インドを旅行する際に、他の周辺国と同じようにプリペイドSIMカードを購入して使おうと思っている方も多いかもしれませんが、インドでプリペイドSIMカードを購入する場合少しハードルが高い部分があります。
現地のプリペイドSIMカードを使えばスマホ1台で行動出来るので便利なので旅行者に人気です。
まずは、インドでプリペイドSIMカードを購入する際の必要書類や開通の流れをご紹介いたしますのでご確認ください。
インドでSIMカードを購入する流れ
インド旅行で現地のプリペイドSIMカードを購入したいという方もいらっしゃると思います。
そんな方にインドのプリペイドSIMを現地で購入する流れをご紹介いたします。
インドのプリペイドSIMカードはどこで買う?
インドのプリペイドSIMカードを購入出来る場所ですが、基本的には以下の2択になるでしょう。
1.インドの空港
2.インドの市内の携帯屋さん
インドの空港でSIMカードを買う
インドのプリペイドSIMカードを購入する場所ですが、基本的にはインドの国際空港でSIMカードを購入するのが一番ハードルが低いでしょう。
ただ、SIMカードショップが無い空港もあるので空港で絶対にプリペイドSIMカードを買うと思っている方は注意が必要です。
ここでもう一つ問題があるのですが、インドのプリペイドSIMカードはアクティベートに時間がかかるので、空港のカウンターでSIMカード購入後にすぐに利用することが出来ません。
空港に到着してすぐにSIMカードが使えないと思うと少し不便に感じる方も多いと思います。
インドの街中でSIMカードを買う
インドの街中でプリペイドSIMを購入する際にも基本的には空港でSIMカードを購入する時と同じ流れになります。
街中の方が少しハードルが高いのが、空港のスタッフが毎日観光客に向けてインドで使えるプリペイドSIMカードを販売していますが、街中の携帯ショップに関しては行くお店によって観光客の対応数が変わります。
必要書類や必要な情報は同じなのですが、空港と比べるとかなり購入のハードルがあがります。
なので、インドに到着してから現地のプリペイドSIMカードを購入しようと思っている方は先ほどの空港での購入をお勧めします。
インドでSIMカードを購入する際に必要な物
インドでSIMカードを購入する際には以下を揃えておきましょう。
1.パスポート
2.顔写真(申込書に貼る)
3.宿泊先の住所(ホテルの住所でOK)
4.スマホ(SIMフリー)
基本的には上記の書類がそろっていればOKです。
ただ、街中でプリペイドSIMカードを購入する際に、ホテルの宿泊を証明する書類を求められる事もありました。
そもそもSIMカードの契約に顔写真が必要というのは結構珍しいですね。
店頭のカウンターで写真を撮られる事は他の国でも経験がありますが、申込書に写真を貼ったのはインドが初めてでした。
SIMカードのアクティベートの流れ(開通手続き)
SIMカードの購入後、しばらく経過をしたらSIMカードが電波を掴むようになるので、利用開始の作業を行う必要があります。
この作業を完了しないとインドで購入したプリペイドSIMカードを利用することはできないのでご注意ください。
この電波を掴むまでの間ですが、恐らくSIMカードに利用者情報を登録して、登録が完了し次第利用開始手続きを行うという流れだと思います。
利用開始の流れを以下にてご紹介いたしますのでご確認ください。
1.利用開始用電話番号59059に発信(主要キャリは共通)
2.ガイダンスに従って2番を押して英語に切り替える(1は現地の言語)
3.ガイダンスに従ってパスポートの下4桁を入力する。
4.ガイダンスに従って生まれた年を入力する
5.ガイダンスに従って1を押す。
利用開始の流れはこれで終了です。
英語が苦手という人には少しハードルが高く感じるかもしれません。どうしてもできない場合には購入したSIMカードと同じキャリアショップに持ち込んでサポートしてもらうか、英語が得意な人にやってもらいましょう。
☑現地でのプリペイドSIM購入は少しハードルが高い!
ここまでご紹介した通り、インドの現地でプリペイドSIMカードを購入して、利用開始までいくのに少し時間がかかるのですぐにインターネトを使いたいという方にはあまり向いていません。また、利用開始手続きが結構面倒なので他の通信手段を検討してみても良いでしょう。
日本でインドの物理SIMカードを購入する方法
インドへの旅行の際にインドの現地で物理SIMを購入して利用するのは、特に初めてのインド旅行という方には厳しいかもしれません。
そんな時に思い浮かぶのがAmazonやYahoo!ショッピングなどのECモールでインドの物理SIMを購入するという方法です。
実際にAmazonでインドで使える物理SIMカードを探してみましたが、現在の主流はeSIMとなっていました。
ただ、インドで使えるeSIMはサポートや通信品質などの観点からeSIM専門のプロバイダーから購入するのがオススメです。
≫ インド旅行に最適なeSIMをご紹介!eSIMサービスは色々あるけどどう違うの?|インドのイーシム
かなりインドで使える物理SIMカードは少なくなっていましたので、一部どんな商品があるのかご紹介いたします。
mewfi インドSIM 7日間 高速データ6GB:2,980円
まずはじめてにご紹介するのはmewfiというブランドのインドで使えるプリペイドSIMカードです。
今回見つけた商品は利用可能期間が7日間で高速データ容量は6GBという商品でした。
利用している回線はインドの大手通信キャリアAirtelとの事なので、電波は問題ないく使えると思います。
Airtelであればインドの都市部はもちろん、郊外でも比較的安定してインターネットが利用できると思います。
mewfiは昔からプリペイドSIMカードを取り扱っているので、そこそこ信頼できる点と、サポートに関しては公式ラインアカウントで日本語対応してくれるというのも人気の理由です。
インドで7日間6GB使えて、2,980円という事なので、eSIM対応のスマホを持っている方はインドで使えるTRAVeSIMの8日間6GBで1,980円の方が少しお得ですが、物理SIMスマホしか使えないという方には良いかもしれません。
他にも2つほど、インドで使える物理SIMカードがありましたが、レビュー評価が★2以下だったので、ここでご紹介するのは控えておきます。
Amazonを見ても分かるように海外旅行に使うのは物理SIMカードからeSIMに状況が変わりつつあるようです。
以下の記事でインドで使えるオススメのeSIMをご紹介しておりますので、eSIM対応スマホを持っている方はチェックしてみてください。
≫ インド旅行に最適なeSIMをご紹介!eSIMサービスは色々あるけどどう違うの?|インドのイーシム
乗継でインドに行く方のeSIMはTRAVeSIMがオススメ!
インド旅行に行く際に、香港やタイ、ベトナムなどを経由して周遊する方も多くいらっしゃるかと思いますが、そんな方にオススメのeSIMをご紹介します。
それが、世界で使えるeSIMを提供しているTRAVeSIMです。
インドやタイ・香港・ベトナムなどのアジアの主要な国を含む30以上の国と地域で利用可能な周遊に最適なSIMカードなので是非チェックしてみてください!
似た商品で言いますと、タイの通信キャリアAISが提供しているSIM2FLYがありますが、SIM2FLYはタイデータシェアの対象に入っておらず、タイで利用する場合にはタイ国内用のパッケージの追加が欠かせません。
TRAVeSIMのアジアプランならタイを含むアジア30以上の国と地域で6GB/8日間利用できるので、アジア周遊に最適なSIMカードと言えます。
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TRAVeSIMアジアプランの価格は1,980円(非課税)とレンタルWiFiの利用などと比べるとお得、先程ご紹介したインド用のプリペイドSIMカードと比較しても1000円程度お得です!
8日間で6GBって足りるのか不安という方もいらっしゃるかもしれませんが、動画サービスを使わなければ結構余裕があるデータ容量です。
以下の記事で5GBでどのくらいスマホを使えるのかご紹介しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
≫ TRAVeSIMアジアプラン・グローバルプランの6GBってどのくらい使えるの?
TRAVeSIMは5G対象の国では5G通信が利用可能、高速データ容量6GBを使い切ると128Kbbsに速度制限はかかりますが、パッケージ期限内であればデータ通信使い放題です。
TRAVeSIMのアジアで使えるパッケージの内容は以下の通りです。
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TRAVeSIM – ASIAプラン
1,980円(非課税)
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・SIMタイプ | – eSIM |
・高速データ容量 | – 6GB |
・ 高速データ超過後 | – 低速で期間内利用可能 |
・ 利用可能期間 | – 8日間(192時間) |
・ 利用可能国 | – アジア30の国と地域 |
・ 販売価格 | – 1,980円 (非課税) |
TRAVeSIMアジアプランが使える場所は以下の国と地域で利用可能です。(2024年9月9日時点)
最新の利用可能国はWEBサイトにてご確認ください。
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東アジア | ||
日本 | 韓国 | 中国(チベット含む) |
香港 | 台湾 | マカオ |
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南アジア | ||
インド | スリランカ | バングラデシュ |
パキスタン | ネパール | ブータン |
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東南アジア | ||
タイ | シンガポール | マレーシア |
インドネシア | ベトナム | ラオス |
カンボジア | フィリピン | ブルネイ |
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中央アジア・中東 | ||
カザフスタン | モンゴル | イスラエル |
オマーン | カタール | バーレーン |
ヨルダン | ジョージア | ウズベキスタン |
パレスチナ | クウェート |
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オセアニア | ||
オーストラリア | グアム |
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上記の通り、日本人が旅行するアジアの国の多くはカバーされています。
アジア版に含まれていない「アフガニスタン・アラブ首長国連邦・アルメニア・サウジアラビア・トルコ ・キルギス共和国 ・モルディブ ・イラン ・タジキスタン」などはグローバルプランにてカバーしております。
上記の国を含むアジア周遊旅行の場合には、世界140以上の国と地域に対応したグローバルプランを選ぶという選択肢もあります。
インド旅行もeSIMの時代に!
今回はインドの現地でインドで使うプリペイドSIMカードを購入する流れの面倒さと、日本でもインドの物理SIMカードからeSIMの販売が主流になってきている事をご紹介しました。
eSIMが主流になってきていますが、まだeSIMが搭載されていないスマホを利用されている方も一定数いると思います。
どんどんeSIMでお得な商品が増えてくると思いますので、次の機種変更の際にはeSIM対応スマホを検討してみてください。
色々なeSIMが販売されていますが、インドでスマホをどうやって使いたいかによってオススメのサービスは変わってくるのでまずは、自分に最適な商品を探してみてください。