化や法律に関する注意点もあります。

ここでは、ブルネイの治安情報を詳しく解説します。
　　　

ブルネイの治安の特徴

まずは、ブルネイの治安の基本情報をご紹介いたします。
　　　

治安の良さは東南アジアトップクラス！

・世界的に見ても犯罪率が低い（暴力犯罪はほぼ発生しない）

・観光客を狙った詐欺やスリが少ない

・政治的なデモや抗議活動はほぼ皆無（政府の統制が強いため）

・銃犯罪やドラッグ犯罪は厳しく取り締まり（違反すると重刑）

ブルネイは基本的に治安は良く、安全に観光できる国と言えます。

注意すべき犯罪・トラブル

ブルネイの治安は良いですが、油断は禁物。以下のようなトラブルには注意しましょう。
　　　

軽犯罪（スリ・置き引き）

・ショッピングモールや市場など、人が多い場所ではスリが発生することがある

・貴重品をテーブルに置いたままにしない（カフェやレストランでの置き引き対策）

・バッグは前に抱える or ファスナー付きのものを利用

交通事故

・タクシーがほとんどないため、レンタカー利用者が多い

・現地の運転マナーが荒い（急な車線変更やスピード超過が多い）

・歩行者優先の文化がなく、横断歩道を渡る際は注意
　　　

女性の一人歩き

・基本的に安全だが、夜間は人通りの少ない場所を避ける

・イスラム教の影響で露出の多い服装はNG（特に地元男性の視線を集めることがある）

・宗教上の理由で知らない男性との接触を避ける文化がある（握手を求めないなど配慮が必要）
　　　

麻薬・酒類に関する厳罰

・麻薬は死刑 or 終身刑（絶対に関わらない）

・ブルネイ国内でのアルコール販売は禁止（外国人は持ち込みOKだが、飲酒は指定エリアのみ）
　　　

治安対策のポイント

・基本の安全対策

夜間の一人歩きを避ける（特に女性）

貴重品の管理を徹底する（スリや置き引きに注意）

アルコールや麻薬に関する法律を遵守する

・交通対策

歩行者優先ではないため、道路を渡る際は注意

レンタカーを利用する場合は、事前に現地の交通ルールを確認

・文化・法律を尊重する

イスラム教の規範を守る（露出の多い服装を避ける、公共の場での飲酒をしない）

公共の場での男女の接触やスキンシップは避ける（特に異性間）
　　　　　　　　

　　　　

ブルネイ旅行で気になる通信事情や街中のWiFiについて