海外旅行や海外出張でレンタルWiFiや国際ローミングなどの様々な通信手段を今まで使ってきた筆者が実際にタイ旅行でeSIMを使ってみて感じたeSIMについてを色々ご紹介できればと思います。
最近は海外旅行や海外出張でeSIMを使うという人が増えているというニュースや記事を見かける事が多くなってきました。
実際に日本で契約しているSIMカードもeSIMにしており、特に不便は感じていません。
ただ「eSIMが活躍するのは海外渡航時だ」という内容をよく見るので丁度タイ旅行のタイミングがあったので実際にeSIMを使ってみようと思いSIM選びから帰国までの一連の流れをご紹介しようと思います。
今回、私がeSIMを利用するのに利用した環境は以下の通りです。
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〇 利用したeSIM:TRAVeSIM(トラベシム)
eSIMを使うにはeSIMに対応したスマホが必要になるのですが、今回利用したiPhone SEの第2世代はeSIMに対応している旅行専用のスマホです。
皆さんもまずは自分の使っているスマホがeSIMに対応しているのかをチェックしてみて下さい。
タイで使うeSIMを選ぶ
今回、タイ旅行に行くにあたってどのeSIMを使うのかまず、色々なサービスを比較・検討してみました。
今回のタイ旅行のスケジュールは以下の通りです。
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〇 滞在期間:6泊7日
滞在先や渡航先によっては最適なSIMカードも変わってくると思いますが、今回の滞在期間を考えると収まります。
また、複数ヵ国を利用する方はアジアを周遊する際にも使えるTRAVeSIM1枚で周遊できるので便利です。
TRAVeSIMアジアプランのサービス概要
TRAVeSIMは簡単に公式WEBサイトからeSIMを購入できるサービスで、商品の中で人気なのがアジア30の国と地域を周遊できる「TRAVeSIMアジアプラン」と世界140の国と地域で使える「TRAVeSIMグローバルプラン」です。
今回はTRAVeSIMアジアプランを購入したのですが、以下の国と地域で利用出来るのでアジアの人気の旅行先をカバーしています。
アジアプランは以下の地域で利用できます。
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日本 | タイ | オマーン |
韓国 | シンガポール | カタール |
中国 | マレーシア | バーレーン |
香港 | インドネシア | ヨルダン |
台湾 | ベトナム | ジョージア |
マカオ | ラオス | ウズベキスタン |
インド | カンボジア | パレスチナ |
スリランカ | フィリピン | クウェート |
バングラデシュ | ブルネイ | オーストラリア |
パキスタン | カザフスタン | グアム |
ネパール | モンゴル | *34の国と地域 |
ブータン | イスラエル |
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アジアプランですが、今回目的のタイではもちろん、タイ周辺の国もかなりの数入っているのでアジアを周遊する方や、少しタイ以外の国に出るという方にもかなりオススメです!
料金プランも一つのプランでシンプル、海外旅行でインターネットを使うデータ容量としては十分だと思います。
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利用可能日数 | 高速データ容量 | 高速データ超過後 |
8日間 | 6GB | 低速で利用可能 |
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パッケージの高速データ6GBと8日間はほとんどの方の海外旅行で問題ないと思いますが、もう少し長期で使いたいという方は、複数枚購入してカバーすることも可能です。
価格は非課税で1,980円と今までレンタルWiFiを借りていた金額を考えるとかなりお得です!
TRAVeSIMを買って、開通作業を行う!
まず、購入までの流れですがTRAVeSIM公式WEBサイトにアクセスして渡航先で「タイ」と選択すると、TRAVeSIMアジアプランが表示されるので、ながれに沿って電話番号のSMS認証、購入者情報入力、カード決済へと進みました。
カード決済が完了するとすぐに入力したメールアドレス宛に「設定用QRコード」が届きました。
注意点として、携帯のキャリアメールだとメースが届かないと思うのでGmailやYahooメールなどを使うと良さそうです。
また、設定用QRコードのデータはPDFファイルで届くのですが、Androidスマホを使っている人は印刷するか他の画面に映して読み取れるように、iPhoneユーザーはスクリーンショットを作成しておくと設定時にスムーズに出来そうです。
尚、設定時にはWiFi環境が必要なので、日数に余裕がある場合には8日間の有効期限と、自分の利用したい期間を考えて開通する(QRコードを読み込む)タイミングを計算してみてください。
今回は7日間の滞在でパッケージの有効期限が8日間という事で前日に自宅で設定を行いました。
開通作業は自分のiPhoneの設定からeSIMを追加を選択してQRコードを読み込むだけとかなり簡単でした。
設定方法は公式WEBサイトの「利用方法」を見るとかなり分かりやすかったです。
TRAVeSIMを持って、バンコクに到着!
バンコクのスワンナプーム国際空港に到着!
スマホのデータ通信の項目を「主回線」から、今回登録した「TRAVeSIM」に変更してみるとすぐにデータ通信が使えるようになり、かなりスムーズでした。
今回は特にトラブルはありませんでしたが、万が一の際には公式LINEサポートがあるので、使えない場合には問合せてみると良いと思います。問合せする可能性があるかな?とおもい事前に登録していましたが特に今回は利用することが無かったです。
空港のタクシー乗り場に移動してタクシーで街中へ!
尚、タイではTRAVeSIMアジアプランを使って5G通信が出来ました、ただ5G通信になると通信量が増えるイメージが合ったので、今回の旅行中は通信速度の設定を4Gに変更して利用しました。
4GでもGoogleMAPやWEB検索を使うのはかなりサクサク快適でした!
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– レンタルWiFiのように受取・返却が無いので快適
– 現地でSIMを調達する時にようにSIM購入カウンターに行かなくて良いので快適
– 価格も安いのでお得
ここまでは今まで使っていたレンタルWiFiや現地SIMと比べてマイナスなポイントは特に感じませんでした。
TRAVeSIMを持って、街中をブラブラ!
バンコクのホテルに到着して、荷物を置いてから街中をブラブラと観光してみました。
簡単にタイ到着初日の流れをご紹介いたします。今回は大阪発のエアアジア便でタイへ向かったのでホテルに到着したのは夕方頃でした。
16:00 – ホテル到着・チェックイン (アソーク駅周辺)
17:00 – アソークのヘルスランドでマッサージ
18:30 – ラマ9駅にあるナイトマーケット、JODD FAIRSでショッピング
20:00 – アソークのローカルタイ料理、スダーレストランで晩ご飯
21:00 – ホテルに戻って就寝
初日は移動の疲れもあったので早めの就寝となりました。
尚、TRAVeSIMアジアプランは高速データの残量をUSSDコードを発信画面から発信することで確認できるのですが、5.7GBと1日で300MB程度使っていました。
特に移動中Youtubeなどを見なければこのくらいのは収まるようですね、ホテルのWiFiも快適だったのでホテル滞在中はホテルWiFiを使って色々と次の日の調べ物をしてました!
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– 外出している間スマホ1台でOK!
– 通信速度も問題なし!
レンタルWiFiを使っている場合には、レンタルWiFiのバッテリー残量が結構気になるのと、充電するための物も持ち運んだりと結構荷物が多いのですが、TRAVeSIMの場合にはスマホ1台で大丈夫なのが楽でした。
TRAVeSIMを持って、バンコク最終日!
今回は初めてのTRAVeSIMの利用となりましたが、初日から特に困ることなく、少し動画サービスは使わないように意識はしましたが、普段スマホを使っている時と変わらずにスマホを快適に使えました。
最終日がスタートする時点でデータ残量は1.7GBとここまでに大体4.3GBを利用したという結果に。
外でかなり地図アプリや検索、SNSを使ったのでもとギリギリになるかなと思ったのですが、動画サービスを使わなければ8日間で高速データを使い切ることはないかもしれないと思いました。
タクシーでスワンナプーム国際空港まで移動して最後の最後まで快適に使う事が出来ました!
今回初めてのeSIM、初めてのTRAVeSIMとなりましたが、かなり快適でした!次の海外旅行もこれを使ってみようと思います。
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– 動画を見なければ意外に6GBは大容量!
– 返却も不要、日本に帰ったら削除するだけ!
海外旅行で快適にスマホを使う方法は色々ありますが、手軽で快適な方法としてeSIMはかなり良いなと感じたタイ旅行となりました。
その中でもTRAVeSIMはeSIMデビューに最適な商品だと思います。
今までeSIMを使った事が無い人も是非、次の旅行ではTRAVeSIMでeSIMデビューを!