パタヤはタイの人気観光地の一つで、美しいビーチや活気あるナイトライフ、魅力的な観光スポットが満載です。
そんなパタヤを楽しむためには、効率的な移動手段を知っておくことが大切です。市内を移動するにはさまざまな交通手段があり、それぞれに特徴があります。
この記事では、パタヤで使える便利な交通手段を紹介し、観光を快適に楽しむための情報をお届けします!
タイの人気リゾート地「パタヤ」
パタヤは、タイの東海岸に位置する人気の観光地で、シラチャから車で約1時間ほどでアクセスできる便利な場所にあります。
もともと、ベトナム戦争時代に欧米からの兵士たちの休養地として発展を遂げた街で、その歴史的背景が今も街の雰囲気に色濃く影響を与えています。現在でも、欧米で見かけるようなオープンエアのバーやカフェが立ち並び、独特のリラックスした雰囲気を楽しむことができます。
色々な国籍の旅行者で盛り上がっている!
パタヤの移動手段についてご紹介!
パタヤ市街地での移動方法は多岐にわたります。観光客にとっては、効率的でリーズナブルな交通手段を選ぶことが重要ですが、どの手段にもそれぞれの特徴と注意点があります。
以下では、パタヤ市内でよく利用される「ソンテウ」、「バイクタクシー」、「レンタルバイク」、「タクシー(Grab)」について詳しくご紹介します。
ソンテウ|規定ルートならコスパよく移動できる
バイクタクシー|短い距離でもスムーズに移動
ソンテウの利用方法を簡単にご紹介!
パタヤ観光の際に最も便利で使い勝手が良い移動手段の一つが「ソンテウ」です。
ソンテウは市内を走る相乗りバスのようなもので、観光客にとっても非常に利用しやすい移動手段となっています。パタヤの主要な観光地やショッピングエリアを簡単に移動できるため、観光中に活用することが多いでしょう。ソンテウの最大の魅力は、その手軽さとコストパフォーマンスの良さです。
ソンテウの乗り方を詳しく見てみましょう
1.流しのソンテウを捕まえる
パタヤの街中では、ソンテウが頻繁に走っており、利用したい場所に応じて簡単に捕まえることができます。流しのソンテウを利用する場合は、路肩に立ち、手を挙げてドライバーに合図を送ると停車してくれます。流しのソンテウは市内を走っており、主要なエリアを巡回しているので、道端で簡単に乗ることができます。
2.目的地を伝える
ソンテウの車体には、行き先が書かれていることが多いです。乗る前に、車体に表示された行き先を確認し、目的地がそのルートに含まれているかをチェックしましょう。もし確認できない場合や不安な場合は、ドライバーに目的地を伝えて、行先が合っているかを確認してください。特に、観光地を巡る際には事前に行き先を確認しておくことをおすすめします。
3.乗車場所と乗り方
ソンテウは基本的にトラックの荷台を改造した車両なので、乗車時は後ろの荷台に乗り込む形になります。後ろの荷台には、座席が並んでおり、荷台部分に座って移動することができます。座席に余裕がない場合でも、立って乗ることができるので、混雑していても大丈夫です。
4.降車方法
目的地が近づいたら、降りたい場所の近くで「降りたい」と思ったタイミングで荷台の天井や柱に取り付けられているブザーを押します。ブザーを押すと、ドライバーは停車してくれるので、降車したい場所で降りることができます。この仕組みは、日本のバスと同じような感じで、簡単に降りることができるので便利です。
5.乗車賃の支払い
目的地に到着したら、運転席に行き、運転手に乗車賃を支払います。基本的に支払いは現金のみで、料金は非常にリーズナブルです。市内を移動する場合は、10~20バーツ程度、少し離れたジョムティエンビーチまでの移動でも100バーツ以下で済みます。料金を支払う際は、運転手におつりがない場合もあるので、なるべく細かいお金を用意しておくと便利です。
ソンテウを利用する際のポイント
行先確認: 目的地が確実にそのソンテウのルートに含まれているかを乗る前に必ず確認しましょう。特に初めて利用する場合や観光地を訪れる場合は、間違った方向に行ってしまうことを避けるために注意が必要です。
乗車賃: 料金は非常にリーズナブルですが、乗車前にドライバーに確認して、料金が適正かどうかを確かめることをおすすめします。特に観光地周辺では、観光客をターゲットにした料金が設定されている場合があるため、事前に料金を確認しておくと安心です。
レンタルバイクを利用する際の注意事項
パタヤで観光を楽しむ際、移動手段として「レンタルバイク」を選ぶのも非常に便利で自由度が高い方法です。
レンタルバイクを利用することで、パタヤ市内や周辺エリアを思いのままに探索でき、観光地を訪れる際にも時間を気にせずに楽しめます。
レンタルバイクには、店舗型と道沿いにバイクを並べて「For Rent」の看板を掲げているタイプがありますが、どちらの方法も気軽に利用できます。ただし、私自身の経験から言うと、店舗型のレンタルショップを利用する方が安心でおすすめです。
店舗型レンタルバイクのメリット
店舗型のレンタルショップでは、バイクの整備状態が比較的良好であり、車体の管理がしっかりしているため、レンタル時に安心感があります。
これに対して、道沿いの「For Rent」のバイクは、車体が外に長時間置かれていることが多いため、天候や環境による影響を受けやすい可能性があります。店舗型では、バイクの整備も定期的に行われていることが多いため、安心して乗ることができます。
また、店舗型のレンタルショップでは、事前にバイクの状態を確認することができ、何か不具合があれば交換してもらうことも可能です。これにより、トラブルを避けやすくなります。価格はおおよそ1日(24時間)250~300バーツ程度で、レンタル期間の延長や乗り捨てプランなどもオプションで選べる場合もあります。
レンタル時に必要な物と手続き
レンタルバイクを借りる際には、必要な書類や手続きがあります。特に注意すべき点は、バイクの運転には「国際免許証」が必須であることです。
タイでは、観光目的でのバイクの利用には「国際免許証」と「日本の運転免許証」の原本をセットで携帯する必要があります。警察に呼び止められた場合、両方の免許証を提示しなければならないため、必ず持参しておくことが重要です。
店舗型レンタルバイクの場合に必要なもの
国際免許証(提示のみ)
※もし、日本でオートバイの免許を持っていない場合でも、レンタルできる場合があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
パスポート原本(店舗に預ける)
※身分証明として、または盗難防止のため、レンタル時にはパスポートを店舗に預けることが一般的です。
道沿いのレンタルバイクの場合に必要なもの
国際免許証(提示のみ)
パスポート(提示のみ)
デポジットとして1,000THB(約3000円程度)
※道沿いのレンタルショップでは、デポジットが必要となる場合があります。レンタルバイクを返却する際に問題がなければ返金されます。
国際免許証の重要性
国際免許証の効力は、必ず「日本の運転免許証」とセットで提示することで発揮されます。特に注意すべきは、国際免許証内に「オートバイ」の部分が記載されているかを確認することです。
オートバイを運転するためには、国際免許証にその項目が含まれていることが必須となります。
警察による検問があった場合、「オートバイ」の欄に印鑑が押されているかどうかが確認されることもありますので、確認しておきましょう。私自身の体験でも、国際免許証内に「オートバイ」の部分に印鑑があったため、問題なく通過できました。
注意点と安全運転の重要性
レンタルバイクは非常に便利で、自由に移動できるため観光をより一層楽しむことができますが、運転には注意が必要です。特にタイの交通状況は日本と異なり、バイクに乗る際には道路の状態や他の車両との距離に気を使う必要があります。特に市街地や大通りを走る際には、車と並走することになり、スピードを出して走る車と一緒に走ることになります。
信号無視や車線変更など、タイ独特の運転スタイルに慣れるまでは慎重に運転しましょう。また、タイの道路には舗装の状態が不安定な場所もありますので、路肩に大きな穴が開いていたり、砂利が散乱していることもあります。これらの道路状況にも注意を払い、安全運転を心がけることが大切です。