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2024.12.12

フィンランド旅行の前に知っておきたい、気候・都市・治安・通信などの情報を徹底解説!

フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語ですが、観光客に対しては英語が広く通じるため、観光や買い物も安心です。通貨はユーロ(EUR)が使用されており、クレジットカードがほとんどの場所で使えます。都市部ではキャッシュレス化が進んでいるため現金が不要な場面が多いですが、小額のユーロ紙幣を持っておくと便利でしょう。

フィンランドの日常にはサウナが欠かせません。ほとんどのホテルや宿泊施設にはサウナが備わっており、現地の人々のようにフィンランド式サウナを体験できます。サウナの入り方やマナーを少し調べておくと、現地のリラックス文化をより深く味わえます。

日本との時差は約7時間(夏時間は6時間)で、日中の活動時間がほぼ重なるため、スムーズに観光が楽しめます。
長いフライトによる疲れも考慮しつつ、滞在中のスケジュールを組むと良いでしょう。フィンランドは美しい自然とデザイン、そしてリラックスしたライフスタイルが魅力で、観光やリラクゼーションを幅広く楽しめる国です。

今回はそんなフィンランドの気候や治安、通信など旅行に必要な情報をご紹介いたします。
フィンランド旅行の前に是非チェックしてみてください。

 

 

フィンランドの気候についてご紹介!

フィンランドは四季がはっきりしており、各季節ごとに気温や景観が大きく変わります。春夏秋冬の美しい変化が楽しめることから、訪れる時期に合わせた観光を計画することで、フィンランドの多彩な自然を存分に感じることができます。
 

夏(6月〜8月)

フィンランドの夏は、気温が10〜25℃程度と穏やかで過ごしやすい季節です。この時期、北極圏近くの地域では「白夜」が発生し、夜になっても明るさが続きます。白夜の中で体験するハイキングや湖でのアクティビティは特別で、湖水浴やキャンプなどが人気です。多くのフィンランド人もこの時期に休暇を取り、サマーコテージで自然を楽しむ習慣があります。
   

・夏の服装について
フィンランドの夏は涼しく、日中はTシャツや薄手の長袖シャツに短パンや軽いパンツが適しています。夜は気温が下がることがあるので、薄手のジャケットやカーディガンを持参すると良いでしょう。また、日差しが強い日もあるため、帽子やサングラスも役立ちます。

    

秋(9月〜11月)

秋は紅葉が美しい季節で、フィンランドの森や湖が赤や黄色に染まり、絵画のような景色が広がります。気温は10℃前後に下がり始め、少しずつ寒さを感じるようになります。キノコ狩りやベリー摘みなど、秋ならではの自然体験が楽しめる他、静かな環境でリラックスしたい観光客にも最適な季節です。
   

・秋の服装について
秋は涼しく、時には寒くなることもあるため、重ね着が基本です。長袖シャツやセーターの上に薄手のジャケットやコートを羽織るスタイルが良いでしょう。また、ボトムスはジーンズや厚手のパンツが適しています。雨が降ることもあるため、防水のアウターや靴も準備しておくと安心です。

    

冬(12月〜2月)

冬のフィンランドは非常に寒冷で、特に北部では気温がマイナス20℃以下になることもあります。この季節の楽しみは、何と言っても北極圏でのオーロラ観賞です。北部ラップランド地方では、夜空に輝く美しいオーロラが観測でき、多くの観光客が訪れます。さらに、この時期はスキーやスノーモービルなど冬のアウトドアアクティビティも充実しており、寒さに備えた防寒対策が必須となります。
   

・冬の服装について
冬は非常に寒いため、厚手のダウンコートやウィンタージャケットが必須です。インナーにはヒートテックやウールのセーターを重ね着し、長袖の下着を着用することで保温性を高めます。ボトムスは厚手のパンツやスキニージーンズを選び、必要に応じてウールのタイツを重ねるとさらに温かさが増します。靴は防水加工の施されたブーツを選び、厚手の靴下を着用しましょう。手袋、マフラー、耳あてなどのアクセサリーも必需品です。

    

春(3月〜5月)

フィンランドの春は短く、3月頃から気温が少しずつ上昇しますが、雪が完全に溶けるまでには時間がかかります。4月〜5月頃になると新緑が芽吹き、草木が一斉に息を吹き返し、湖や川の氷も溶け出す美しい季節です。春の訪れと共に温かくなる気候は、フィンランドの人々にとっても待ち遠しい時期であり、春ならではのハイキングやサイクリングも盛んになります。
   

・春の服装について
春は気温が不安定ですが、寒さが和らぎ始める時期です。日中は軽めのジャケットやコートに長袖シャツ、軽いパンツが適しています。朝晩は冷え込むことがあるため、重ね着を意識し、スウェットやセーターを持参すると良いでしょう。足元はスニーカーや軽いブーツがおすすめです。春の花や緑を楽しむためのアウトドアアクティビティも多くなるので、動きやすい服装が望ましいです。

    

フィンランド旅行の準備とおすすめの時期

フィンランド旅行では季節に合わせた準備が重要です。夏は軽装で十分ですが、日焼け止めや虫よけを準備しましょう。

秋と春は重ね着を意識し、軽い防寒着があると安心です。冬はマイナス気温を考慮した厚手の防寒具や手袋、マフラーが必須です。また、自然やアクティビティを楽しむなら、夏と冬が人気の時期となり、オーロラ鑑賞やアクティビティを希望するなら冬、白夜や湖のアクティビティを楽しみたいなら夏の訪問がおすすめです。

行動しやすい服装を準備して、快適なフィンランド旅行を楽しんで下さい。

フィンランド旅行にオススメの都市をご紹介!

フィンランドは美しい自然とユニークな文化が魅力の国で、訪れるべき人気の都市がいくつかあります。
以下にてフィンランド旅行でおすすめの都市5選を詳しく紹介しますので旅行する都市選びの参考にしてください。
 

1. ヘルシンキ(Helsinki)

フィンランドの首都であり、文化や経済の中心地です。ヘルシンキはアール・ヌーヴォー建築やモダニズム建築が融合した美しい街並みが特徴です。人気の観光スポットには、ユネスコ世界遺産に登録されている「スオメンリンナ要塞」や、「ヘルシンキ大聖堂」、「マーケット広場」があります。ヘルシンキのカフェ文化も魅力で、特にスウェーデン式のシナモンロールやコーヒーを楽しむことができます。

スオメンリンナ要塞(Suomenlinna)
ヘルシンキの沖合にあるこの要塞は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。18世紀に建設されたこの要塞は、歴史的な建物や美しい景観が楽しめる公園としても人気です。フェリーで簡単にアクセスでき、ピクニックや散策に最適です。

ヘルシンキ大聖堂(Helsinki Cathedral)
市内の中心部に位置するこの大聖堂は、ネオクラシカルスタイルの美しい建物で、フィンランドのシンボルとも言える存在です。大聖堂の前の広場からは素晴らしい景色が楽しめ、特に夜にライトアップされた姿は一見の価値があります。
 

 

2. ロヴァニエミ(Rovaniemi)

「サンタクロースの故郷」として知られるロヴァニエミは、北極圏に位置し、冬のアクティビティが充実しています。ここでは、サンタクロース村を訪れたり、オーロラ観測を楽しんだりできます。また、フィンランドの伝統的なラップランドの文化を体験できる「アルクティクム」博物館もおすすめです。冬のスポーツとしては、スノーモービルや犬ぞり体験が人気です。

サンタクロース村(Santa Claus Village)
サンタクロースの故郷として知られるこの村は、冬の訪問者にとってのハイライトです。サンタクロースと会うことができるほか、オリジナルのサンタグッズを購入したり、クリスマスの雰囲気を楽しんだりできます。また、村内には郵便局もあり、サンタの手紙を送ることもできます。

アルクティクム(Arktikum)
北極圏の文化と自然を紹介する博物館で、フィンランドのラップランドの歴史や生態系について学ぶことができます。ガラス張りの建物からは美しい風景が望め、特にオーロラに関する展示は人気があります。
 

 

3. ヴァーサ(Vaasa)

バルト海沿いに位置するヴァーサは、自然に囲まれた美しい港町です。ここでは、サン・マルティン教会やヴァーサ博物館などの文化的な名所があります。特に「クルーヴィエム」という国立公園は、美しい景色が広がり、ハイキングやピクニックに最適です。また、夏には様々なフェスティバルが開催され、地元の食文化や音楽を楽しむことができます。

クルーヴィエム国立公園(Kurjenrahka National Park)
美しい自然が広がる国立公園で、ハイキングやバードウォッチングに最適なスポットです。湖や湿地、森林が広がり、四季折々の自然の変化を楽しむことができます。

ヴァーサ博物館(Vasa Museum)
地元の歴史や文化を学べる博物館で、特にヴァーサの歴史や文化的な遺産についての展示が充実しています。特に子供連れの家族にもおすすめの場所で、楽しみながら学べる体験ができます。
 

 

4. タンペレ(Tampere)

フィンランド第二の都市であるタンペレは、湖に囲まれた魅力的な街です。産業革命時代に発展した歴史を持ち、赤レンガの工場群が立ち並ぶ風景が特徴です。観光スポットには、タンペレ大聖堂や「サーミ文化センター」があり、地域の歴史や文化を学ぶことができます。タンペレは湖でのアクティビティも楽しめるため、夏にはカヌーやボート遊びを楽しむことができます。

タンペレ大聖堂(Tampere Cathedral)
フィンランドの代表的な大聖堂の一つで、美しい壁画や独特な建築様式が魅力です。周辺には広場や公園があり、散策にも適しています。

サヨス文化センター(Saamelaiskulttuurikeskus)
サヨス文化を学ぶことができる施設で、フィンランド北部の先住民族の生活や伝統に関する展示があります。地元のアートや工芸品を購入することもでき、文化的な体験が楽しめます。
 

 

5. クオピオ(Kuopio)

フィンランド中部に位置するクオピオは、自然豊かな環境と美しい湖が魅力の都市です。クールニでは、カッラ湖や「プイオタワー」からの絶景を楽しむことができます。また、地元の市場では新鮮な食材や伝統的なフィンランド料理を味わうことができます。冬にはスキーやスノーボード、夏にはハイキングやボート遊びと、四季折々のアクティビティが楽しめる場所です。

プイオタワー(Puijo Tower)
クオピオのランドマーク的存在で、展望台からは周辺の湖や森林を一望できます。特に冬にはスキーエリアとしても人気で、アクティビティを楽しむことができます。

カッラ湖(Lake Kallavesi)
美しい湖で、カヌーやボート遊び、釣りなどのアクティビティが楽しめます。夏には湖畔でのピクニックや水上アクティビティが人気で、穏やかな自然を満喫できる場所です。
 

    

・都市によって魅力も色々!
今回ご紹介した5つの主な観光客が訪れる都市は、フィンランドの多様な文化や自然を体験できる素晴らしいスポットです。それぞれの都市には独自の魅力があり、訪れることでフィンランドの多様性を感じることができるでしょう。また上記以外にも魅力的な都市があるので色々チェックしてみてください。

    

フィンランド旅行で気になる治安と注意すべきポイントをご紹介!

フィンランドは一般的に安全な国とされており、観光客にとっても安心して訪れることができますが、旅行中にはいくつかの注意点や治安に関するポイントがあります。
以下にてフィンランドの治安状況と観光客が気を付けるべきポイントを詳しく解説します。
 

フィンランドの治安状況

フィンランドは、世界的に見ても非常に安全な国として知られています。犯罪率は低く、特に暴力犯罪や凶悪犯罪は少ないです。都市部でも、夜間に一人で歩くことができるほど治安が良好です。ただし、特定の状況や場所では注意が必要です。

犯罪の種類

・軽犯罪:窃盗やスリが時折発生しますが、観光地での発生が多いです。特に混雑した場所や公共交通機関で注意が必要です。

・暴力犯罪: 比較的少なく、特に観光客が狙われることはほとんどありません。

公共交通機関の安全

ヘルシンキや他の主要都市の公共交通機関は、時間通りに運行され、清潔で安全です。
ただし、夜間の利用時には周囲に注意を払いましょう。
 

観光客が気を付けるポイント

・貴重品の管理
バッグや財布は常にしっかりと持ち、特に観光地では目を離さないようにしましょう。大きなバッグは置き引きに遭いやすいので、小さなクロスボディバッグやウエストポーチを利用するのがおすすめです。

・公共の場での注意
公共交通機関や観光地では、人混みの中でスリに注意が必要です。特に列に並んでいる時や、カメラで写真を撮る際は、周囲に目を配りましょう。

・夜間の行動
フィンランドの夜間は安全ですが、特に田舎の方では街灯が少ない場合があるため、明るい服装や懐中電灯を持参することをお勧めします。また、夜遅くの一人歩きは避け、できるだけ仲間と行動するようにしましょう。

・飲食に関する注意アルコールを含む飲み物を注文した場合、外で飲むことが一般的なフィンランドでは、飲み物から目を離さないように注意しましょう。飲み物に不審なものが混入するリスクを避けるためです。

・地域の文化を尊重
フィンランドの人々は一般的にプライバシーを重んじますので、公共の場での大声での会話や騒音は避け、周囲の人々に配慮しましょう。

   

・比較的安全ですが軽犯罪には注意!
フィンランドは観光客にとって安全な国ですが、軽犯罪には注意が必要です。しっかりとした予防策を講じ、周囲に注意を払うことで、安心して楽しい旅行を楽しむことができるでしょう。フィンランドの美しい自然や文化を存分に楽しんでください。

    

フィンランドのWiFi事情と通信をご紹介!

フィンランドのフリーWi-Fi事情は、旅行者にとって非常に便利で快適な環境を提供しています。
特に主要都市においては、公共Wi-Fiが広く整備されており、観光を楽しむための重要な要素となっています。以下にてフィンランドの通信事情について詳しく解説します。
 

公共Wi-Fiの整備状況

フィンランドの主要都市、特にヘルシンキ、タンペレ、トゥルク、オウルなどでは、公共Wi-Fiの整備が進んでいます。これらの都市では、観光名所、駅、公園、図書館、公共交通機関の停留所など、様々な公共エリアにWi-Fiスポットが設置されています。

特にヘルシンキの市内中心部では、「Helsinki City WiFi」という無料Wi-Fiサービスが提供されており、広範囲で快適にインターネットを利用できます。このサービスは観光客にとって非常に便利で、地図アプリや情報収集に役立ちます。また、他の都市でも同様のサービスが展開されており、観光中に手軽にインターネットにアクセスできる環境が整っています。
 

カフェやレストランでのWi-Fi利用

フィンランドのカフェやレストランもフリーWi-Fiの重要な提供者です。特に観光エリアや主要な飲食店、ホテルのラウンジでは、簡単な接続手続きでWi-Fiを利用できる場合が多く、スタッフにパスワードを尋ねるだけでスムーズに接続可能です。Wi-Fiの接続は比較的安定しており、観光の合間に調べ物やSNSの更新を行うのに非常に便利です。

さらに、多くのカフェではのんびりとリラックスできる雰囲気があるので、ゆっくりとインターネットを楽しむことができます。
 

ショッピングモールやホテルのWi-Fi

フィンランドの大規模なショッピングモールやホテルもフリーWi-Fiサービスを提供しています。特に大都市の宿泊施設では、部屋やロビーでの無料Wi-Fiが標準で提供されており、旅行者にとって安心のサービスです。ショッピングモールでは、各店舗やフードコートでもWi-Fiが利用できる場合が多く、買い物をしながらインターネットを楽しむことができます。

ただし、一部のホテルでは高速インターネットの利用が有料となることがあるため、チェックイン時に料金体系を確認しておくことをお勧めします。
 

セキュリティ対策

公共Wi-Fiを利用する際は、セキュリティ面での注意が必要です。フィンランドは比較的安全な国とされていますが、公共Wi-Fiにはリスクが伴うため、個人情報を扱う場合にはVPN(仮想プライベートネットワーク)の使用が推奨されます。VPNを利用することで、データの暗号化が行われ、公共ネットワーク上での個人情報の漏洩を防ぐことができます。

旅行前にVPNアプリをスマートフォンやタブレットにインストールしておくと、安心してインターネットを楽しむことができます。
 

その他のインターネット利用方法

フィンランドはデジタル環境が整っている一方で、公共Wi-Fiだけでは物足りないと感じる場合もあるでしょう。その場合は、現地でSIMカードやeSIMを購入するか、モバイルWi-Fiルーターをレンタルするのも良い選択肢です。主要通信キャリアが提供するプリペイドSIMカードは、データ通信プランが豊富で、空港や携帯ショップで簡単に購入できます。

また、eSIM対応スマホを持っている方は、日本で購入して現地でインターネットを利用できる環境が簡単に整います。
 
   

・WiFi+モバイル環境がオススメ!
フィンランドのフリーWi-Fi環境は、観光客にとって非常に便利なものです。公共Wi-Fi、カフェ、レストラン、ショッピングモール、ホテルなど、様々な場所で簡単にインターネットを利用できるため、旅行中の情報収集やコミュニケーションがスムーズに行えます。ただ、移動中に地図を見たり、情報を検索したりしたいなど常にネットを使いたいという場合にはSIMカードやeSIMの準備がオススメです。