インドでのクレジットカード・デビットカードの利用について解説します。
インドでカードが使える場所
インドでは都市部を中心にクレジットカードやデビットカードが広く利用できます。特に以下の場所ではカード決済が可能です。
・ホテル:中級〜高級ホテルではほぼ問題なく使えます。
・レストラン・カフェ:観光客向けや高級店ではカード決済が普及。ローカル食堂では現金のみの場合が多い。
・ショッピングモール・百貨店:大型商業施設やブランドショップではカードが使えます。
・スーパーマーケット:都市部のスーパーではカードが使えますが、小規模な店舗では現金が必要。
・鉄道・航空券:オンライン予約ならカード決済が基本。駅や空港の窓口でもカードが使えることが多い。
・UberやOla(配車サービス):アプリ決済でクレジットカード・デビットカードが使えます。
カードが使えない・使いにくい場所
・ローカルマーケット(バザール):基本的に現金払いのみ。
・タクシー・リキシャ:一部のアプリ配車を除き、通常は現金のみ。
・小規模な店舗・屋台:ほぼ現金のみ対応。
・一部の地方都市・農村部:カード決済が普及していないエリアでは、現金が必要。
カード利用時の注意点
・VISA / Mastercard / Amex / JCBの対応状況
VISA・Mastercard:最も広く使える。
Amex(アメリカン・エキスプレス):高級ホテルやレストランでは使えるが、一般店舗では対応していないことも。
JCB:使える場所は少ないが、大都市の一部ホテル・レストランでは対応あり。
・注意事項
・PINコードの入力を求められることがある
→ インドではクレジットカードの決済時に4桁のPINコードを求められる場合があります。事前に確認しておきましょう。
・スキミング・不正利用対策
→ 信頼できる店舗やATMでのみ使用すること。ATMは銀行内のものを利用すると安全。
・インドルピー建て決済を選択する
→ カード決済時に「日本円(JPY) or インドルピー(INR)」と選択できる場合は、インドルピー建てを選ぶのがベター(為替手数料が安い)。
・ATMでのキャッシング
→ 空港や都市部のATMでは、日本のクレジットカードやデビットカードで現地通貨(インドルピー)を引き出すことが可能。ただし、ATM手数料やカード会社の海外キャッシング手数料がかかる点に注意。