ベルギー旅行を計画する際、現地での電化製品の使用について確認しておくことは非常に重要です。
特に、スマートフォン、デジカメ、ノートパソコン、ヘアアイロンやドライヤーなどを持参する方は、コンセントの形状や電圧が異なるため、事前の準備をしっかりしておきましょう。
今回は、ベルギーのコンセント形状、電圧、使用時の注意点、そしておすすめの準備品について詳しく解説します。
ベルギーのコンセント形状
ベルギーで使用されているコンセントの形状は、主にタイプCとタイプEです。
・タイプC
丸い2本のピンが特徴の形状で、ヨーロッパ各国で広く使用されています。ベルギーを含む多くのヨーロッパ諸国で見られる一般的なプラグです。
・タイプE
タイプCに似ていますが、2本のピンに加えて、アース(接地)用の金属部分が追加されています。こちらもベルギーをはじめ、フランスや他のヨーロッパ諸国で使われることが多いタイプです。
日本のコンセントとの違い
日本のコンセントはタイプA/Bが主流ですが、ベルギーではタイプCとタイプEが使われており、形状が異なるため、日本の電化製品をそのまま使うことはできません。したがって、日本から持参した電化製品をベルギーで使用するには、プラグ変換アダプターが必要です。
ベルギーの電圧と周波数
ベルギーで使用されている電圧と周波数は以下の通りです:
・電圧:230V
・周波数:50Hz
日本は100Vの電圧を使用しており、周波数も50Hz/60Hzと異なります。そのため、日本国内専用の電化製品をそのままベルギーで使用することはできません。しかし、「100V-240V」や「230V」対応の電化製品であれば、変圧器なしで使用できます。対応していない場合は、変圧器が必要です。
旅行前の確認ポイント
・電圧対応の確認
スマートフォンやノートパソコンの充電器は「100V-240V」に対応していることが多いため、問題なく使用できます。しかし、ヘアドライヤーやシェーバーなど、一部の家電は100V専用のものもあるため、事前に確認が必要です。
・変圧器の準備
対応していない場合、電圧を変換するための変圧器が必要です。特に電力の大きい家電(ヘアドライヤーや電気シェーバーなど)には必須となります。
使用時の注意点
・プラグ変換アダプターの準備
日本から持参した電化製品をベルギーで使用する場合、CタイプまたはEタイプに対応したプラグ変換アダプターが必要です。マルチ対応のアダプターを持っていくと、さまざまな国で利用できて便利です。
・電圧対応の確認
スマートフォンやノートパソコンの充電器は通常、「100V-240V」の範囲で対応しているため問題なく使えますが、ヘアドライヤーやシェーバーなどの高電力を必要とする機器は、「230V対応」かどうかの確認が重要です。対応していない場合は変圧器を使用しましょう。
便利な変圧機能付きマルチタップ
海外旅行の際、変圧機能付きのマルチタップを持参すると便利です。これにより、ホテルの部屋で複数の端末を同時に充電したり、100Vに変換して日本製の電化製品を使うことができます。
これ1台で、さまざまな国の電圧に対応できるので、海外旅行が多い方には特におすすめです。
ただ、こういった簡易の変圧器はドライヤーなどの消費電力が高い物には利用できません。
スマホの充電に関してしっかりと確認!
スマホやPCの充電器の多くは「100V-240V」対応な場合が多いので表示をしっかりと確認しましょう。
対応している場合は、変圧器は不要で、コンセント形状に合わせた変換プラグだけでOKです。
参照記事:海外でスマホ充電に必要なアイテムとは?