オーストラリア旅行をスムーズに楽しむためには、現地で使用される通貨やその取り扱いについて事前に確認しておくことが重要です。
現金を準備しておけば、どこでも安心して支払いができます。以下では、オーストラリアの通貨情報と旅行者向けの注意点を詳しく解説します。
オーストラリアの通貨:オーストラリア・ドル(AUD)
オーストラリアで使用される法定通貨はオーストラリア・ドル(AUD)です。
・補助単位
1オーストラリア・ドル(AUD)は100セントに分けられます。
・為替レート
オーストラリア・ドルの為替レートは変動制のため、旅行前に最新のレートを確認し、予算を計画することをおすすめします。
・硬貨:5セント / 10セント / 20セント / 50セント / 1ドル / 2ドル
・紙幣:5ドル / 10ドル / 20ドル / 50ドル / 100ドル
※ 小額紙幣(5AUDや10AUD)は交通機関やローカルマーケットでの支払いに便利です。
・現金での支払い
オーストラリアでは都市部のホテルやレストラン、多くの店舗でクレジットカード決済が可能ですが、ローカルマーケットや一部の小規模店舗では現金のみの場合もあるため、少額の現金を持ち歩くと安心です。
・ATMでの現金引き出し
シドニー、メルボルン、ブリスベンなどの主要都市にはATMが多く設置されており、国際ブランド(VISA・Mastercard)のクレジットカードやデビットカードでオーストラリア・ドルを引き出せます。ただし、ATMの利用には手数料が発生することがあるため、事前に確認しておきましょう。
オーストラリア旅行をスムーズに楽しむために、オーストラリア・ドル(AUD)の両替方法を事前に把握しておきましょう。
日本と現地での両替方法を詳しく解説します。
まずは日本国内でオーストラリア・ドル(AUD)へ両替できるかを紹介します。
・日本国内での両替
日本国内では、オーストラリア・ドル(AUD)を取り扱っている銀行や両替所が多数あります。特に、主要な都市の銀行や空港、外貨両替専門店で両替が可能です。ただし、手数料やレートを考慮すると、事前に比較しておくことが重要です。
・外貨宅配サービス
外貨宅配サービスを利用すれば、事前にオーストラリア・ドル(AUD)を用意できます。日本国内で両替するよりも、現地のレートが良い場合もあるため、必要な金額を見極めた上で両替すると良いでしょう。
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次に、オーストラリア到着後の両替方法を紹介します。
・空港や銀行での両替
シドニー国際空港やメルボルン国際空港などの主要空港には両替所や銀行のカウンターがあり、オーストラリア・ドルへの両替が可能です。ただし、空港の両替所はレートが割高な場合が多いため、必要最低限の金額だけ両替し、残りは市内で両替するのが賢明です。
・市内の銀行や両替所
シドニー、メルボルン、ブリスベンなどの主要都市には銀行や公式両替所が多数あり、日本円をオーストラリア・ドルに両替できます。また、大手ホテルのフロントでも両替サービスを提供していることがありますが、手数料が高めになることが多いため、レートを確認してから利用しましょう。
✅ 日本国内でオーストラリア・ドルの両替は可能だが、手数料やレートを比較することが重要。
✅ 現地では銀行や公式両替所、ATMでオーストラリア・ドルに両替可能。
✅ 空港の両替所はレートが悪いことが多いため、最低限の金額だけ両替し、市内の銀行やATMを活用するのがおすすめ。
オーストラリアではクレジットカードやデビットカードの使用が非常に一般的で、ほぼすべての場所で利用できます。
以下に、オーストラリアでのカード利用について詳しく解説します。
まずは、クレジットカードの利用可否をご紹介いたします。
・ホテル・宿泊施設
ほぼすべてのホテルで利用可能。デポジットの支払いにカードが必要な場合が多い。
・レストラン・カフェ
ほぼすべての飲食店で利用可能。ただし、一部の小規模なカフェや屋台では現金のみの場合もあり。
・スーパーマーケット・コンビニ
Coles(コールズ)、Woolworths(ウールワース)、ALDIなどの大手スーパーやコンビニ(7-Eleven)でも利用可能。
・公共交通機関
シドニーやメルボルンなどの主要都市では、Visa・Mastercard・American Expressのタッチ決済(コンタクトレス決済)をそのまま交通カードとして使用可能。
・観光地・アクティビティ
入場料の支払いにカードが使えることがほとんど。
・タクシー・配車サービス
タクシーはカード決済可能だが、5〜10%の手数料がかかる場合あり。UberやDiDiなどの配車アプリはカード決済が標準。
・地方のマーケット・屋台
カード決済ができる場合もあるが、現金のみの店も存在。
・小規模な個人経営のショップ
カード対応していない場合あり。
・チップの支払い
基本的に不要だが、カード払いでチップを追加できるレストランもある。
オーストラリアでは以下のブランドが広く使えます。
・Visa / Mastercard:最も一般的。ほぼすべての場所で使用可能。
・American Express(Amex):利用可能だが、一部の店舗では手数料の関係で受け付けていない場合もある。
・JCB / UnionPay(銀聯):大都市の一部店舗や百貨店で利用可能だが、地方では対応していないことが多い。
・主要銀行のATM(Commonwealth Bank、ANZ、Westpac、NAB)で日本のクレジットカードやデビットカードを使ったキャッシングが可能。
・手数料:日本の銀行やカード会社によって異なるが、数百円〜数%の手数料がかかることが多い。
・現金が必要な場面:地方のマーケットや小規模店舗、チップを渡したい場合など。
クレジットカードはほぼどこでも利用可能で、一部の地方の小規模店・マーケットを除けばほぼカードが使えます。Visa / Mastercardが最も使いやすい(Amexは一部店舗で利用不可)。現金はカードを使ってATMでも準備出来るので、そこまで多く持っていかなくても良いでしょう。