ジョージア旅行の前に知っておきたい、基本情報や気候・都市・治安・通信などの情報を徹底解説!

ジョージアは美しい自然、豊かな歴史、そして世界最古のワイン文化が楽しめる魅力的な国です。

首都トビリシの旧市街にはカラフルな建物や温泉街が広がり、ウシュグリやカズベキでは壮大なコーカサス山脈の絶景が楽しめます。

また、ジョージア料理はハチャプリ(チーズパン)やシュクメルリ(ガーリッククリームチキン)など個性的な味が魅力。物価も比較的安く、親しみやすい人々が多いため、旅しやすい国の一つです。

色々な魅力があるジョージアに関してご紹介いたします。

次の旅行でどこに行こうか迷っている方は、是非ジョージア旅行を検討してみてください。

ジョージア旅行で気になる季節や気候をご紹介!

ジョージアは四季がはっきりしており、訪れる季節によって気温や楽しめるアクティビティが大きく異なります。

旅行の時期に合わせた服装のポイントも紹介します。

春(3月〜5月) – 過ごしやすく観光に最適

・気候の特徴

3月はまだ肌寒い日も多いが、4月〜5月にかけて気温が上昇し、過ごしやすくなる(15〜25℃)。

トビリシやカヘティ(ワインの名産地)は温暖で快適。

山岳地帯(カズベキやウシュグリ)はまだ寒く、雪が残ることも。

おすすめの服装

軽めのジャケットやカーディガン(朝晩は冷えるため調整しやすい服装が◎)

長袖シャツや薄手のセーター(日中は暖かくても風が冷たい日もある)

スニーカーや歩きやすい靴(観光地の石畳や坂道対策)

 

夏(6月〜8月) – 暑さと高原の涼しさを楽しめる

気候の特徴

トビリシは非常に暑くなり、最高気温が35℃を超える日もある。

しかし、カズベキやウシュグリなどの山岳地帯は涼しく、避暑に最適。

黒海沿岸のバトゥミは湿度が高めで、ビーチリゾートとして人気。

おすすめの服装

半袖Tシャツや軽いワンピース(トビリシでは夏服が基本)

薄手の長袖や羽織もの(山岳地帯では朝晩冷え込むため)

サングラス・帽子・日焼け止め(強い日差し対策が必須)

 

秋(9月〜11月) – ワインの季節&紅葉が美しい

気候の特徴

9月はまだ暖かいが、10月に入ると涼しくなり、紅葉が美しい季節。

カヘティ地方ではワインの収穫祭(Rtveli)があり、観光のベストシーズン。

山岳地帯は10月頃から雪が降ることも。

おすすめの服装

長袖シャツやライトジャケット(朝晩は冷え込むため重ね着が便利)

スニーカーやブーツ(山や田舎道では歩きやすい靴が◎)

軽めのコートや厚手のカーディガン(11月は本格的に寒くなる)

 

冬(12月〜2月) – 雪景色と温泉を楽しむ

気候の特徴

トビリシはそこまで寒くなく、平均気温0〜5℃程度。

しかし、カズベキやグダウリなどの山岳地帯は本格的な冬(-10℃以下も)。

グダウリではスキーが楽しめる。

おすすめの服装

厚手のコートやダウンジャケット(防寒対策が必須)

手袋・マフラー・ニット帽(特に山岳地帯では防寒アクセサリーが重要)

滑りにくい靴やブーツ(雪道や凍結対策)
  

旅行時期ごとのポイント

季節 気温の目安 特徴 おすすめの服装
春(3〜5月) 15〜25℃ 観光しやすいが朝晩は冷える 軽めのジャケット、長袖シャツ
夏(6〜8月) 25〜35℃(山は涼しい) 都市部は暑いが高地は快適 半袖Tシャツ、日焼け対策グッズ
秋(9〜11月) 10〜25℃ ワインの季節、紅葉が綺麗 長袖シャツ、ライトジャケット
冬(12〜2月) -10〜5℃(山は寒い) スキーや温泉が楽しめる ダウンジャケット、手袋・マフラー

 

ジョージア旅行でオススメの観光スポット3選

ジョージア旅行でおすすめの都市と、各都市の観光スポットを3つずつ紹介します。
 

トビリシ(Tbilisi) – ジョージアの首都であり、歴史と近代文化が融合する都市

おすすめスポット

・ナリカラ要塞(Narikala Fortress)
4世紀に築かれた要塞で、トビリシ市内を一望できる絶景スポット。ロープウェイでアクセス可能。

・アバノトゥバニ(Abanotubani) 
トビリシ名物の硫黄温泉街。伝統的なドーム型の浴場が並び、地元の人々や観光客に人気。

・平和の橋(Bridge of Peace) 
クラ川に架かる近代的なデザインの橋。夜にはLEDライトが輝き、フォトスポットとしても有名。

カズベギ(Kazbegi Municipality) – 大自然と山岳風景が魅力の町

おすすめスポット

・ゲルゲティ三位一体教会(Gergeti Trinity Church) 
標高2,170mの山の上に建つ絶景の教会。カズベギ山(カズベク山)とともにジョージアを代表する風景。

・ダリヤリ渓谷(Darial Gorge) 
ロシアとの国境に近い絶景の峡谷。壮大な自然の中でハイキングが楽しめる。

・グヴェレティ滝(Gveleti Waterfall) 
トレッキングをしながら訪れることができる美しい滝。静かで自然を満喫できるスポット。

クタイシ(Kutaisi) – 歴史的建造物と自然が魅力の古都

おすすめスポット

・バグラティ大聖堂(Bagrati Cathedral) 
11世紀に建てられた世界遺産の大聖堂。クタイシのシンボルであり、街を一望できる丘の上に位置。

・プロメテウス洞窟(Prometheus Cave) 
幻想的なライトアップが施された鍾乳洞。ボートに乗って洞窟内を探索することも可能。

・オカツェ渓谷(Okatse Canyon) 
高さ100mの断崖絶壁に設置されたスカイウォークから、渓谷の壮大な景色を楽しめるスリル満点のスポット。


  

これらの都市は、ジョージアの歴史・文化・自然をバランスよく体験できるので、ぜひ訪れてみてください! 

ジョージア旅行で気になる治安について

ジョージアはコーカサス地方に位置し、観光地として人気が高まっています。

首都トビリシやリゾート地バトゥミ、歴史的な街ムツヘタなど、多くの見どころがあります。治安面では比較的安全とされていますが、一部注意が必要なエリアや犯罪のリスクもあります。
  

治安が良いエリア

ジョージアの主要都市や観光地では、一般的に治安が良好です。特に以下のエリアは観光客にとって比較的安全です。

・トビリシ(Tbilisi)
首都であり、多くの観光客が訪れます。旧市街や自由広場周辺は昼夜問わずにぎわっています。

・バトゥミ(Batumi)
黒海沿岸のリゾート地で、治安は良好。観光客向けのエリアは警察の巡回もあります。

・ムツヘタ(Mtskheta)
ジョージア正教会の聖地であり、落ち着いた雰囲気の町です。
  

注意が必要なエリア

一方で、以下の地域は注意が必要です。

・南オセチア・アブハジア(紛争地域)

これらの地域はロシアとの領土問題を抱えており、実質的にジョージア政府の統治が及んでいません。

立ち入りは厳禁であり、訪問するとジョージア当局から罰則を受ける可能性もあります。

・トビリシの一部エリア

夜間は人通りの少ない裏路地を避ける。

駅周辺(Didube Bus Station など)はスリや詐欺が報告されているため注意。

・国境付近(特にロシア国境)

一部地域では軍や警察の警戒が強いため、不用意に近づかないこと。
  

旅行者が遭遇しやすい犯罪・トラブル

ジョージア旅行で気を付けるべき犯罪やトラブルをご紹介いたします。
  

・スリ・置き引き

混雑する場所(市場・バス・地下鉄)でのスリ被害が報告されています。

バックパックは前に抱える、貴重品を分散して持つなどの対策を。
  

・詐欺・ぼったくり

観光地周辺のタクシーはメーターを使用せず高額請求されることがあるため、事前に運賃交渉をするか、配車アプリ(Bolt など)を利用する。

偽警官詐欺:「パスポートを見せろ」と言ってくる偽の警官に注意。本物の警官はIDカードを提示します。
  

ナイトライフ関連のトラブル

・クラブ・バーでのぼったくり:会計時に法外な料金を請求されるケースがあるため、事前に価格を確認。

・過度な飲酒:酔った状態でトラブルに巻き込まれるケースもあるので注意。
  
    

ジョージアは比較的治安は良いけど気を付けよう!

ジョージアは全体的に安全な国ですが、観光客を狙ったスリや詐欺には注意が必要です。また、南オセチアやアブハジアなどの紛争地域には近づかないようにしましょう。基本的な防犯対策をすれば、安心して旅行を楽しむことができます。

    

ジョージア旅行で気になる通信事情や街中のWiFiについて

ジョージアの街中でのWi-Fi事情について、以下のように詳しく解説します。
 

主要都市でのWi-Fi環境

ティビリシバトゥミといった主要都市では、公共の場でWi-Fiを利用するのが一般的です。観光地やカフェ、レストラン、ショッピングモール、ホテルなど、多くの施設で無料Wi-Fiが提供されています。

観光エリアでは、高速なインターネット接続が確保されていることが多く、観光客にも便利です。
 

 無料Wi-Fiの提供場所

カフェやレストラン:観光地のカフェやレストランでは無料Wi-Fiを提供している店舗が多数あります。コーヒーを頼むと、ネット接続のパスワードがもらえることが一般的です。

ホテル:ほとんどのホテルでは無料Wi-Fiが提供されており、特に中〜高級ホテルでは高速のインターネット接続が整備されています。

公共施設:ショッピングモールや観光案内所、空港などの公共施設でも無料Wi-Fiが使えることが増えています。
 

リモートエリアでのWi-Fi接続

ジョージアの都市部ではWi-Fiの接続環境は整っていますが、田舎やリモートエリアでは、インターネットの速度や接続の安定性に問題が生じることがあります。特に山間部や地方では、Wi-Fiが使えない場合もあります。

自然やアウトドアを楽しむ場合、モバイルデータ通信を利用する方が安定してインターネットにアクセスできるかもしれません。
 

Wi-Fi速度と安定性

都市部ではWi-Fiの速度は良好で、インターネットを快適に利用できます。特にカフェやレストランでは、観光客が多いため、通常は高速なWi-Fiが提供されます。

郊外や田舎では、Wi-Fiの接続速度が遅くなることがあり、長時間の動画視聴や大容量のデータ転送を行うには少し不便を感じる場合があります。
 

注意点

無料Wi-Fiを利用する際には、セキュリティに注意し、暗号化された接続を使用することをお勧めします。

観光地によってはWi-Fiが提供されていない場合も多いので、モバイルデータ通信を利用するためのSIMカードの購入が便利です。

\以下の記事をチェック/

安定したインターネット接続を確保するためのおすすめ方法

・プリペイドSIMカード
現地でプリペイドSIMカードを購入し、モバイルデータ通信を利用するのが便利です。ホニアラの空港や街中の通信キャリアショップで購入でき、比較的安定したインターネット接続が得られます。ただし、データ速度は日本や他の都市と比べて遅めです。

・ポケットWi-Fiのレンタル(事前準備)
日本からポケットWi-Fiをレンタルしていく方法もありますが、ジョージアでの対応範囲は限定的なため、確実に使えるかは確認が必要です。

・eSIMの利用
eSIMが使えるスマートフォンを持っている場合、現地の通信会社や国際的なデータプランを提供するサービスからeSIMを購入しておくと、接続がスムーズになる場合があります。

ジョージアを旅行する際には外ではモバイル通信環境を準備しておくのが良いでしょう。
  

モバイル通信の準備で安心!

ホテルのWiFiだけだと、外を移動する際に通信が利用出来なかったり、WiFiが不調だと通信ができなかったりと不便です。

上記でご紹介したような通信手段を用意しておけば、安心してジョージアの旅行を楽しめます。

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