2024年も後半に入りましたが、海外旅行の需要はかなり盛り上がってきており、これを読んでいる方も海外旅行を検討しているという方ではないでしょうか。
そんな海外旅行の際に大切なのが「パスポート」「ビザ」「航空券」「ホテル」「通信環境」でしょう。
日常の生活でもスマホは欠かせないものになっていますが、海外旅行でも通信環境さえあれば、日本と同じように地図や情報を検索したり、家族や友人と連絡を取ったりと欠かせません。
今までは、海外での通信手段の選択肢も少なく、多くの方が「レンタルWiFi」や「現地プリペイドSIM」を使っていたのではないでしょうか。
まだeSIMを使った事が無いレンタルWiFi派の方は是非一度試してみてください。
今回はレンタルWiFiと比較したeSIMの特徴やメリット・デメリットをご紹介いたします。
なぜレンタルWiFiが海外旅行の定番になったのか?
まずは、海外旅行にレンタルWiFiが人気になった理由からご紹介いたします。
レンタルWiFiが無い頃は国際ローミングを利用するという方法が主流でしたが、国際ローミングは高額なので、海外ではネットを使わないという人もかなり多い時代でした。
そんな時にレンタルWiFiが登場し、使い方はWiFiを繋げる設定だけとかなり簡単で、数万円~数十万円かかっていた国際ローミングと比較すると圧倒的にコスパが良かったため「誰でも使えて格安」なレンタルWiFiが海外旅行の際の通信の定番になっていきました。
そしてスマホの時代になると、よりコスパの良い「現地SIMカード」を使う旅慣れている方と、レンタルWiFiを継続使う方に分かれましたが、現地のSIMカードをアンドロイドスマホに入れて使おうとして「SIMロック」と「APN設定」の2つの設定の壁に阻まれてレンタルWiFiが強い時代が続いていました。
レンタルWiFiからSIM、eSIMの時代へ
長い間海外旅行の定番だったレンタルWiFiが徐々に利用者が減少していく傾向にありますが、これは日本の「SIMフリー義務化」と「コスパの悪さ」が原因です。
国際ローミングと比較すると格安だったレンタルWiFiですが、現地SIMやeSIMと比較すると価格はかなり高く、無制限が特徴だったものが価格を抑えるために1日500MBなどの容量制限版が主流になった事から一気に現地SIM、eSIMを利用するユーザーが増加してきました。
SIMロックで躓いていた方もSIMフリーになれば現地のSIM販売店のカウンターでAPN設定をしてもらう事で設定の手間がなくなり、価格も圧倒的にお得な現地SIMを購入する方が増えてきました。
ただ、現地SIMのデメリットの「旅行者がSIMを調達しにくい国」という存在もあり、そこがデメリットと言えます。
そんな中、新たに登場したeSIMサービスでは、WEBサイトやアプリから世界中のeSIMを購入することができるようになり、価格も現地SIMよりも安い場合も多く一気に旅行者に広まっていき、現在ではeSIMが海外旅行の際の定番の通信手段になりつつあります。
レンタルWiFiとeSIM比較
ではレンタルWiFiとeSIMの色々なポイントを比較していきましょう。
申込から利用開始
レンタルWiFi | eSIM |
△ | 〇 |
申し込み後、店舗などで受取と返却が必要 | WEBで購入し、設定もQRコードを読み込むだけ。 |
まずは、申し込みから利用開始までの流れですが、レンタルWiFiはどうしても端末の受取・返却の手間がかかるので、WEBで完結するeSIMの方が申し込みから利用開始までの流れはかなりスムーズに進みます。
利用料金
レンタルWiFi | eSIM |
△ | 〇 |
レンタル料金以外にも補償などのオプションが必要 | eSIM購入代金だけでOK!価格も安い。 |
次に利用料金ですが、レンタルWiFiを使った事がある方であれば、端末の補償やモバイルバッテリーの追加レンタル、そのたオプションなどの申し込みによりかなり高額になる場合が多いです。特に中長期の利用はeSIMが圧倒的にお得です。
商品ラインナップの豊富さ
レンタルWiFi | eSIM |
△ | 〇 |
海外旅行の主要な国以外のラインナップは弱め | サービスにもよるが世界のほとんどの国をカバーしている |
レンタルWiFiは未だ5G対応モデルを使っているところも少なく、国も対応周波数帯などの問題なのかeSIMと比較すると少ない、クラウドSIM搭載WiFiの場合には対応国は多いが、通信の安定性も考えるとeSIMの方が快適に利用できる国のラインナップが豊富。
対応端末の多さ
レンタルWiFi | eSIM |
〇 | △ |
WiFiが使える端末であればOK | eSIM対応端末でしか使えない |
レンタルWiFiが選ばれる理由のひとつでもあるのが、WiFiに対応しているスマホやタブレット、PCなど対応している端末が多いというメリットがあります。一方でeSIMはeSIM対応スマホでしか使えないので注意が必要です。
複数人での利用
レンタルWiFi | eSIM |
△ | △ |
無制限プランならOK | テザリングで接続可能 |
複数人での利用に関してはレンタルWiFiもeSIMもプランによります。複数人でシェアをする場合には高速データ通信無制限のプランなどを選ぶと良いでしょう。同じ無制限であればeSIMの方がコスパは良いです。
上記にて、レンタルWiFiとeSIMの比較をしてきましたが、どちらのサービスを利用するかは今使っているスマホがeSIM対応可どうかで決めると良いでしょう。
eSIM対応スマホならeSIMを、非対応なら現地SIMかWiFiという選び方で問題ないかと思います。
eSIMサービスは色々あるけどどう選ぶ?
現状、eSIMサービスはかなりの数があるので、いざeSIMを選ぶという際にどれを使うか迷ってしまうという方が多いと思います。
eSIMを選ぶ際ですが、基本的には通信品質とサポート、価格で選ぶと良いでしょう。
現状、利用者の多いeSIMは3社ほどあり、「TRAVeSIM」、「airalo」、「Holafly」のどれかを利用すればまず間違いないでしょう。
初めてのeSIMならTRAVeSIM
まずは、初めてeSIMを使うという方であれば、TRAVeSIMがオススメです。TRAVeSIMのオススメポイントは以下の通りです。
シンプルな商品ラインナップで迷わない
初めてeSIMを使う方は、色々な商品が並んでいると迷ってしまうという方が多いのではないでしょうか。TRAVeSIMの人気のパッケージはアジア30以上の国と地域で使えるアジアプランと世界140以上の国と地域で使えるグローバルプランの2種類とかなりシンプルなのでまずはこれから試すのがオススメです。
価格もお手頃でお試ししやすい
TRAVeSIMの価格ですが、人気のアジア30以上の国と地域で使えるアジアプランは1,980円、世界140以上の国と地域で使えるグローバルプランは3,980円と他のサービスと比較してお手頃な価格となっています。
日本語LINEサポートが安心
初めてeSIMを利用する方はサポートが心配という方も多いかもしれませんが、TRAVeSIMは電話またはLINEでの日本語サポートがあるため安心、特にLINEサポートはスクリーンショットなどで設定の確認が出来るのでかなり便利です。