ポルトガル旅行を計画する際、現地で使用される通貨やその取り扱いについて事前に理解しておくことが大切です。
現金を準備しておけば、どこでも安心して支払いができます。
以下では、ポルトガルの通貨情報と旅行者向けの注意点を詳しく解説します。
・通貨: ポルトガルで使用される法定通貨はユーロ(EUR)です。
・補助単位: 1ユーロは100セント(cent)に分けられます。
・為替レート: 為替レートは日々変動するため、旅行前に最新のレートを確認して予算を計画することをおすすめします。
・硬貨
1セント / 2セント / 5セント / 10セント / 20セント / 50セント / 1ユーロ / 2ユーロ
・紙幣
5ユーロ / 10ユーロ / 20ユーロ / 50ユーロ / 100ユーロ / 200ユーロ / 500ユーロ
※高額紙幣は一部の店舗で使用を断られることがあります
ポルトガルでは観光地や都市部ではカード決済が普及していますが、市場や小規模な店舗では現金しか使えないこともあります。特に地方へ行く場合は、ある程度のユーロ現金を持ち歩くと安心です。
ポルトガル国内の主要都市や空港にはATMが豊富にあり、クレジットカードや国際キャッシュカードを利用してユーロを引き出すことができます。ただし、手数料が発生する場合があるため、1回の引き出し額を多めに設定すると良いでしょう。
日本国内でユーロへの両替は可能ですが、レートや手数料を考慮すると、ポルトガルのATMで引き出す方が有利な場合もあります。
旅行前に日本で両替する場合には、宅配両替という方法もオススメです。
ポルトガル旅行では、現地通貨であるユーロ(EUR)の準備が必要です。
以下では、日本および現地での通貨準備方法について詳しく解説します。
日本でユーロを準備していく方法は大きく分けて以下の2つです。
日本国内では、主要な空港や銀行、外貨両替所でユーロへの両替が可能です。
ただし、空港の両替所は手数料が高めに設定されていることが多いため、事前に銀行や外貨両替専門店でレートを比較するのがおすすめです。
旅行前に外貨宅配サービスを利用してユーロを準備する方法もあります。
事前に自宅で受け取れるため、空港での手続きが不要になり、レートも悪くないのでスムーズに旅行を始められます。
次に、ポルトガル現地で両替する方法をご紹介します。
リスボン・ポルト・ファロなどの主要空港には両替所やATMが設置されており、到着後すぐに現地通貨を手に入れることができます。
・注意点
空港の両替所は、市内の銀行や両替所と比べて手数料が高めに設定されていることが多いため、最低限必要な金額だけ両替し、残りは市内で対応するのがおすすめです。
市内での両替
ポルトガルの都市部(リスボン、ポルトなど)には、銀行や両替所が多数あります。レートや手数料を比較して、最も有利な場所で両替しましょう。
必要書類
銀行での両替にはパスポートが必要なので、忘れずに携帯しましょう。
ポルトガルではATMが広く普及しており、都市部や観光地に多く設置されています。
・対応カード
VisaやMastercardなどの国際ブランド対応カードで現地通貨を引き出すことができます。利用前にカード会社の海外利用設定を確認してください。
・手数料
ATMを利用すると、カード会社によって手数料や為替手数料が発生します。一度に引き出す金額をまとめることで手数料を節約できます。
・引き出し限度額
ATMには1回あたりの引き出し限度額(通常200〜400ユーロ)が設定されています。必要に応じて複数回に分けて操作しましょう。
ポルトガル旅行を快適に楽しむためには、日本である程度のユーロを準備し、現金とカードを状況に応じて使い分けることが大切です。
また、クレジットカードやデビットカードの海外利用設定を事前に確認し、予備の現金を持参しておくことで、スムーズな旅行を楽しむことができます。
現金をあまり持ち歩かないためにカードを活用したいと考えている方も多いと思いますが、ポルトガル旅行でクレジットカードやデビットカードがどの程度使えるか、詳しく解説します。
・都市部(リスボン・ポルト・ファロ)
ほぼ全ての店舗・レストラン・ホテルでクレジットカードが利用可能
・地方都市や田舎
小規模のレストラン、個人経営の店舗、市場では現金のみのこともある
・交通機関
地下鉄・バス・トラム やUber・Bolt は カード決済可能です。
・VISA・Mastercard:ほぼどこでも使える
・American Express(アメックス):対応している店舗は限られる
・JCB・Diners Club:ほとんど使えない(空港・一部のホテル・デパートなどでのみ利用可)
一部のレストランでは、カード決済時にチップ額を追加できる
ただし、現金でチップを渡す方が一般的
・市場や屋台、個人経営のレストラン・カフェ
・公共トイレ(小銭が必要なことが多い)
・一部の小規模ホテル・宿泊施設
・地元のバスやトラムの券売機(古い機種ではカード不可の場合あり)
・暗証番号(PIN)が必要
一部の店舗やガソリンスタンドでは4桁のPINコードが求められる
DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)に注意
ユーロではなく日本円建てで決済を勧められることがあるが、手数料が高いため「ユーロ払い」を選ぶのがベター。