パプアニューギニア旅行を快適に楽しむためには、現地で使用される通貨やその取り扱いについて事前に確認しておくことが大切です。
現金を準備しておけば、どこでも安心して支払いができます。以下では、パプアニューギニアの通貨情報と旅行者向けの注意点を詳しく解説します。
パプアニューギニアの通貨:キナ(PGK)
パプアニューギニアで使用される法定通貨は パプアニューギニア・キナ(PGK) です。
国内ではキナでの支払いが基本ですので現地通貨を用意しておくと便利です。
・補助単位
1キナ(PGK)は100トヤ(Toea)に分けられますが、トヤの使用は少なく、主にキナ単位で取引されます。
・為替レート
キナの為替レートは日々変動するため、旅行前に最新のレートを確認し、予算を計画することをおすすめします。
・硬貨
5トヤ / 10トヤ / 20トヤ / 50トヤ / 1キナ / 2キナ
・紙幣
2キナ / 5キナ / 10キナ / 20キナ / 50キナ / 100キナ
※小額紙幣(2PGKや5PGK)は市場やバスの支払いに便利です。
現金での支払い
パプアニューギニアでは クレジットカード決済は都市部では利用できますが、地方ではほとんど普及していません。
特にローカルマーケットやタクシー、バス、個人経営の商店では 現金のみの取り扱いが一般的 です。そのため、必要な分の キナを持ち歩く ことをおすすめします。
ATMでの現金引き出し
ポートモレスビーやラエなどの主要都市には ANZ、Westpac、BSP(Bank South Pacific) などの銀行のATMが設置されており、VISAやMastercard対応のクレジットカードやデビットカードで現金を引き出せます。
ただし、地方都市や村ではATMがほとんどないため、事前に十分な現金を準備しておくことが重要です。
・ATMの手数料やレートを事前に確認する
海外発行のカードでの引き出しには手数料がかかることが多いため、利用前に確認しておきましょう。
・地方ではATMの数が限られているため、都市部で必要な現金を準備しておく
ATMが少ない地域では、現金を持っていないと支払いに困ることがあります。
・ATMのセキュリティに注意し、安全な場所で利用する
夜間や人気の少ない場所でのATM利用は避け、可能であれば銀行内のATMを利用しましょう。
パプアニューギニアの通貨を日本および現地で両替する方法について解説します。
まずは、日本でパプアニューギニア・キナ(PGK)へ両替できるかを紹介します。
日本国内では、パプアニューギニア・キナ(PGK)を直接取り扱っている銀行や両替所はほとんどありません。そのため、日本での直接両替は難しいです。
日本国内では米ドル(USD)を準備し、現地でキナに両替するのが一般的な方法 です。
旅行前に 外貨宅配サービスを利用して米ドルを準備しておくと、現地での両替がスムーズ に行えます。
自宅で必要な額を事前に受け取れるため、空港や現地での両替の手間を減らすことができます。
≫ 海外旅行の際の両替、空港で両替するなら宅配両替がオススメ!日本の空港よりお得に両替出来る!
・空港や銀行での両替
パプアニューギニアの ジャクソン国際空港(ポートモレスビー) や、市内の銀行(BSP・Westpac・ANZなど) で、米ドルからパプアニューギニア・キナ(PGK)への両替が可能です。
⚠ 注意点:日本円を直接パプアニューギニア・キナに両替できる場所はほとんどないため、米ドルを持参するのがおすすめ です。
・ホテルや両替所での両替
一部のホテルや公式の両替所(Forex Bureau) でも通貨交換が可能ですが、手数料やレートが異なる ため、事前に比較してから利用するとよいでしょう。
また、ポートモレスビー市内や主要観光地周辺にも両替所があり、便利に両替できます。
パプアニューギニアでは、国際ブランド(VISA・Mastercardなど)のクレジットカードやデビットカードを利用して、ATMでパプアニューギニア・キナ(PGK)を引き出すことが可能 です。
⚠ 注意点
・ATMの利用手数料や為替レートを事前に確認する
・ATMは都市部に多いが、地方では少ないため、必要な現金を確保しておく
・カードの海外利用設定を事前に確認する
✔ パプアニューギニア・キナ(PGK)は日本での取り扱いが限られているため、米ドルを準備し、現地で両替するのが便利。
✔ 空港や銀行、公式両替所(Forex Bureau)での両替が一般的。
✔ 両替の際にはレートを比較し、手数料に注意。
✔ ATMでの現金引き出しも可能だが、カードの海外利用設定を確認すること。
パプアニューギニア旅行の際は、適切な方法で現地通貨を準備し、安心して滞在を楽しみましょう!
パプアニューギニアでは 一部の都市や観光施設でクレジットカードが使用可能 ですが、現金が主流 となっています。
特に地方ではカードが使えないことが多いため、事前に現金(パプアニューギニア・キナ:PGK)を用意することが重要です。
・国際ホテルや高級レストラン
ポートモレスビーやラエなどの大都市にある**高級ホテル(Hilton, Crown Plazaなど)**や、一部のレストランではクレジットカードが利用できます。
・スーパーマーケットやショッピングモール
Vision City Mega Mall(ポートモレスビー)などの大規模商業施設では、クレジットカード決済が可能な店舗が多くあります。
・航空券やレンタカーの支払い
国内線の航空券購入やレンタカー会社では、クレジットカードが使えることが一般的です。
一部のツアー会社
大手旅行代理店やツアー会社では、クレジットカード払いに対応していることが多いですが、事前に確認が必要です。
地方都市や離島
マダン、キンベ、アロタウ、ゴロカなどの地方都市や離島では、クレジットカードがほぼ使えません。現金を持参しましょう。
ローカルマーケットや屋台
伝統的な市場や屋台では、クレジットカードは使えません。キナ紙幣を用意する必要があります。
タクシーやバスなどの交通機関
タクシーやローカルバス(PMV)は現金のみ対応 です。
小規模なロッジやゲストハウス
クレジットカード決済ができるのは大手ホテルチェーンのみ で、小規模宿泊施設では現金払いが基本です。
・VISA・Mastercardが主流
パプアニューギニアでは、VISAとMastercardが最も広く使えます。 JCBやAmerican Expressは利用できる場所が限られています。
・通信状況による決済トラブル
パプアニューギニアはインターネット接続が不安定なため、カード端末が使えない場合がある ので、現金を持っておくと安心です。
・カードの海外利用設定を事前に確認
日本の銀行によっては、パプアニューギニアでのカード利用が制限されている場合がある ため、事前にカード会社へ確認しましょう。
・ATMでのキャッシングも可能
- BSP(Bank South Pacific)やANZのATM では、VISA・Mastercardのクレジットカードやデビットカードで現地通貨を引き出すことが可能 です。
パプアニューギニアでは現金が基本 となるため、クレジットカードを補助的に活用しながら、スムーズな旅行を楽しみましょう!また、クレジットカードが使えるお店でも端末やネットの不調で現金払いのみになることがあるので注意しましょう。