現在、日本国籍の場合ビザなしでヨーロッパ旅行をすることが出来ましたが、2025年からオンライン事前渡航認証の「ETIAS」が導入される予定です。
具体的な開始時期は2024年7月12日時点で公表されていませんが、2025年度となっているため、2024年に旅行するという方は現状問題ないでしょう。
今回はそんなETIAS(エティアス)について2024年12月時点の情報をご紹介いたします。
ETIAS(エティアス)はアメリカでいうESTA(エスタ)をイメージしていただくと分かりやすいかと思います。
事前に申請して入国時にパスポートと合わせて提示するイメージでしょう。
ヨーロッパに90日以内の観光などを目的として欧州へ渡航する方が利用できる渡航認証制度となるので、商用での滞在等の場合にはETIAS(エティアス)ではなく、ビザの取得が必要なケースがあります。
では、まずは基本情報をご紹介いたします。
開始時期 | 2025年上期の予定 |
対象者 | EU国民以外でVISA免除で入国する場合 |
有効期限 | 3年間 or パスポートの期限まで |
費用 | 7ユーロ |
申請時間 | 通常96時間以内 |
まずは、ETIAS(エティアス)申請の際の必要書類をご紹介いたします。
・パスポート(有効期限内・ICチップ付き)
日本のパスポートは基本的にICチップ月となっているので、有効期限内のICチップ付きのパスポートを手元に用意しておきましょう。
・クレジットカード
申請費用の7ユーロの決済はクレジットカードで行う形になります。
※利用可能なカードブランドはVISA、Master Card、JCB、Diners、American Express。
※Paypalアカウントでの決済も可能です。
・ネット環境(パソコン、スマホ、タブレットなどの機器)
ETIAS(エティアス)申請はオンラインで行うため、ネット環境とスマホやPCといったデバイスが必要です。
また、メールアドレスに申請結果などが送られてくるため、メールアドレスも必要です。
メールアドレスはスマホのキャリアメールは迷惑メール設定に引っかかる可能性があるので利用しない事をおすすめします。
次に、ETIAS(エティアス)申請の際に必要な情報をご紹介いたします。
・申請者情報
氏名・性別・生年月日・国籍など申請者に関する基本的な情報
パスポートに記載されている情報を入力すれば問題ないでしょう。
・パスポート情報
申請者のパスポート番号・発行日・有効期限日などの情報
パスポートの更新が近い場合には更新してからの申請がオススメです。
・連絡先情報
現在お住まいのご住所、出身地、Eメールアドレス、緊急連絡先などの情報
・その他質問
最初に入国する国、滞在先、両親の名前、現在の就労先や在学先に関する情報など
※ETIAS(エティアス)を利用してEU圏内へ渡航する場合、最初に入国した国にて入国審査が行われます。
・適格性の質問
犯罪歴、戦争地域国への渡航歴、過去のオーバーステイの有無などに関して
・決済に関する情報
申請費用7ユーロの支払いカード情報
アイスランド | スウェーデン | ベルギー |
イタリア | スロベニア | ポルトガル |
オランダ | チェコ | ポーランド |
エストニア | デンマーク | マルタ |
オーストリア | ドイツ | ラトビア |
ギリシャ | ノルウェー | リトアニア |
クロアチア | ハンガリー | リヒテンシュタイン |
スイス | フランス | ルーマニア |
スペイン | フィンランド | ルクセンブルグ |
スロバキア | ブルガリア | ブルガリア |
2025年2月時点でまだ申請ページはありません。
現状オンライン事前渡航認証の「ETIAS」が導入に関する情報は異常です。
具体的な開始時期や申請ページはまだないので、情報が更新されましたらこちらのページも随時更新してまいります。