スヴァールバル諸島という名前を聞いたことはありますか? 最近、日本のテレビ番組などで取り上げられることも増え、徐々に日本での知名度も上がってきていますが、まだまだ「知っている」という方は少ないかもしれません。このスヴァールバル諸島は、世界でも非常にユニークで魅力的な場所のひとつです。
スヴァールバル諸島はノルウェー領であり、北極海に浮かぶ大小の島々から成り立っています。その位置は、ノルウェー本土と北極点のちょうど中間地点(北緯74〜81度)にあります。北緯66.33度を越えた場所が「北極圏」と呼ばれるため、スヴァールバル諸島はまさにその北極圏のど真ん中に位置しています。極北のこの地は、夏には白夜が続き、冬には極夜が訪れるなど、私たちが普段経験することのない過酷で美しい自然現象が満喫できる特別な場所です。
また、スヴァールバル諸島はその自然環境だけでなく、ユニークな法律や歴史的背景も魅力のひとつです。島には多国籍の人々が居住しており、ノルウェー以外の国籍の人々も居住権を持つ特異な地域です。また、地球の未来を守るための「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」もあり、ここには世界中から集められた種子が保存されていたりします。
そんな不思議な魅力を持ったスヴァーバル諸島を今回はご紹介いたします。
日本からスヴァーバル諸島へはどうやって行く?
スヴァールバル諸島はまさにその北極圏のど真ん中に位置しているのでどうやって行くの?と思う方も多いと思います。
日本からスヴァールバル諸島へ行く方法は、複数の乗り継ぎを行って向かう形になると思います。
色々なルートや行き方がありますが、以下ようなルートが一般的な生き方として有名です。
まずは日本からノルウェーへ!
スヴァールバル諸島はノルウェー領なのでスヴァーバル諸島へ行くためには、まずノルウェー本土に到着する必要があります。
日本からノルウェーには、直行便または経由便で行く事が出来ます。
・直行便
日本からノルウェーのオスロ(Oslo)へは、直行便がいくつか運航されています。例としては、東京(成田や羽田)からオスロ行きの便があります。
・経由便
他のヨーロッパの都市(例:フランクフルト、アムステルダム、ロンドンなど)を経由してオスロへ向かう方法もあります。
折角なら周遊でヨーロッパの色々な国と合わせて旅行をするのもオススメです。
直行便にするか経由便にするか休みの長さなどを考慮して検討してみると良いでしょう。
ノルウェーからスヴァールバル諸島へ向かう!
ノルウェーのオスロからスヴァールバル諸島に行くには、以下の方法があります:
オスロからスヴァールバル諸島の主要な空港であるロングイェールビエン空港(Longyearbyen Airport, LYR)への直行便が運航されています。
ノルウェーの航空会社であるスカンジナビア航空(SAS)やノルウェー航空(Norwegian Air Shuttle)がこのルートを提供しています。
パスポートとビザ
スヴァールバル諸島はノルウェーの領土であるため、ノルウェーのビザ規定が適用されますが、スヴァールバル諸島を訪れるための特別なビザは不要です。
尚、ノルウェーはシェンゲン協定に加盟しているため、90日以内の観光目的での滞在の場合、日本国籍の旅行者はビザなしで入国できます。
スヴァールバル諸島は北極圏に位置するため、極寒の気候に対応した防寒対策が必要です。
特にスヴァーバル諸島の冬は厳しい寒さがなので、十分すぎるくらいの防寒対策の装備を持参するようにした方がいいでしょう。
上記にてご紹介した通り、スヴァールバル諸島へのアクセスは、ノルウェー本土からのフライトを利用することでスムーズに実現できます。
旅の計画を立てる際には、フライトのスケジュールやノルウェーでの乗り継ぎについて事前に確認しておくと良いでしょう。
スヴァーバル諸島旅行の通信手段はどうする?
スヴァールバル諸島を旅行する際、スマートフォンをどう使うかは重要なポイントですよね。ここでは、スヴァールバル諸島での通信手段として、SIMカード、eSIM、そしてWiFiについて詳しくご紹介いたします。
スヴァールバル諸島は、独自の魅力を持つ北極圏の地域であり、通信環境も重要です。旅行中のインターネット接続や通信手段の選択について、最適な方法を知っておくことで、スムーズに旅行を楽しむことができます。
スヴァーバル諸島旅行のプリペイドSIM事情!
SIMフリースマホをお持ちの方は、スヴァールバル諸島で使えるSIMカードを使おうと考えている方も多いのではないでしょうか。
SIMカードやeSIMはスマホ1台で通信が出来るので、旅行中にも荷物がふえずに快適に通信が行えます。
スヴァールバル諸島の通信キャリア
スヴァールバル諸島はノルウェーの一部ですが、通信キャリアに関しては以下のキャリアがサービスを提供しています。
まずは、スヴァーバル諸島でサービスを提供している通信キャリアを知っておきましょう!
Telenor
スヴァールバル諸島でもサービスを提供しており、広範なカバレッジを誇ります。
ノルウェー本土と同様に、4G LTEサービスを利用でき、通信速度も安定しています。
特にスヴァールバル諸島では、高緯度地域での通信が困難になることもあるため、信頼性の高いTelenorの利用が推奨されます。
Telia
スヴァールバル諸島でもサービスを展開しており、安定した通信環境を提供しています。
4G LTEネットワークに対応しており、旅行者向けのプランも利用できます。
基本的には上記の2社のキャリアから使うSIMカードを選ぶかなと思いますが、Telenorの方が利用できる範囲も広く、個人的にはオススメです。
スヴァールバル諸島で購入
スヴァールバル諸島の主要な町であるロングイヤービーンやバルデビークでは、通信キャリアのショップがあり、観光客でも簡単に現地でプリペイドSIMカードを購入できます。必要書類もパスポートがあればOKなので、気軽に購入してみてください。
尚、事前にノルウェーで購入しておくと、スヴァールバル諸島に到着後すぐに利用できるタイプの商品もあるので購入時に確認しましょう。
料金は1GBで$20(15日有効)程度と少し高いので、価格で言うとeSIMの方が安く抑えられるケースも多いです。
また、高緯度地域での通信は、天候や地理的条件によって影響を受けることがあるので、ご注意ください。
旅行前に、利用可能なサービスとエリアカバレッジはしっかりと確認して購入しましょう。
スヴァーバル諸島旅行にTRAVeSIMという選択肢!
海外旅行用eSIMは色々な会社がサービスを提供しておりますが、初めてeSIMを利用される方や日本語のサポートが欲しい方はサポートが充実しているTRAVeSIMがオススメです。
また、TRAVeSIMのグローバルプランは世界140以上の国と地域で使えるため、今回のスヴァーバル諸島への旅行がノルウェーを含む他の国からの経由便の場合には経由地での利用もできる可能性が高く、1枚のeSIMで色々な場所で使えるTRAVeSIM はかなり快適です!
TRAVeSIMのグローバルプランの利用可能な国と地域のリストに関してはTRAVeSIM公式WEBサイトのTOPページにてご確認いただけます。
利用可能なヨーロッパの国と地域は以下の通りです。
*TRAVeSIMグローバルプランで使えるヨーロッパの56の国と地域
アイスランド | スヴァールバル諸島 | ベルギー |
アイルランド | スウェーデン | ポーランド |
アゼルバイジャン | スコットランド | ボスニアヘルツェゴビナ |
アルバニア | スペイン | ポルトガル |
イギリス | スロバキア | マケドニア |
イギリス領ガーンジー島 | スロベニア | マルタ |
イタリア | セルビア共和国 | マン島 |
ウェールズ | チェコ共和国 | モナコ |
ウクライナ | デンマーク | モルドバ |
エストニア | デンマーク領フェロー諸島 | モンテネグロ共和国 |
オーストリア | ドイツ | ラトビア |
オーランド諸島 | ノルウェー | リトアニア |
オランダ | バチカン市国 | リヒテンシュタイン |
キプロス | ハンガリー | ルーマニア |
ギリシア | フィンランド | ルクセンブルク |
グリーンランド | フランス | ロシア |
クロアチア | ブルガリア | 北アイルランド |
サンマリノ | ベラルーシ | 北キプロス |
スイス | ジブラルタル |
スヴァーバル諸島旅行の際のSIMカードでの通信ですが、高速データ容量6GBで足りるのか不安という方もいらっしゃるかと思いますが、意外に6GBというと海外旅行でのインターネット利用では十分快適にご利用いただけます。
気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
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≫TRAVeSIMアジアプラン・グローバルプランの6GBってどのくらい使えるの?
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ヨーロッパ周遊旅行もTRAVeSIM1枚でOK!
今回ご紹介しているスヴァーバル諸島を含むヨーロッパは日本から遠い事もあり、少し長めの休みを取って複数ヵ国を周遊するという方が多いと思います。
2週間程度あれば、上記の56の国と地域の中から気になる国をすべて周遊することも可能ですが、そこまで長期ではない場合には選んで2~3ヵ国を周遊してみましょう。
TRAVeSIMは先述した通り、1枚のSIMカードで複数の国で使えるので、周遊旅行に最適です。
TRAVeSIMは日系企業が提供しているのでLINEや電話での日本語サポートもあるので、初めてのeSIMという方にもお勧めできる商品です。
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スヴァーバル諸島から行きやすいヨーロッパの周遊旅行先3選!
スヴァーバル諸島旅行のWiFi事情は?
スヴァールバル諸島への旅行で気になるのが街中のフリーWiFi事情でしょう。
スマホにSIMカードやeSIMを入れていても動画サービスを使う際には安定したWiFiが欲しいところ。
以下にてスヴァーバル諸島のWiFi事情をご紹介いたしますのでご確認ください。
都市部の 主要な施設でのWiFi提供
スヴァールバル諸島の主要な都市、特にロングイヤービエンやバレンツブルグなどでは、ホテル、カフェ、レストラン、公共の施設などで無料のWiFiが提供されています。
観光施設や宿泊施設では、WiFiを利用できることが多いです。
通信速度はどう?
スヴァールバル諸島は北極圏に位置しているため、通信インフラは他の都市に比べて限定的です。
そのため、街中の無料WiFiの通信速度は、一般的にはいつも使っている日本での高速なインターネット接続に比べて遅い場合があります。
また、利用者が多くなると、速度がさらに低下することがあります。
あまり期待せずに、使えればラッキーというイメージで使ってみるのが良いでしょう。
セキュリティと接続の容易さ
無料WiFiを提供する施設では、一般的にアクセスが簡単で、特別なログイン手続きは不要な場合が多いです。
ただし、公共のWiFiはセキュリティ面でリスクがあるため、重要なデータの送受信やオンラインバンキングなどには注意が必要です。
VPNを利用することで、セキュリティを強化することができます。
≫ 海外旅行はVPNで安全に!海外でも安全快適に使いたい方の必需品はコレだ!
・WiFi+SIMまたはeSIMがオススメ!
スヴァーバル諸島の街中のWiFiが利用できる場所は限られている場合があり、島の外れや人里離れた場所では、WiFiが提供されていないことがあります。
もちろんSIMカードも利用可能範囲から外れている場所もありますがまだSIMカードやeSIMの方が便利です。
無料Wi-Fiが使える所ではWiFiを便利に使ってみて、より色々な場所でスマホを使いたい場合にはWiFiに加えて、現地のSIMカードやeSIMとの併用を検討してみても良いでしょう。
TRAVeSIMはスヴァーバル諸島を含むノルウェーや周辺国もeSIM1枚で旅行出来るので是非お試しください。
スヴァーバル諸島への旅行が決まったら通信手段のご準備を!
スヴァールバル諸島への旅行が決まったら、通信手段をしっかり準備することが重要です。
スヴァールバル諸島は北極圏に位置しているので、通信インフラは都市部の限定的な場所で無料のWiFiが提供されています。
ホテルやカフェ、レストランなどでのWiFiは利用しやすいものの、速度が遅いこともありますし、公共のWiFiはセキュリティ面でのリスクも考慮する必要があります。
また、通信速度やカバレッジの限界を考慮し、スヴァーバル諸島のに滞在する際には、現地でのSIMカードやeSIMの購入を検討すると良いでしょう。
これにより、比較的安定した通信環境を確保して快適な旅行を楽しむことができます。
旅行前に、これらの通信手段について調べ、準備しておくことで、現地での通信トラブルを避けることができます。