アメリカへの旅行の際に忘れてはいけないのが「ESTA(エスタ)」です。
ESTA(エスタ)とは、Electronic System for Travel Authorization(電子渡航認証システム)の略で、ビザが不要な国からの旅行者がアメリカ合衆国への短期間の観光やビジネス目的の渡航をする場合に、事前にオンラインで渡航許可を得るためのシステムです。
日本人がアメリカを短期間の観光やビジネス目的の渡航をする場合はビザの取得が不要な代わりにこのESTA(エスタ)の申請が必要です。
今回はそんなESTA(エスタ)についてご紹介いたします。
ESTAの基本情報
では早速、ESTA(エスタ)の基本情報をご紹介いたします。
・ESTA(エスタ)はビザ免除プログラム
ESTAはビザ免除プログラムに参加している国の市民が対象で、日本も対象に入っています。このプログラムには38カ国以上が参加しており、日本を含むこれらの国の市民は、ビザなしでアメリカに最大90日間滞在することが可能です。
・ESTA(エスタ)が適用される渡航の目的は以下の通り
ESTAは観光、ビジネス、医療目的、または乗り継ぎのための渡航に限られています。
就労や長期滞在を目的とする場合、正式なビザが必要でなので注意が必要です。
・ESTA(エスタ)の申請はWEBサイトから行えます
・ESTAの申請はオンラインで行われ、パスポート情報、旅行の詳細、個人的な質問に回答する必要があります。
申請は渡航予定日の少なくとも72時間前に完了しておくことが推奨されています。
・ESTA(エスタ)の有効期間
ESTAの認証は承認されると2年間有効です(ただし、パスポートの有効期限がそれ以前に切れる場合は、パスポートの有効期限まで)。この期間内であれば、複数回アメリカに渡航することが可能ですが、1回の滞在は90日以内に限られます。
・ESTA(エスタ)は入国の保証ではない
ESTAの承認はアメリカへの入国を保証するものではありまなく、最終的な入国許可は、アメリカの空港や港での入国審査官の判断によるのでESTA(エスタ)の承認があっても入国できない場合もあります。
ESTA(エスタ)の基本的な情報としては上記の通りで、アメリカへの渡航の際に必要な手続きとなっております。
ESTAの申請は72時間前で良い?
ESTAの手続きはいオンラインで簡単に行うことが出来るのですが、時期によっては申請から結果が来るまで時間がかかる可能性があるので余裕をもって申請するのがおすすめです。
個人的には少なくとも2週間程度は余裕を持って申請すると良いと思います。
✔ ESTAの申請は直前である必要はない!
先ほども触れましたが、ESTAの認証は承認されると2年間有効なので、前もって申請することによるデメリットはほとんどありません。
ESTAの申請にはいくら必要?
2024年5月時点、ESTA(エスタ)の申請料金は、21ドルとなっております。
アメリカ国土安全保障省のウェブサイトにて簡単に申請を行うことが出来ます。代行業者などもありますが自分で出来ないような難しい手続きではないので、時間に余裕があるという方は自分でチャレンジしてみる事をお勧めします。
また、未就学児や乳幼児であってもアメリカに渡航する場合にはESTAの申請が必要なのでご家族でアメリカに渡航される際には全員分もれなく申請するようにしましょう。
ESTAは日本語で申請できる
ESTA(エスタ)公式WEBサイト(https://esta.cbp.dhs.gov/) を開くと上記の画像のページが開くのですが、言語設定でかなりの言語を選ぶことが出来、その中に日本語もあります。
日本語で申請手続きが出来るので、難易度は結構低めです。
自分の個人情報や、渡航情報、適格性情報などの入力を進めていき、最後に支払いを行って完了です。
情報の入力が完了したら、PayPal、デビットカード、クレジットカードなどお好きな方法で支払いを行って手続きは完了です。
申請が完了したら、あとは待つだけでが、WEBサイトでのステータス確認の際に、「パスポート情報」「生年月日」「ESTA申請番号」が必要なので申請番号は間違いないようにスクリーンショットや、写真に撮るようにしておきましょう。
ESTA申請時の注意事項
偽サイト/類似サイトにご注意ください!
ESTA申請の際は正式なウェブサイト(https://esta.cbp.dhs.gov/)を利用することが重要です。
類似の名称を使用したサイトで申し込むと申請に必要は21ドル以外に手数料を一緒に請求される可能性もあります。
アクセスしたWEBサイトのURLが上記の記載と同じ物かをチェックしておきましょう。
ESTA申請の手数料は返金されない。
この料金はESTAが承認されるかどうかに関わらず返金はされないのでご注意ください。
入力した情報に誤りがあると当然商品されずにお金だけ払う形になります。
氏名やパスポート情報、航空券の便名などしっかりと手元に資料がある状態で入力されると良いでしょう。
ESTA(エスタ)の承認が下りたらTRAVeSIMを買おう!
ESTA(エスタ)の承認が下りたら、アメリカでスマホを使うための通信手段の確保をしましょう!
通信手段は色々ありますが、お使いのスマホがeSIM対応であればTRAVeSIMがおすすめです!
アメリカで使えるTRAVeSIMの詳細は以下の記事にてご確認ください。
≫ アメリカ旅行の通信手段「レンタルWiFi?」「SIM?」「eSIM?」最適なのは簡単設定のTRAVeSIMで決まり!