バリ島を旅行する前に知っておきたい、気候・都市・治安・通信などの情報を徹底解説！

バリ島はインドネシアを代表するリゾート地で、美しいビーチと豊かな文化が融合した楽園です。エメラルドグリーンの海では、サーフィンやダイビングなどのマリンアクティビティが楽しめます。特にクタやウルワツはサーファーに、ヌサペニダやメンジャンガン島はシュノーケリングやダイビング愛好者に人気のスポットです。透明度の高い海と美しいサンゴ礁、多様な海洋生物との出会いが魅力です。

内陸部では、ウブドを中心に緑豊かなライステラスや神秘的なヒンドゥー寺院が見られます。タナロット寺院やウルワツ寺院は特に有名で、特に夕日の美しさで知られるタナロット寺院は必見です。バリ島ならではの伝統舞踊やガムラン音楽も、観光客に人気の文化体験としておすすめです。

また、バリ島は癒しの場所としても魅力的です。伝統的なスパでのトリートメントや、ナシチャンプル、バビグリンといったローカルフードは、旅の楽しみをより一層引き立てます。ウブドのヘルシーカフェでは、スムージーやアサイーボウルといった健康志向の料理も堪能できます。

バリ島は自然、文化、アクティビティ、そして癒しが揃った魅力的な旅先ですが、そんなバリ島を旅行する際に気になるのが気候・都市・治安・通信などの情報だと思います。
今回はそんなバリ島旅行の前に知っておきたい情報を徹底解説いたします。

バリ島旅行で気になる季節と気候と服装をご紹介！

まずは、バリ島旅行で気になる季節や気候と服装に関する情報をご紹介いたしますので、バリ島旅行の準備をする際の参考にして下さい。
　

バリ島の季節と気候

バリ島は熱帯性気候に属し、一年を通じて温暖で、平均気温は26～30℃程度です。季節は主に乾季と雨季の2つに分かれます。
　

・乾季（4月～10月）

・一年で最も観光に適したシーズンです。
・晴天が続き、湿度も比較的低いため、ビーチアクティビティや観光に最適です。
・特に7月～8月は観光のピークシーズンで、多くの観光客が訪れます。
　　　　　　

　　　　

雨季（11月～3月）

・短時間のスコールが頻繁に降りますが、長時間降り続くことは少ないです。
・湿度が高く、蒸し暑い日が多くなります。
・山間部やライステラスでは緑が鮮やかになり、自然の美しさを楽しむには良い時期でもあります。
　　　　　　

　　　　

バリ島の寺院観光の服装

寺院を訪れる際は、肌を露出しすぎない服装が求められるので事前に準備しておきましょう。

サロン（腰に巻く布）やショールを現地でレンタルまたは購入することができます。膝丈スカートやパンツを着用していれば、簡単に対応できます。
　　　　　　

　　　　

バリ島旅行でオススメの都市と観光スポットをご紹介！

バリ島は多様な魅力を持つエリアが豊富で、それぞれのエリアで異なる体験が楽しめます。
以下にてバリ島で訪れるべきオススメのエリアと、それぞれのエリアのおすすめ観光スポットを3つずつご紹介します。
　

ウブド（Ubud）

ウブドは、バリ島の文化と自然を楽しめる心の癒しのエリアです。田園風景やヒンドゥー教の寺院、伝統芸能などが豊富にあります。

・ライステラス（テガララン）
世界遺産にも登録された美しいライステラス。緑に囲まれた景色は絶景で、散策や写真撮影にぴったりです。

・ウブド王宮
バリの伝統的な王宮で、華やかな建築と美しい庭園を楽しめます。また、ウブド市場にも近く、地元の工芸品やお土産が購入できます。

・モンキーフォレスト
ウブドの中心にある広大な森。神聖な寺院とともに、数百匹の猿が自由に歩き回る姿を見ることができます。自然の中でリラックスしながら動物と触れ合えるスポットです。
　

　

2. クタ（Kuta）

クタはバリ島で最も賑やかなビーチエリアで、観光客やサーフィン愛好者に人気です。ショッピングやナイトライフも楽しめます。

・クタビーチ
サーフィン初心者にも最適な波があり、ビーチでリラックスしたり、サーフィンを楽しむことができます。夕日が美しいことで有名で、日没時には多くの観光客が訪れます。

・ウォーターボムパーク
大型のウォーターパークで、家族連れにもぴったりの遊び場。さまざまなウォータースライダーやプールがあり、楽しさ満載です。

・ビーチウォークショッピングセンター
クタビーチ沿いのショッピングモールで、世界中のブランドショップや飲食店が揃っています。ショッピングを楽しみながらビーチの景色も堪能できます。
　

　

3. ヌサドゥア（Nusa Dua）

ヌサドゥアは高級リゾートエリアで、静かなビーチと豪華なホテルが集まっています。家族旅行やカップルに人気のエリアです。

・ヌサドゥアビーチ
透明度の高い海と白い砂浜が広がるビーチ。静かでリラックスした雰囲気が漂っており、日光浴やシュノーケリングを楽しむことができます。

・バリ・コレクション
ヌサドゥアのショッピングモールで、ブランド品やお土産、レストランが充実しています。ビーチからも近いため、買い物と食事を楽しむのに最適です。

・ガルーダウィスヌクンチャナ文化公園（GWK）
巨大なガルーダウィスヌ像が特徴的な文化公園で、バリの伝統舞踊やショーも楽しめます。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
　

　　　　　　　

　　　　

バリ島旅行の治安と注意すべきポイント

バリ島はインドネシアの観光地として非常に人気がありますが、観光地での魅力的な体験を安全に楽しむためには、治安に関する基本的な注意点を把握することが大切です。バリ島での旅行中に直面する可能性があるリスクと、それを避けるための具体的な対策について徹底的に解説します。以下のポイントを理解し、安全に旅行を楽しむための参考にしてください。
　

スリや置き引きのリスク

観光地では、スリや置き引きが発生しやすくなります。
特に観光スポットや賑やかなマーケット、ショッピングエリアでは、犯罪者が観光客をターゲットにすることが多いため、貴重品の管理に十分な注意を払いましょう。

・貴重品の管理を徹底する
貴重品（財布、パスポート、スマートフォン、カメラなど）は常に体の前に持ち、目の届く範囲に保管しましょう。リュックサックやバックパックを背負う際は、必ずチャックを閉めて、内側のポケットに貴重品を入れるようにします。

・市場や観光地での注意
市場や観光地では、人混みが多いため、特に注意が必要です。財布やスマホを手に持ったり、カバンを開けっぱなしにしないよう心掛けましょう。カバンの中身は整理し、財布は簡単に取り出せない場所にしまっておくと安心です。

・旅行用のセキュリティグッズを活用
旅行用のセキュリティポーチやクロスボディバッグなどを使用して、常に身体に密着させておくとより安全です。特に混雑した場所では、こうした対策が重要です。
　

麻薬関連のリスク

インドネシアでは麻薬の所持や使用が非常に厳しく取り締まられており、発覚した場合、非常に重い罰が課せられます。
普通に行動していれば大丈夫ですが、麻薬関連のトラブルには関わらないようにしましょう。

・知らない人からの誘いに応じない
特にナイトライフが盛んなエリアでは、麻薬の取引や勧誘が行われることがあります。こうした誘いには絶対に応じないようにし、周囲の人と警戒しながら行動しましょう。

・麻薬関連のリスクを回避する
麻薬に関与することなく、楽しい旅行をするためにも、夜間の不審な活動には近づかないようにし、安全な観光地や施設を利用するように心掛けましょう
　

ナイトライフのトラブル

バリ島のナイトライフは非常に活発で、クタやレギャンなどでは多くの観光客が集まります。
しかし、夜間は酔っ払い同士のトラブルや詐欺、さらには麻薬関連の問題も発生することがあるため、夜間の外出には十分な注意が必要です。

・飲みすぎに注意
ナイトライフを楽しむ際には、飲みすぎに注意し、冷静を保つことが大切です。知らない人からお酒を勧められることがありますが、そのまま受け入れるのは避けましょう。お酒の管理も自身で行い、意識が朦朧とするような状況は避けるべきです。

・ナイトクラブやバーでの安全対策
ナイトクラブやバーでのトラブルを避けるためには、過度な飲酒を避け、飲み物を目の前で注文することをおすすめします。また、無理に知らない人と会話をしない、怪しい誘いには乗らないようにしましょう。もし不安を感じた場合は、すぐにその場を離れることが重要です。

・信頼できる交通手段を利用
夜遅くに移動する場合は、タクシーや配車アプリ（GrabやGojekなど）を利用し、なるべく徒歩での移動は避けましょう。安全で快適な移動を確保するため、事前に交通手段を確認しておくと安心です。
　

交通事故と交通マナー

バリ島の交通は日本と比べてルールが緩い部分が多く、バイクが多いため、特に運転に自信がない場合はリスクが高くなります。事故が発生しやすい場所でもあるため、交通ルールを守ることがとても重要です。

・道路を渡る際の注意
横断歩道があっても、車やバイクが優先されることが多いため、横断する際は注意深く行動しましょう。特に、信号がない交差点や混雑している場所では、車やバイクがスピードを出していることがあるため、慎重に渡るよう心掛けましょう。

・バイクの運転に注意
バリ島ではレンタルバイクが人気ですが、交通状況や道路環境に慣れていない場合、運転は避けたほうが良いでしょう。もしバイクをレンタルする場合は、必ずヘルメットを着用し、慎重に運転するようにしましょう。交通渋滞もよく起こるため、スピードを出さず、周りの状況に注意を払いながら運転することが重要です。

・歩行者の安全対策
バリ島では歩行者が道路を横断する際、注意が必要です。車両の進行を確認してから渡り、急に飛び出さないよう心掛けましょう。道路を渡る際には他の歩行者と協力して渡ることが安全です。
　

4. 治安の悪いエリア

観光地として人気の高いエリアでも、治安が悪い場所が存在するため、特に夜間は注意が必要です。スリや詐欺、麻薬関連の問題が発生することもあるため、以下のエリアでは慎重に行動しましょう。

・クタ、レギャン、デンパサールは特に注意！
これらのエリアは観光地として多くの人々が集まりやすいため、特に夜間は注意が必要です。混雑した場所ではスリや置き引きが発生しやすいので、貴重品の管理をしっかりと行い、信頼できる交通手段を利用することをおすすめします。夜遅くの外出や、暗い道を歩くことは避けましょう。

・不審な人物との接触を避ける
特に一人での外出時や、知らない場所では、不審な人物に近づかないよう心掛けましょう。もし不安を感じる場面があれば、すぐに周りに助けを求めるか、安全な場所に移動しましょう。
　

5. 食事の衛生面に注意

バリ島では屋台やローカルなレストランも多く、地元の食事を楽しむことができますが、衛生面でのリスクもあります。食中毒や食事に関連する病気にかからないよう、注意が必要です。

・水道水や氷に注意
バリ島では水道水は飲まないようにし、必ずボトルウォーターを購入することをおすすめします。また、屋台やレストランで提供される氷は衛生状態が不確かなので、避けるようにしましょう。冷たい飲み物を注文する場合、氷が入っていないかを確認してください。

・屋台やレストランの衛生状態を確認
屋台やレストランでは、衛生面に気をつけることが重要です。食材の取り扱いや調理方法、店内の清潔さなどを観察し、信頼できる店舗で食事を楽しみましょう。
　　　　　　　

バリの街中のWiFiなどの通信事情