マダガスカルは、アフリカ大陸の東側に位置するインド洋に浮かぶ世界第4位の大きさの島で、ユニークな自然環境と豊かな生態系を持つ魅力的な旅行先です。
日本人旅行者は少ないので多くの日本人にとってまだ知られていない秘境的な要素が強く、自然好きや冒険好きの旅行者に特におすすめの場所です。
そんなマダガスカルを旅行する際に気になるのが、両替・通信手段・移動手段などの基本的なポイントではないでしょうか。
今回はそんなマダガスカル旅行の魅力や、旅行に行く際に知っておきたい基本的なポイントを徹底解説いたします。
マダガスカル旅行の両替事情!
海外旅行に行く際に一番気になるのが外貨の両替についてという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、マダガスカルの両替についてご紹介いたします。
日本円ではなくユーロを持っていこう!
マダガスカルに旅行する際ですが日本円は両替できる場所が少なかったりレートが悪かったりするので、まず持っていく前に日本円をユーロかドルに持っていくのがオススメ、日本でも色々なところで両替出来るのでレートの良い場所を探して準備していきましょう。
ユーロやドルに関しては色々な場所で両替出来るので次の旅行に持っていっても良いですし、日本で逆両替も出来るので少し多めに両替しておくのが安心です。
マダガスカルはクレジットカードが使える場所が少ない!
海外旅行の多くの国でクレジットカードが使えますが、マダガスカルではクレジットカードが使える場所はかなり限定的です。ホテルやスーパーマーケットや一部高級ブティックで使えるくらいで、マダガスカル旅行中は基本的に現金支払いをすることになります。
マダガスカル旅行に欠かせない、ツアーガイドや国立公園の入場料、タクシー代、食事代などは現金が必須です。
多めに持っておくと安心ですが、アリアリが余っても他の通貨への両替が難しいため計算しながらがいいでしょう。
マダガスカルの両替事情
マダガスカル旅行でどこで両替が出来るかですが、基本的には以下の選択肢になります。
1. 現地空港の両替所
2. 街中の銀行
日本円ではなく、ユーロなどに両替して持ってきていれば上記の2カ所のどちらでも両替が可能です。
ある程度の金額を空港の両替所でまず両替して、足りなかった分を街中の銀行で追加で両替する事も可能です。
また、緊急で両替したい場合にはホテルのフロントなどに相談してみると良いでしょう。
マダガスカル旅行の費用感
項目 | 現地通貨 | 日本円換算 (円) |
タクシー(空港から市内) | 30,000 | 960 |
バス(空港から市内) | 500 | 16 |
ランチ 1人 | 25,000 | 800 |
ミネラルウォーター | 1,500 | 48 |
ソーダ | 5,000 | 160 |
国立公園入場料 | 45,000 | 1,440 |
ガイド料 | 70,000 | 2,240 |
アリアリと日本円換算の表です(1アリアリ=0.032円で計算)
マダガスカル旅行は現金がメイン!
マダガスカルを旅行する際にクレジットカードが利用できる場所は限られているので、現金での支払いがメインになります。また、日本円は両替できる場所が限られレートも悪いのでユーロかドルに両替して持っていくのが良いでしょう。
両替は日本でユーロかドルを確保して、現地の空港や街中の銀行で現地通貨に両替することが出来ます。
マダガスカルでは英語が通じない!
旅行を考える際に気になるのは「現地でのコミュニケーション」だと思いますが、マダガスカルでは英語が通じないという事を知らないと旅行にいって全く英語が通じないので驚くことになるでしょう。
英語が広く通じる国も多い中、マダガスカルではそれが難しいです。
マダガスカルの公用語について詳しく解説し、観光中に使える基本フレーズもご紹介します。マダガスカル旅行の前にこの情報を押さえておくことで、現地での不安が減り、よりスムーズな旅行を楽しめるでしょう。
マダガスカルの公用語は?
マダガスカルの公用語は「マダガスカル語(マラガシ語)」と「フランス語」の2つです。
特にマダガスカル語は、国内のあらゆる地域で話されています。日常的な会話や、商店、市場での取引はほとんどがこの言語で行われます。そのため、現地の人々と本格的な会話をしたい場合は、マダガスカル語が必須です。
フランス語が重要な理由
マダガスカルは、かつてフランスの植民地だったため、フランス語も公用語として使われています。
特に、都市部のスーパーやレストラン、病院などの公共施設では、フランス語が広く使われており、スタッフもフランス語で対応してくれることが多いです。観光地やビジネスシーンでも、フランス語がコミュニケーションの手段として使われるため、基本的なフランス語のフレーズを知っていると便利です。
たとえば、マダガスカル語が話せなくても、「Je ne parle pas malgache(マダガスカル語は話せません)」とフランス語で伝えれば、相手がフランス語で対応してくれる可能性が高いです。特に都市部や観光地では、この方法が有効なので練習しておきましょう。
マダガスカルで英語はどの程度通じるか?
一部の高級ホテルや観光地のスタッフは英語を理解していることもありますが、全体的に英語はほぼ通じません。
特に地方に行くと、フランス語やマダガスカル語しか通じない場所がほとんどです。そのため、英語だけでの旅行はやや難易度が高く、フランス語ができるとかなり役立ちますので事前に勉強しておくと良いでしょう。
観光中に使える基本的なフレーズ
以下は、観光中に役立つマダガスカル語とフランス語の基本フレーズです。少しでも現地の言葉を使うことで、現地の人々との交流がより深くなります。
マダガスカル語(マラガシ語)フレーズ
Salama(サラマ) | こんにちは |
Misaotra(ミサオトラ) | ありがとう |
Azafady(アザファディ) | すみません / どうぞ |
Manahoana(マナホアナ) | おはようございます / こんばんは |
Manao ahoana ianao?(マナオ アオアナ イナオ) | お元気ですか? |
フランス語フレーズ
Bonjour(ボンジュール) | こんにちは |
Merci(メルシー) | ありがとう |
S’il vous plaît(シル ヴ プレ) | すみません / どうぞ |
Excusez-moi(エクスキュゼ モワ) | おはようございます / こんばんは |
Comment allez-vous?(コモン タレ ヴ) | お元気ですか? |
フランス語ができると旅行がスムーズ
フランス語が少しでも話せると、マダガスカルの人々とより深い交流が可能になりますし、商店やレストランでの注文、公共交通機関の利用もスムーズに進むでしょう。
特にフランス語が通じるエリアが多い都市部では、英語だけでなくフランス語の習得が旅行をより快適にしてくれるはずです。フランス語が出来ない場合には翻訳アプリやフランス語の指差し会話帳などを使ってコミュニケーションをとると良いでしょう。
マダガスカル旅行の前にフランス語を勉強しよう!
マダガスカルを旅行する際、英語でのコミュニケーションはほとんどの場面で難しいため、フランス語やマダガスカル語の基本フレーズを覚えておくと非常に便利です。特に、都市部や観光地ではフランス語が広く使われているため、フランス語が話せると旅行が一層楽しめます。
フランス語の会話に関する本などでしっかりと基礎を身に着けていくことをおすすめします!
マダガスカル旅行のWiFi事情!
海外旅行で街中などのWiFiを期待している人も多いと思います。
マダガスカルでは、街中でのWiFi環境は地域によって異なりますが、主要都市や観光エリアではWiFiが利用できる場所が徐々に増えていまる状況ではあります。以下にてマダガスカルでのWiFi事情についてご紹介いたします。
1. ホテルやゲストハウスでのWiFi
ほとんどのホテルやゲストハウスでは、WiFiが無料で提供されていますが、速度が遅い場合があります。
特に首都アンタナナリボ(タナ)や観光地では、比較的安定したWiFi環境が期待できますが、地方に行くほど接続が不安定になることが多いのであまり期待しない方が良いでしょう。
2. カフェやレストランでのWiFi
主要都市のカフェやレストランでは、WiFiを提供している場所も時々あります。
特に観光客が多いエリアでは、無料WiFiが利用できる場所が増えており、利用時にパスワードを聞けばすぐに接続できます。しかし、これらの場所でも回線が遅い場合があるため、軽いブラウジングやSNSのチェック程度に適していることが多いです。
3. ショッピングモールや公共施設
アンタナナリボや観光地の一部ショッピングモールや大規模な施設ではWiFiを提供していることがありますが、特定の場所に限られていることが多くあればラッキーくらいで考えておくのが良いでしょう。
5. 公共WiFiの少なさ
マダガスカルでは、日本や他の多くの国と比べて公共のWiFiスポットが少ないため、安定してインターネットに接続したい場合は、モバイルデータを使用するか、WiFiが完備されているホテルやカフェを見つけるしかありませんが数はそこまで多くありません。
マダガスカルの街中のWiFiはあまり期待できない。
マダガスカルでは、都市部や観光エリアでWiFiを利用できるものの、速度や安定性は場所によって異なるため、現地SIMカードを利用してモバイルデータ通信を確保するのが安全かつ便利です。
マダガスカルでは、現地の通信事業者のSIMカードを利用してモバイルデータを使うのか、日本でマダガスカルで使えるeSIMを購入してくるのが一般的で便利です。SIMフリーのスマホを持っていれば空港や街中でSIMカードを購入、eSIM対応スマホを持っているのであれば日本で準備してマダガスカルでモバイルインターネットを利用しましょう。
尚、WiFiを利用する際にはVPNを利用するのが安全です。
eSIMスマホユーザーはマダガスカル旅行にTRAVeSIM!
マダガスカルの空港でSIMカードは買える?
マダガスカルでは、主要な空港や都市部で簡単にSIMカードを入手できます。
項目 | 現地通貨 | 日本円換算 (円) |
高速データ1GB | 18,500 | 592 |
高速データ4GB | 50,000 | 1,600 |
高速データ8GB | 80,000 | 2,560 |
上記ののプランは、データ通信だけでなく現地での通話にも対応しているため、観光中に電話を使いたいという方に便利です。
1GBプランは短期旅行やインターネット利用が限定的な方に適しており、8GBプランはある程度データ容量が欲しいという方に向いているでしょう。
SIMカード購入時の注意点
マダガスカルでSIMカードを購入する際、観光客にとっての大きなハードルは言語です。
前述の通り、マダガスカルではフランス語やマダガスカル語が主に話されており、英語が通じることはほとんどありません。SIMカードの購入や設定を行う際も、現地の通信会社スタッフが英語を話せないことが多いため、購入時にコミュニケーションで苦労する可能性があります。
そのため、フランス語ができる場合はスムーズに対応できるかもしれませんが、言語に不安がある方は事前にSIMカードの設定方法を確認しておくか、必要なフレーズを準備しておくことをおすすめします。例えば、「SIMカードが欲しいです(Je voudrais une carte SIM.)」や、「インターネットを使いたいです(Je veux utiliser Internet.)」といった基本的なフレーズを覚えておくと良いでしょう。
マダガスカルの街中のWiFiはあまり期待できない。
マダガスカルでのインターネットやデータ通信を快適に利用するためには、現地でSIMカードを購入するのが最もコストパフォーマンスが高い方法です。
特に、フランス通信大手オレンジの現地子会社である「オレンジ・マダガスカル」のプランは、旅行者にとってもリーズナブルで使いやすいものが揃っています。ただし、言語の壁があるため、SIMカード購入時には少し工夫が必要です。
言語が少し不安でeSIM対応スマホを持っている人は、eSIMを利用するのが一番便利でコスパが良いと言えるでしょう。
日本からマダガスカルには直行便が無い!
日本からマダガスカルへの旅行は、直行便がないため、必ずどこかで乗り継ぎが必要です。
以下に、日本からマダガスカルの主要空港であるイヴァト国際空港(首都アンタナナリボ)への一般的な行き方を紹介します。
経由地を選ぼう!
主に以下の都市を経由してマダガスカルへ向かうルートがあります。
一緒に旅行したい国があれば複数ヵ国を巡る周遊旅行にするのが良いでしょう。
1. パリ経由 (乗継1回)
・航空会社
日本からはエールフランス(Air France)を利用して、パリのシャルル・ド・ゴール空港(CDG)経由でアンタナナリボに向かうことが可能です。
・時間
東京(羽田・成田)からパリまで約12〜13時間。パリからアンタナナリボまでは約11時間のフライトです。
2. エチオピア・アディスアベバ経由 (乗継1回)
航空会社
エチオピア航空(Ethiopian Airlines)を利用して、アディスアベバ・ボレ国際空港(ADD)で乗り継ぎ、アンタナナリボに向かうルートもあります。
・時間
東京(成田)からアディスアベバまで約14〜15時間。アディスアベバからアンタナナリボまでは約4〜5時間のフライトです。
3. ドバイ経由 (乗継2回)
・航空会社
エミレーツ航空(Emirates)を利用し、ドバイ国際空港(DXB)経由でアディスアベバまたはモーリシャスを経由し、最終的にアンタナナリボに向かいます。
・スケジュール
東京からドバイまで約11〜12時間。ドバイからアディスアベバまで約4時間、その後アンタナナリボへ向かいます。
旅行時間とフライトスケジュール
全体の旅行時間は乗り継ぎ時間も含めて約20〜30時間程度かかることが多いです。
パリやアディスアベバ経由が比較的ポピュラーなルートで、運航スケジュールや費用、乗り継ぎ時間を考慮して選ぶとよいでしょう
マダガスカルだけじゃない!世界で使えるTRAVeSIM!
マダガスカルを含むアフリカを周遊する際の通信手段として、「TRAVeSIM」のeSIMが非常に便利です。
アフリカの複数の国で利用可能な「TRAVeSIM」は、現地のSIMカードを購入する手間を省き、簡単にデータ通信を開始できます。
アフリカの色々な国をカバーしているのでまずは対象国をチェック!
データプランはシンプル設計なので旅行先が決まったら購入するべき商品が決まります!
複数の国を訪れるアフリカ周遊旅行をする旅行者には、各国でのSIMカード交換の手間が省けるため、TRAVeSIMで快適な旅行が実現できます!
*TRAVeSIMグローバルプランで使えるアフリカの20の国と地域
ウガンダ | エジプト | ガーナ |
ガボン | ケニア | コンゴ共和国 |
コンゴ民主共和国 | スワジランド | セーシェル共和国 |
セネガル | タンザニア | チャド |
ナイジェリア | フランス領レユニオン | マダガスカル |
マラウイ | モーリシャス | 南アフリカ共和国 |
モロッコ | チュニジア |
アフリカ旅行の際のSIMカードでの通信ですが、高速データ容量6GBで足りるのか不安という方もいらっしゃるかと思いますが、意外に6GBというと海外旅行でのインターネット利用では十分快適にご利用いただけます。
気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
_
≫TRAVeSIMアジアプラン・グローバルプランの6GBってどのくらい使えるの?
_
_
アフリカ周遊旅行もTRAVeSIM1枚でOK!
今回ご紹介しているTRAVeSIMグロバールプランは色々なアフリカの国々で利用可能です。
アフリカ旅行は日本から遠い事もあり、少し長めの休みを取って複数ヵ国を周遊するという方が多いと思います。
2週間程度あれば、上記の対象国の国と地域の中から気になる国をすべて周遊することも可能ですが、そこまで長期ではない場合には選んで2~3ヵ国を周遊してみましょう。
TRAVeSIMは先述した通り、1枚のSIMカードで複数の国で使えるので、周遊旅行に最適です。
TRAVeSIMは日系企業が提供しているのでLINEや電話での日本語サポートもあるので、初めてのeSIMという方にもお勧めできる商品です。
マダガスカル旅行の魅力をご紹介!
マダガスカルは、その隔離された島の位置のおかげで、世界の他の地域では見られない多様な動植物が生息しています。
特に有名なのは、島固有のキツネザルで、マダガスカルには多くのレムールの種類が存在します。
また、バオバブの木々も、マダガスカルの風景を象徴する独特の存在です。自然愛好家には、レムールを間近で観察したり、壮大なバオバブ並木を訪れることが大きな魅力となります。
豊かな自然公園と世界遺産
マダガスカルにはいくつもの自然保護区と国立公園があります。例えば、アンダシベ国立公園では、キツネザルをはじめとした多様な生態系を楽しむことができます。
また、ツィンギー・デ・ベマラハ自然保護区は世界遺産に登録されており、石灰岩の奇岩群と美しい風景が広がる驚異的な場所です。
美しいビーチと海洋生物
マダガスカルの島々は、白砂のビーチや澄んだ海で知られており、特にノシベ島やイル・サントマリーは、リゾート地として人気です。ダイビングやシュノーケリングも楽しめ、サンゴ礁や色鮮やかな魚、時にはクジラの姿も見られるため、海好きにはたまらないスポットです。
マダガスカル旅行の気候とベストシーズン
マダガスカルは、熱帯気候と温帯気候が混在する島で、旅行のベストシーズンは**乾季(5月~10月)です。
この時期は降水量が少なく、観光やアウトドア活動に適しています。雨季(11月~4月)は降雨量が多く、道がぬかるんだりアクセスが困難になることもあるため、注意が必要です。
尚、9月はワオキツネザルの出産シーズンなので赤ちゃんがレミュールパークなどで見れるかもしれません。
治安と安全対策
マダガスカルは比較的安全な国ですが、都市部ではスリや置き引きなどの軽犯罪が発生することがあるため、貴重品の管理には注意が必要です。
また、夜間の移動は避け、信頼できる交通手段を利用することが推奨されます。観光ガイドやツアーを利用するのがおすすめ。特に旅慣れていない人やフランス語に自信がない場合にはツアーを利用するのが良いでしょう
マダガスカルに行ったら必ず行きたい観光スポット!
マダガスカルは、独特な生態系と自然の美しさで知られる島国で、旅行者にとって忘れられない体験を提供します。
その中でも特に魅力的なスポットを5つ紹介します。
動植物観察や大自然の景観を楽しむことができるマダガスカルならではの観光地です。
レミュールパーク(Lemurs Park)
マダガスカルの首都アンタナナリボから車で約30分の場所に位置するレミュールパークは、珍しいキツネザルが飼育されている施設で、比較的人懐っこい動物たちと触れ合うことができる場所です。
レミュールパーク(Lemurs Park)の見どころ
・ワオキツネザルの出産シーズン
9月になると、ワオキツネザルの赤ちゃんが生まれる季節で、子どもたちが母親にしがみつきながら移動する様子がとても可愛らしいです。
・写真撮影のチャンス
野生の保護区とは異なり、レミュールパークのキツネザルたちは比較的に慣れており、近距離での観察や写真撮影が容易です。
このパークは、自然保護区と違い、動物たちが一定の範囲内で飼育されているため、より手軽にレムールとの触れ合いが楽しめるのでマダガスカルに行く事があれば必ず行きたい場所です!
ベレンティー私設保護区(Berenty Private Reserve)
マダガスカルの南部に位置するベレンティー私設保護区は、キツネザルをはじめとする島固有の動物を間近で観察できるエリアです。
この保護区は、熱帯乾燥林に囲まれた場所にあり、自然愛好家や生物学者にとっても非常に人気のある場所です。
ベレンティー私設保護区の見どころ
・ワオキツネザル(Ring-tailed Lemur)
日中に活発に動き回るワオキツネザルは、尾に特徴的な白と黒の縞模様を持つ非常に愛らしい動物です。
・ベローシファカ(Verreaux’s Sifaka)
横跳びする姿が特徴的なシファカとして有名で、その優雅な跳躍はかなり凄いので必見!
・ネズミキツネザル(Mouse Lemur)
夜行性で、夜間には掌サイズの小さなネズミキツネザルを観察できるナイトツアーも開催されています。
この私設保護区では、レムールたちが自由に生活する姿を間近で楽しむことができるため、マダガスカルならではの生態系を存分に体験できます。
バオバブの並木道(Avenue of the Baobabs)
マダガスカルの象徴的な風景であり、特に有名な観光地が「バオバブの並木道」です。
この並木道は、モロンベからの未舗装道路沿いにそびえる巨大なバオバブの木々が特徴で、まるで別世界に足を踏み入れたかのような光景が広がります。
バオバブの並木道の見どころ:
・バオバブの巨木
何世紀も生き続けるこの木々は、樹齢数百年に達し、最大で30メートル以上の高さに育つこともあります。
・観光のベストタイム
特に朝早く、日の出の時間帯に訪れることがおすすめです。
太陽が昇るときに照らされるバオバブのシルエットは幻想的で、写真を撮るのにも最適なタイミングです。
この場所は、マダガスカルらしい大自然の美しさを体感できるため、多くの旅行者が必ず訪れるスポットです。
自然や動物との触れ合いに最適な旅行先!
マダガスカルは、他のどの地域でも見られない独特の自然景観や動植物が楽しめる魅力あふれる旅行先です。ベレンティー私設保護区やバオバブの並木道といった観光スポットを通じて、マダガスカルの豊かな生態系や壮大な自然に触れることができます。また、レッド・ツィンギーのような自然が作り出した芸術的な景観や、レミュールパークでのキツネザルとの触れ合いなど、動植物に親しむことも可能です。
この島国を訪れることで、自然の偉大さや生態系の貴重さを肌で感じることができ、冒険心あふれる旅行者にとっては最高の体験が待っっている魅力的な旅行先です。