列車を使ったラオス渡航です。
この記事では、バンコクから夜行列車で国境を越え、ラオスへ向かう実体験ベースで、以下の情報をご紹介!
列車の設備・雰囲気
国境越えの流れ
実際に乗って感じたメリット・注意点
初めての人にも分かる完全ガイドとしてまとめます。
チケットの購入方法は以下の記事をチェックしてみてください。
➡ タイ旅行でオススメの寝台列車の予約方法

タイ国鉄(SRT)の夜行列車は、長距離移動向けに設計された寝台列車。バンコクから北部・東北部へ向かう路線が充実しており、ラオス国境ノーンカーイ行きは特に人気の高いルートです。
夜に出発し、朝に目的地へ到着するため、
・移動と宿泊を同時に済ませられる
・時間を有効活用できる
という点が大きな魅力です。

基本的な流れは以下の通り。
1.バンコク(クルンテープ・アピワット駅)出発
2.夜行列車でノーンカーイへ
3.国境を越えてラオス(ヴィエンチャン方面)へ
ノーンカーイはタイ最北東部の国境の街で、メコン川を挟んでラオスと接しています。

タイ国鉄のチケットは、駅の窓口でも購入できますが、
繁忙期は混雑しやすい
寝台列車・良い席はすぐ満席
当日だと選択肢が少ない
といったデメリットも。
そこでおすすめなのが、
タイ国鉄公式オンライン予約サイト「D-Ticket」です。
D-Ticketは、タイ国鉄(SRT)が運営する公式チケット予約サイト。
✅ 手数料なし
✅ 日本からでも予約可能
✅ 英語表示対応
✅ Eチケット対応(紙チケット不要)
ユーザー登録から支払いまで、すべてオンラインで完結します。

車内の雰囲気は上記の通りで椅子がずらっと並んでいます!
もっとごった返しているかと思いましたが、綺麗車内で安心です!

実際に乗って感じた車内の印象は、想像以上に快適。
・夜になると座席がベッドに変形
・シーツ・枕・毛布付き
・照明は消灯され静か
売店車両や車内販売もあり、簡単な食事や飲み物には困りません。
👉 エアコンが強めなので羽織もの必須です。

朝、ノーンカーイ駅に到着後は、案内表示や係員の誘導に従って国境手続きへ向かいます。流れ自体はとても分かりやすく、初めての陸路国境越えでも戸惑うことはほとんどありません。
時刻表があったのでご紹介します。

基本的な手順は以下の通りです。

1.タイ側イミグレーションで出国手続き
パスポートを提示し、出国スタンプをもらいます。混雑していなければ数分〜10分程度で完了。スタッフは慣れているため、流れ作業でスムーズに進みます。
全体として手続きはシンプルで、係員の指示も明確。想像しているよりもスムーズに国境を越えられる印象です。
※ ラオスのビザ条件(国籍・滞在日数・費用)は事前に必ず最新情報を確認してください。
① タクシー(いちばん楽・定番)
おすすめ度:★★★★★
ラオス側イミグレーションを出ると、すぐにタクシーや乗り合い車の勧誘があります。
・所要時間:約30〜40分
・料金目安:150,000〜200,000キープ前後
・ホテル前まで直行できる
・大きな荷物があっても安心
👉 初めてのラオス・夜行列車後で疲れている人はこれ一択。
※ 米ドルやタイバーツ払いOKの場合も多いですが、レートはやや割高。
おすすめ度:★★★★☆
同じ方向に行く旅行者と一緒に乗るタイプ。
・所要時間:30〜40分(満車待ちあり)
・料金目安:50,000〜80,000キープ
・市内中心部で降ろされることが多い
👉 バックパッカーや節約派に人気。
👉 ホテルが中心部なら問題なし。
おすすめ度:★★★☆☆
国境付近からローカルバスでビエンチャンへ向かう方法。
・料金:非常に安い
・本数が少ない・分かりにくい
・荷物が多いと大変
👉 時間と体力に余裕がある人向け。初回は非推奨。
多くの場合、以下のエリア周辺で降ろされます。
・ビエンチャン中心部
・メコン川沿い
・ナイトマーケット周辺
観光・宿泊には便利な立地なので安心です。

実際に寝台列車でバンコクからラオスまでいった感想をご紹介します。
・移動+宿泊でコスパが良い
・飛行機より旅情がある
・朝の到着でその日から観光できる
・バスより体が楽
「移動も旅の一部として楽しみたい人」には特におすすめです。
・揺れで眠れない人もいる
・人気路線は満席になりやすい
・時刻表の変更・遅延はあり得る
👉 スケジュールは余裕を持って組むのが鉄則。
タイ国鉄の夜行列車でラオスへ向かう旅は、安い・楽しい・思い出に残る三拍子そろった移動手段でした。
少しの不便さも含めて楽しめるなら、飛行機では味わえない特別な体験になるはずです。タイからラオスへ行く予定があるなら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。