チェンマイは、タイの北部にある都市で、最近はリモートワークの拠点としても人気です。
歴史を感じる事が出来る都市で、700年以上の歴史を誇る古都としての文化遺産や、豊かな自然が織り成す美しい風景を楽しむ事が出来ます。
かつてランナー王国の首都であったチェンマイは、独自の文化や伝統が色濃く残る場所であり、古い寺院や城壁、市場などが町の至る所に点在しているので街を歩いているだけで満喫する事が出来ます。
チェンマイの魅力は「歴史・文化」と「自然の美しさ」
チェンマイ旅行で気になる季節や気候をご紹介!
チェンマイは、タイ北部の山岳地帯に位置し、熱帯性の気候ながらも年間を通じて比較的過ごしやすい地域として知られています。
他のタイの都市に比べて気温が少し低く、特に乾季には快適な気候が魅力です。チェンマイの気候は大きく3つの季節に分けられ、それぞれの特徴を把握することで、旅行や滞在をより楽しむことができます。
1. 乾季 (11月~2月)
最も観光に適した季節で、空気が澄んでいて美しい景色を楽しめます。昼間は快適な暖かさですが、朝晩は涼しくジャケットが必要なこともあります。チェンマイの乾季はタイ全土で最も心地よい気候を味わえる時期で、多くの観光客が訪れます。
・平均気温: 20~28°C (夜間は15°C以下になることも)
・降水量: 非常に少ない。湿度も低めで過ごしやすい。
イベントと観光
・ロイクラトン祭り(11月):
灯篭を川に流し、天にランタンを放つ幻想的なイベント。
・フラワーフェスティバル(2月):
色とりどりの花で飾られたパレードが街を彩ります。
2. 暑季 (3月~6月)
日中は非常に暑くなるため、屋外活動は朝や夕方がおすすめ。山間部やカフェなど、涼しい場所でリラックスするのが人気です。この時期には観光客が少なくなるため、混雑を避けて観光を楽しみたい人にはおすすめです。
・平均気温: 30~38°C (最高気温は40°Cを超えることも)
・降水量: 少なめですが、夕方に短時間のスコールがあることも。
イベントと観光
・ソンクラーン(水掛け祭り、4月):
タイの旧正月を祝う全国的なイベント。チェンマイでは特に盛大に開催され、水掛けで暑さを吹き飛ばします。
・チェンマイ郊外の避暑地:
モントーンやパーイなどの自然豊かな場所で涼を楽しむのも良い選択です。
3. 雨季 (7月~10月)
緑豊かな自然を楽しめる季節。雨が降ると涼しくなる一方で、湿度が高く蒸し暑い日もあります。観光地は空いていて、ゆっくりと過ごしたい人に向いています。山岳地帯では濃い緑が広がり、滝や川が最も美しい時期です。
・平均気温: 25~33°C
・降水量: 年間降水量の約70%がこの時期に集中。夕方以降にスコールが多い。
イベントと観光
・稲作体験やエコツアー:
雨季は田園風景が特に美しく、農村部でローカルな体験を楽しむチャンスです。
・チェンマイの滝巡り:
豊富な水量で滝が迫力を増し、トレッキングが楽しめます。
チェンマイ旅行におすすめの服装
乾季:日中は半袖や軽い服装、朝晩は羽織もの(薄手のジャケットやカーディガン)がおすすめ。
暑季:通気性の良い服装(リネンやコットン素材)。帽子やサングラス、日焼け止めも必携です。
雨季:軽量のレインコートや折りたたみ傘。滑りにくい靴やサンダルも便利です。
チェンマイの治安と注意点をご紹介!
チェンマイはタイの中でも比較的治安が良いとされ、観光客やデジタルノマドに人気の都市です。
穏やかな雰囲気と親切な地元の人々が特徴で、大きな都市犯罪は少ないとされています。しかし、海外旅行先として最低限の注意は必要です。以下では、チェンマイでの安全対策や気を付けるべきポイントを詳しくご紹介します。
チェンマイの治安の基本情報
犯罪率は低め
・観光地としての成熟度が高く、犯罪に遭う可能性は他の都市よりも低いとされています。
・市内中心部や観光スポットは特に安全。
詐欺やぼったくりには注意
・観光客を狙った軽微な詐欺や不当な料金請求は発生する可能性があります。
夜間の移動
市内中心部は夜も比較的安全ですが、明るい通りや人通りの多い場所を選んで移動しましょう。
郊外や暗い路地では注意が必要です。
チェンマイで気を付けるポイント
チェンマイ旅行の際に気を付けるポイントをご紹介いたします。
1. スリや置き引き
・注意が必要な場所
ナイトバザールやサンデーマーケットなどの混雑したエリアでは、スリが発生することがあります。
手荷物は前に抱えるか、しっかりと閉じて持ち歩きましょう。
・対策
貴重品は最小限にし、大きな現金や高価なアクセサリーは避ける。
カフェやレストランでも、荷物を席に置きっぱなしにしないようにする。
2. タクシー・トゥクトゥクの利用
・ぼったくりの可能性
トゥクトゥクやソンテウ(乗り合いバス)での料金交渉に注意。観光客価格を提示されることがあります。
・対策
移動前に料金を確認し、納得できる価格で交渉する。
Grab(グラブ)やBoltなどの配車アプリを利用すると安心。
3. 食べ物と飲み物の安全
・水の注意点
水道水は飲料用に適していないため、ボトルウォーターを購入するのが基本です。
・屋台の食べ物
基本的に安全ですが、衛生状態が気になる場合は観光客が多く訪れる人気の屋台を選びましょう。
4. 交通事故に注意
・交通ルールの違い
チェンマイの道路は交通量が多く、スクーターや車の運転は慣れていないと危険です。
・対策
スクーターをレンタルする際は運転に自信がある場合に限り利用。ヘルメットは必ず着用する。
徒歩での移動中も、横断歩道を利用し、車やバイクの接近に気を付ける。
5. 自然観光地での注意
・山岳地帯の散策
自然豊かなチェンマイでは、トレッキングや滝巡りが人気ですが、以下の点に注意が必要です。
ガイド付きツアーに参加する。単独行動は控える。
虫刺されや日焼け対策を行う。
・動物との触れ合い
象キャンプやナイトサファリなどでは動物に接近する際、スタッフの指示に従い安全を確保する。
6. 健康と衛生
・蚊対策
チェンマイはデング熱が発生することがあるため、虫よけスプレーを常備し、長袖を着用するのも効果的です。
・医療機関
もしもの場合に備え、チェンマイの国際病院の所在地や緊急連絡先を調べておくと安心です。
7. 夜間の観光とアルコールの摂取
・ナイトライフを楽しむ際の注意点
人気のナイトマーケットやパブでの夜間活動は安全ですが、過度の飲酒は控え、酔った状態での単独行動を避けましょう。
・タクシーの利用
深夜に帰宅する場合は配車アプリを利用するか、信頼できるドライバーを選ぶ。
チェンマイの街中でのインターネット環境
チェンマイは観光客やデジタルノマドが多く訪れる都市であるため、街中のWi-Fi環境は非常に整っています。
無料Wi-Fiを利用できる場所が多く、特に観光エリアやカフェでは快適なインターネット接続が可能です。以下に、チェンマイのWi-Fi事情について詳しく説明します。
1. 街中で利用できるWi-Fiの場所
チェンマイの街中でWiFiが利用できる代表的なb所をご紹介いたします。
カフェやレストラン
・チェンマイにはおしゃれなカフェやレストランが多く、ほとんどの店舗で無料Wi-Fiを提供しています。
・人気のカフェチェーン: Akha Ama Coffee、Ristr8to、Starbucks などは高速で安定したWi-Fiが利用可能。
・Wi-Fiのパスワードは注文時に教えてもらうか、レシートに記載されていることが多い。
ホテル・ゲストハウス
・宿泊施設では、無料Wi-Fiが標準的に提供されています。
・一部の高級ホテルやリゾートでは高速Wi-Fiが完備されており、部屋だけでなく共有スペースでも利用可能。
ショッピングモール
Central Festival Chiang MaiやMAYA Lifestyle Shopping Centerなどの大規模ショッピングモールでは、館内で無料Wi-Fiが利用できます。ログイン画面でメールアドレスや電話番号の登録を求められることがあります。
観光スポット
一部の観光地(寺院や公園など)では無料Wi-Fiを提供している場合がありますが、接続が不安定な場合もあるため、モバイルデータのバックアップを用意しておくのがおすすめです。
公共Wi-Fi
チェンマイ市内では、政府が提供する無料の公共Wi-Fiサービス(”Thailand Wi-Fi”)が利用可能なエリアもあります。利用には登録が必要で、パスポート番号を入力してアカウントを作成する形式です。
2. ワーケーションに適したWi-Fi環境
チェンマイはワーケーションの人気都市としても知られており、長時間の作業に適したWi-Fi環境を備えたコワーキングスペースやカフェが豊富にあります。
コワーキングスペースのWi-Fi
・Punspace、Hub 53、Yellow Co-working Spaceなどのコワーキングスペースでは、高速かつ安定したWi-Fiが利用できます。
・作業用デスク、静かな環境、電源コンセントが充実しており、ビデオ会議にも支障がないレベルの速度です。
速度の目安
一般的なカフェやコワーキングスペースでのWi-Fi速度は 20~100Mbps 程度。ほとんどのオンライン作業に対応可能。
3. SIMカードやモバイルWi-Fiの利用
観光や移動中にも快適なインターネット環境を確保するため、モバイルデータを利用するのもおすすめです。
SIMカード
・空港や市内のコンビニで簡単に購入可能。主要なキャリア(AIS、TrueMove H、DTAC)が観光客向けのプリペイドSIMを提供しています。
・データ容量の大きいプランでもリーズナブルで、料金の目安は 7日間で約300~500バーツ。
eSIM
・eSIM対応スマホの方は現地でSIMカードを購入するより事前にeSIMを購入しておけば、現地に到着してすぐにSIMカードを購入出来て便利です。
・日本国内でレンタルして持ち込むか、タイで現地調達する方法があります。
4. 注意点とアドバイス
・接続の安定性: 街中ではWi-Fi接続が安定していますが、郊外や山間部では不安定になる場合があります。
・セキュリティ: 公共Wi-Fiを利用する際は、VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用してセキュリティを強化するのがおすすめです。
・パスワード管理: Wi-Fiのパスワードが必要な場合が多いため、スタッフに気軽に尋ねましょう。
≫海外旅行はVPNで安全に!海外でも安全快適に使いたい方の必需品はコレだ!