アゼルバイジャンの公式通貨は「アゼルバイジャン・マナト(Azerbaijani manat)」で、ISO 4217コードはAZNです。補助単位として「ガピク(qəpik)」があり、1マナトは100ガピクに相当します。
紙幣は1、5、10、20、50、100、200マナトの額面が流通しており、それぞれ異なる色やデザインが特徴です。硬貨は1、3、5、10、20、50ガピクが流通していますが、日常生活では紙幣が主に使用されています。高額紙幣が一般的に流通しているため、大量の現金を持ち歩く必要が少ない点が旅行者にとって便利です。
今回はそんなウズベキスタン旅行の際の両替についてご紹介いたします。
アゼルバイジャン旅行の両替どこでする?
アゼルバイジャン旅行でクレジットカードは使える?
アゼルバイジャンでは、クレジットカードの利用が可能な場所が増えていますが、現金が依然として主流の支払い方法となっています。
以下では、クレジットカードの使用可能な場面や注意点について詳しく解説します。
クレジットカードが使える場所
・バクー市内の主要施設
首都バクーでは、多くのホテル、レストラン、ショッピングモール、スーパーマーケットでクレジットカードが利用可能です。観光客が訪れるエリアや高級店では特にカード支払いが一般的です。
利用可能な国際ブランドは、VISAやMastercardが主流ですが、一部の店舗でAmerican Expressが使える場合もあります。
・観光スポット周辺
バクー市内の観光地やカフェ、レストランでもカード決済が導入されている場所が増えています。ただし、小規模な店舗や市場では現金のみを受け付けるところもあるため、少額の現金を持ち歩くことをおすすめします。
・地方都市や田舎町
地方都市では、規模の大きなホテルや一部のレストランでカードが使える場合があります。しかし、小規模の施設や観光地の露店、タクシーなどではカードが使えないことが多いため、現金を用意しておくことが重要です。
クレジットカード使用時の注意点
・現金との併用が必須
現金がまだ一般的な支払い方法であるため、特に地方や田舎町ではカードが使えない場合に備えて、現地通貨(アゼルバイジャン・マナト)を十分に持っておく必要があります。
・手数料の確認
クレジットカードを利用する際、一部の店舗やATMでは手数料が加算されることがあります。事前にカード会社の海外手数料のルールを確認しておくと安心です。
・ICカード端末の普及状況
大都市ではICチップ対応のカード端末が一般的ですが、小規模店舗では古いカードリーダーを使用していることがあります。磁気ストライプのみ対応の場合もあるため、カードの状態を確認しておきましょう。
・安全性の確保
海外でクレジットカードを利用する際は、不正利用やスキミングに注意が必要です。暗証番号の入力時には他人に見られないよう配慮し、利用明細をこまめに確認することを習慣づけましょう。
旅行前の準備
・複数の支払い手段を用意
クレジットカード1枚に頼るのではなく、複数のカードや少額の現金を用意しておくと安心です。また、カードが利用できない場合に備えて、USドルやユーロを現地で両替するのも良い方法です。
・事前にカード会社に連絡
旅行前にカード会社へ海外利用の通知を行うと、不正利用の防止や利用停止のリスクを減らせます。
・カード保険の確認
クレジットカードに付帯する海外旅行保険が有効であるか確認し、必要に応じて追加の保険を検討しましょう。