【スウェーデン旅行】両替するなら日本の空港？現地の両替商？利便性も含めておススメを紹介！

スウェーデン旅行を計画する際、現地で使用される通貨やその両替方法について事前に知っておくことは非常に重要です。

特に、日本とは異なる通貨「クローナ（SEK）」が使われているため、スムーズに旅を楽しむためにも、両替や現地通貨の調達方法について把握しておきましょう。
　

スウェーデンの通貨は「クローナ」

スウェーデンでは、独自の通貨「クローナ（SEK）」が使用されています。

ヨーロッパ各国では共通通貨「ユーロ（EUR）」が広く使われていますが、スウェーデンは国民投票の結果、ユーロの導入を否決。現在でも独自の通貨制度を維持しています。

このように、北欧ではスウェーデンだけでなく、デンマークやノルウェーも独自の通貨を採用しているため、旅行前に現地通貨への両替が必要となる場合があります。
　

 

両替は現地で？日本で？

スウェーデン旅行の際にクローナを両替するのは現地と日本のどちらで両替するのが良いのでしょうか？
　

スウェーデンでの両替方法

まずは、スウェーデンで両替する方法をご紹介いたします。
　

1. 空港での両替

空港内には多くの両替窓口があります。現地到着後すぐに現金が必要な場合、空港での両替が便利です。ただし、空港での両替は手数料が割高になることが多いため、緊急時に最低限の金額を両替するのがおすすめです。
　

2. 市内の銀行

スウェーデン国内の主要な銀行（Swedbank、SEB、Nordeaなど）でも両替が可能です。銀行の両替窓口は安心感がありますが、営業時間が限られていることや、待ち時間が長くなる場合がある点に注意が必要です。
　

3. 専門の両替所（Forexなど）

スウェーデン国内には「Forex」などの専門両替所があり、都市部を中心に広く展開しています。手数料やレートを事前に確認し、納得した上で利用しましょう。ただし、都市部以外の地方では両替所が少ないため、計画的な準備が求められます。
　

4. ATMでの現地通貨引き出し

スウェーデンは現金の使用が減少しているため、クレジットカードやデビットカードを利用したATMでの現地通貨引き出しが非常に一般的です。街中の至る所にATMがあり、海外キャッシング対応のカードを使えば、必要な分だけ手軽に現地通貨を調達できます。ATM操作時に暗証番号（PIN）が必要になるため、事前に確認しておきましょう。
　

日本でスウェーデン・クローナに両替する方法

日本国内でスウェーデン・クローナに両替する場合、以下の方法があります。
　

1. 銀行での両替

みずほ銀行や三菱UFJ銀行などの大手銀行では、スウェーデン・クローナへの両替が可能です。ただし、取り扱いがある店舗は限られるため、事前の確認が必要です。また、銀行窓口では手続きに時間がかかることがあるため、余裕を持って準備しましょう。
　

2. 外貨宅配サービス

近年では、オンラインで申し込むだけで自宅に外貨を届けてくれる「外貨宅配サービス」が便利で人気です。銀行や空港よりもレートが良いことが多く、簡単な手続きで利用できるため、忙しい人にもおすすめです。
　

3. 金券ショップ

金券ショップでも外貨両替が可能ですが、スウェーデン・クローナの取り扱いがない場合もあります。レートが良い場合も多いですが、在庫状況や取り扱い通貨を事前に問い合わせることをおすすめします。
　　　　　　

　　　　

スウェーデン旅行でクレジットカードは使える？

スウェーデンは、世界でもトップクラスのキャッシュレス社会として知られています。

そのため、クレジットカードを旅行中に便利に使える場面が非常に多いです。ただし、事前に知っておきたいポイントや注意事項もあるので、スウェーデンでのクレジットカード事情を詳しく解説します！
　

スウェーデンでのクレジットカード利用状況

スウェーデンでは、小さなカフェや屋台、公共交通機関など、ほとんどすべての場所でクレジットカードが利用できます。

実際、現金を取り扱わない店舗も多く、クレジットカードやデビットカードが主な決済手段となっています。
　

主に利用できるカードブランド

・Visa
・Mastercard
・American Express（一部の店舗では利用不可の場合あり）
・Diners Club（対応店舗が少なめ）

VisaとMastercardは最も広く使われており、安心して利用できます。
　

スウェーデンでクレジットカードが使える場所

スウェーデンでクレジットカードが利用できる場所としては以下のような場所があります。
　

1. レストランやカフェ

ほぼすべての飲食店でカードが利用可能です。一部の小規模な店舗や屋台でもカードリーダーを備えています。
　

2. 交通機関

・地下鉄・バス・電車
チケット購入にはカードが利用できます。一部の地域では、現金での購入ができない場合もあります。

・タクシー
大手タクシー会社ではカードが一般的です。念のため事前に運転手に確認しましょう。
　

3. 観光スポット

博物館、アートギャラリー、テーマパークなどの観光地でもクレジットカードが使えます。
　

4. スーパーマーケットやショッピングモール

食品からお土産まで、どの店舗でもカード決済が可能です。
　

5. 宿泊施設

ホテルやゲストハウスはもちろん、Airbnbの宿泊料金もカード決済で対応できます。
　

クレジットカード利用の注意点

海外でクレジットカードを使うのが初めてという場合には以下のポイントを確認しておきましょう。
　

1. PINコード（暗証番号）の必要性

スウェーデンでは、クレジットカード利用時にPINコードを求められることが一般的です。日本ではサインで済むことが多いですが、スウェーデンでは暗証番号がないと決済できない場合があります。旅行前に暗証番号を確認しておきましょう。
　

2. 現金を扱わない店舗が多い

スウェーデンでは、「現金を受け付けない」店舗が増えています。特にカフェや公共交通機関で、クレジットカードまたはモバイル決済しか使えない場合があるため、カードを常に持ち歩くのがおすすめです。
　

3. カード利用手数料

スウェーデンでクレジットカードを使用する際、カード会社によっては海外利用手数料（通常1～3%）が発生します。手数料の詳細は事前に確認しておきましょう。
　

4. 小額決済に対応しているか確認

スウェーデンでは、小額決済でもカードが使えます。ただし、店舗によっては一定金額以上の支払いが必要な場合もあるため、注意してください。
　

5. カードリーダーのトラブル

ごくまれにカードリーダーが機能しない場合があります。このような場合に備え、予備のカードや少額の現金を持っておくと安心です。
　

クレジットカードを使うメリット

・便利さ スウェーデンでは、現金を持ち歩かなくても旅行を楽しめます。カード決済対応の幅広さは世界トップクラスです。

・レートの良さ クレジットカードでの支払いは、一般的に両替所よりも良いレートで換算されます。

・盗難リスクの低減 現金を持ち歩く必要が少なくなるため、盗難や紛失のリスクが減少します。

・ポイントやマイルの獲得 旅行中の支払いをカードで行うことで、カードの特典（ポイントやマイル）を効率よく貯めることができます。
　

クレジットカードを使う前の準備

・カードの海外利用設定
日本のクレジットカードは、海外利用の制限がかかっている場合があります。旅行前にカード会社に連絡し、海外利用が可能であることを確認しましょう。

・複数のカードを持参
万が一、1枚のカードが使えなくなった場合に備え、VisaとMastercardなど、異なるブランドのカードを持っておくと安心です。

・キャッシング枠の確認
ATMで現地通貨を引き出す際、クレジットカードのキャッシング機能が必要になります。キャッシング枠の利用可否と利率を事前に確認しておきましょう。

・暗証番号の確認
暗証番号が分からない場合は、カード発行元に問い合わせて再設定してください。

・カードの利用明細のチェック
旅行中に不正利用が発生した場合、すぐに気づけるよう定期的に利用明細を確認しましょう。
　

スウェーデン旅行におすすめのクレジットカード

・海外旅行保険付きカード 旅行中の万が一に備え、海外旅行保険が付帯されたカードを選びましょう。
例：三井住友カード、楽天カード、エポスカードなど。

・外貨手数料が低いカード 海外利用手数料が少ないカードは、現地での支払いがお得です。
例：リクルートカード、マネパカードなど。

・タッチ決済対応カード スウェーデンでは、非接触型のタッチ決済（Contactless Payment）が普及しています。タッチ決済対応カードを持っていると、支払いがよりスムーズになります。