TRAVeSIMを購入する

2024.07.28

香港・マカオ間の移動手段をご紹介!おススメはバス?フェリー?のどちらなのか。

香港旅行やマカオ旅行の際に、この2つを行き来するという方も多いのではないでしょうか。
折角の海外旅行、近いのでこの2つを両方行きたい!

今回はそんな方に向けて香港とマカオを結ぶ移動手段についてご紹介いたします。
これから香港、またはマカオに旅行に行くという方は是非参考にしてみてください。

香港↔マカオの移動手段は3パターン

香港からマカオへの移動手段は主に以下の4種類となります。

1.高速バス(港澳快線)
2.ターボジェットフェリー
3.飛行機
4.高鉄

上記の4種類の方法がありますが、高鉄に関しては中国を経由する形になるので、中国入国時のビザの事を考えると選択肢から外れます。
また、空港間の移動を考えると飛行機も選択肢から外れるでしょう。

なので基本的には1~2のいずれかの方法を利用するのが基本になります。
今回は1と2のそれぞれの移動手段に関して簡単にご紹介いたします。

1.高速バス(港澳快線)

「港澳快線」は香港とマカオを結ぶ高速バスサービスです。旅行者や地元の人々にとって便利な移動手段として利用されています。
 

港澳快線の基本情報

・運行ルート

香港とマカオを結ぶルートで運航しており、香港の市内(香港島や九龍)からマカオの市内まで運行しているので乗換不要で行き来することが出来ます。香港とマカオを結ぶ香港・珠海・マカオ大橋を利用するため、移動時間が比較的短く、便利です。

・運行時間

運行時間は早朝から深夜まで、日中に多くの便が運行されています。
具体的な運行時間は季節や曜日によって変わることがありますので、事前に公式ウェブサイトなどで確認するのが良いでしょう。

・所要時間

香港からマカオまでの所要時間は通常約1.5〜2時間程度です。
ただし、交通状況や出入境手続きの待ち時間によって変動することがあるのでご注意ください。

・料金

料金はバスのクラスや予約のタイミングによって異なります。
一般的には、エコノミークラスとビジネスクラスがありますが、片道180香港ドル/パタカで利用することが出来ます。
事前にオンラインで予約することで割引が適用されることもあるので、チェックしましょう!
 

港澳快線の利用方法

・チケットの購入

チケットはオンラインで事前予約することができます。公式ウェブサイトや旅行代理店のサイトで購入可能です。
バス停やバスターミナルでも当日チケットを購入できますが、特に繁忙期には希望の時間が取れない場合もあるので事前予約をおすすめします。

・乗車場所

香港側の乗車場所は、主に香港国際空港や市内の主要バスターミナル(例えば、九龍駅や香港島の主要駅)です。
マカオ側の乗車場所は、主にマカオ国際空港や市内の主要バスターミナルです。

・出入境手続き

香港とマカオ間を移動する際には、出入境手続きが必要です。パスポートが必要になります。
バスの運行ルートに出入境ポイントが含まれており、通常はバスを降りて手続きを行います。

・乗車手続き

乗車前にチケットと身分証明書(パスポートなど)を提示します。
荷物はバスのトランクに預けることができます。手荷物も車内に持ち込むことができます。

香港とマカオのバス停が利用できますが、特にマカオ内でのバス停が多く、人気のホテルに停車するので、宿泊予定がある人は最寄りまでの移動が楽になるのでオススメです!

まずはホテルで一息ついてから遊びに繰り出したい方、目的地が決まっていて、その近くに停車場があるよって方におすすめ出来ます。

≫ 港澳快線公式webサイト ≪

ターボジェットフェリー

ターボジェットフェリーは、香港とマカオ、および他の中国本土の都市を結ぶ高速フェリーサービスです。
旅行者やビジネス利用者にとって、香港からマカオへの移動手段として非常に人気があります。

以下にターボジェットフェリーの基本情報と利用方法について説明します。

ターボジェットフェリーの基本情報

・運行ルート

主なルートは香港とマカオを結びます。香港側の出発地は香港島の上環(Shun Tak Centre)と九龍の尖沙咀(China Ferry Terminal)です。
マカオ側の到着地はマカオ半島の外港フェリーターミナル(Outer Harbour Ferry Terminal)およびコタイ(Taipa Ferry Terminal)です。

・運行時間

フェリーは24時間運行していますが、便数は時間帯によって異なります。日中は15分から30分間隔で運行されており、夜間は便数が減少します。
所要時間は通常、香港からマカオまで約1時間程度です。

・料金

料金は座席クラスや曜日、時間帯によって異なります。通常、エコノミークラス、スーパークラス、VIPクラスがあります。エコノミークラスが最も安価で、VIPクラスは高額ですが、より快適なサービスが提供されます、事前にオンラインで予約すると割引が適用されることがあります。

ターボジェットフェリーの利用方法

チケットの購入

チケットはオンラインで事前に予約することができます。ターボジェットの公式ウェブサイトや旅行代理店のサイトから購入可能です。
フェリーターミナルのチケットカウンターでも当日チケットを購入できますが、特に繁忙期には事前予約をおすすめします。
料金は片道190香港ドル/パタカで先ほどのバスとあまり変わりません。

・乗船場所

香港側の乗船場所:上環(Shun Tak Centre)/ 尖沙咀(China Ferry Terminal)
マカオ側の乗船場所:外港フェリーターミナル(Outer Harbour Ferry Terminal) / コタイ(Taipa Ferry Terminal)

・出入境手続き

香港とマカオ間を移動する際には、出入境手続きが必要です。パスポートを持参してください。
フェリーターミナルで出入境手続きを行います。

・乗船手続き

乗船前にチケットと身分証明書(パスポートなど)を提示します。
手荷物は船内に持ち込むことができます。大きな荷物は追加料金を支払う必要がある場合も。

香港とマカオ間の移動時間が1番短いので、日帰りでマカオに行く人や遊ぶ時間を少しでも多くとりたい方におすすめ。
スピードは速いですが、そんなに揺れない(天気による)ので船の揺れがちょっとという人でも安心して乗ることが出来ます。

≫ ターボジェットフェリー公式webサイト≪

ターボジェットフェリーを利用してみた。

今回、香港からマカオまではターボジェットフェリーを利用してみましたので、簡単に流れをご紹介いたします。

香港での筆者の拠点は尖沙咀だったので、九龍エリアの「チャイナ・フェリーターミナル」からマカオの「タイパ・フェリーターミナル」の航路で利用してみました。

尖沙咀というと人気エリアなので、香港でこの周辺を拠点にしている方も多いと思います。
 

 


まずは「中港城」と書かれたビルを目指し、案内表示に従って出発ホールへ向かいます。
漢字の表記だと日本人の人は感覚的に分かるので、中華圏の旅行は意外に快適ですよね。


エスカレーターを上がったら回れ右してチケットブースへ向かいます。
直進すると待合スペースに着いてしまうので気を付けましょう。

まずはチケットブースで乗船チケットを購入します。



上記のようにカウンターがあり、そこで乗船チケット購入!

購入時にパスポートが必要かと思ったのですが、このときは提示不要でした。どちらにしてもパスポートが無いと出国できないので購入前に間違いなくパスポートがあるか確認しておきましょう。

支払い方法は以下が利用OKです!
・現金
・クレジットカード(VISA、Master、ユニオンペイ)

座席は全席指定ですが、チケット購入時は選べず、チケットの確認時にスタッフのお兄さんが座席番号が書かれたシールをチケットに貼ってくれます。

オンライン予約だと席も指定できるのでしょうか?
 

空港と同じように電光掲示板があり、英語と広東語(または北京語)で運行状況を確認できるので、出発までに余裕がありそうであれば、同じビル内の商業スペースでお買い物したり、お食事することも可能です。

出国ゲートでさらっと出国したら、前にいる人について行けば迷わず乗り場に行けます。
この日は日曜日でしたが、ほとんど並ぶことなくスッと出国できました。搭乗エリアには申し訳程度に免税店がありますが、立ち寄っている人はほとんど見かけませんでした。

セブンイレブンもあるのですが、お昼の時間帯にもかかわらずシャッターがおりていたので、途中で小腹空いちゃうという人は出国前に済ませるか、買ってきた方がいいかもです。
 

香港からマカオへ


長蛇の列を潜り抜けたらいよいよ乗船です。天気にもよりますが、波も穏やかなので乗り降りは安定していました。
飛行機よりも座席の感覚が広いので、少し大きめのカバンを持っていても当たらない!
 

※大きなスーツケースを持って乗り込む方は別の場所で預ける必要があるみたいです。

リクライニング可能なちょっとふかふかの座席に座っていたらいつの間にか出港してました。
窓側の席ではなく、中央側の席だったので海を眺めることはできなかったですが、フェリーの揺れで爆睡してました。
気が付いたらマカオの船着き場まであと少し、のところまで来てました。

約1時間の船旅はほとんど睡眠で終わってしまいましたが、快適な旅でした!
 

関連記事

≫ 香港・マカオ・深センを1枚のSIMで対応できる!アジア周遊にはTRAVeSIM!

≫ 【香港旅行】香港旅行の電圧・コンセントはどうなっている?日本の家電はそのまま使える?