スマートフォンを使っていて、画面の反応が遅れたり、操作がもたつくことにストレスを感じることはありませんか?
せっかく便利なスマートフォンを持っているのなら、できるだけサクサク快適に使いたいものですよね。
今回は、Androidスマートフォンの動作が遅く感じる場合に試してほしい簡単な方法を解説します。普段から「スマホがちょっと重いな」「もっさりしてるな」と感じる方は、ぜひ以下の方法を試してみてください!設定を変更するだけで、驚くほど快適になることもありますよ。
開発者オプションをONに!
Androidスマホを高速化するために、まずは開発者オプションをONにする必要があります。
以下の手順に従って設定を変更していきましょう。
1. 設定画面を開く
まずは、お使いのAndroidスマートフォンの「設定」アプリを開きます。設定アプリのアイコンは、歯車のマークで表示されていることが一般的です。
2. 「端末情報」→「ソフトウェア情報」を選択
設定画面を下にスクロールし、「端末情報」または「デバイス情報」をタップ。その後、「ソフトウェア情報」を選択します。
3. ビルド番号を連続タップして「デベロッパーモード」を有効化
「ソフトウェア情報」の中に「ビルド番号」という項目があります。これを素早く7回ほど連続タップしてください。すると、「デベロッパーモードが有効になりました」というメッセージが表示されます。これで開発者向けオプションが使用可能になります。
4. 設定画面に戻り「開発者向けオプション」を表示
一度設定画面のトップに戻ると、新たに「開発者向けオプション」というメニューが追加されているはずです。この項目をタップして進みます。
開発者向けオプションから高速化する設定
以下の3つの設定を変更することで、画面遷移や動作が大幅にスムーズになります。
スマホのもっさり感が気になる方は以下のステップから設定を行いましょう。
5. 「ウィンドウアニメスケール」をオフにする
「ウィンドウアニメスケール」をタップし、設定を「アニメーションをオフ」に変更します。
・機能説明
ウィンドウを開く際のアニメーション速度を調整する設定です。「オフ」にすると、ウィンドウが即座に開くようになります。
6. 「トランジションアニメスケール」をオフにする
続いて、「トランジションアニメスケール」をタップし、「アニメーションをオフ」に設定します。
・機能説明
アプリ間の画面移動時に行われるアニメーション速度を調整します。「オフ」にすることで、一瞬で画面遷移が完了します。
7. 「Animator再生時間スケール」をオフにする
最後に、「Animator再生時間スケール」をタップし、「アニメーションをオフ」に設定します。
・機能説明
画面をタップした際のアニメーション効果(例えば、ボタンを押したときの動き)を調整する設定です。「オフ」にすると、タップ時のレスポンスが素早く感じられるようになります。